仏パリで写真撮影に応じる中国人亡命作家の廖亦武氏(2019年4月2日撮影)。(c)AFP/Lionel BONAVENTURE 【4月6日 AFP】中国・北京の天安門広場(Tiananmen Square)で1989年に起きた「天安門事件」をテーマに「大虐殺(Massacre)」と題した詩を発表して投獄された、詩人で作家の廖亦武(Liao Yiwu)氏(60)が5日、AFPのインタビューに応じ、祖国・中国は「世界全体にとって脅威」であるため、分裂する方が人類のためになるとの考えを語った。 反体制派の作家として、「中国のアレクサンドル・ソルジェニーツィン(Alexander Solzhenitsyn)」の異名を取る廖氏は、自分の夢は中国が「10ほどの国々に分裂」することだと語り、「今日の中国は、世界全体にとって脅威になっているからだ」と説明した。 フランスで刊行された廖氏の最新作「銃弾とアヘ