タグ

生物と化学に関するkamei_rioのブックマーク (21)

  • 光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す

    植物のタンパク質にレーザーで刺激を与え、その結果起こるプロセスをX線で捉えることによって、科学者らは光合成反応に未知の段階が存在することを発見した。画像はX線で透視したハグマノキの葉。(IMAGE BY NICK VEASEY, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 光合成は地球の生命にとって不可欠だ。生態系の基礎をになう植物は、これによって自らの栄養を得ている。しかし、光合成がどのような仕組みで行われているのかについては、まだ正確にはわかっていない。 今回、ふたつの新たな実験によって、光合成の中でも特に難しい反応のひとつである水の分解における謎の一端が明らかになった。 水の分子が分解されると、酸素が空気中に放出される。「われわれ全員が依存している、あらゆる高等生物にとって不可欠な酸素は、まさに光合成の副産物なのです」と語るのは、米ローレンス・バークレー国立研究所の化学者で、ひとつ

    光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/05/19
    "植物のタンパク質にレーザーで刺激を与え、その結果起こるプロセスをX線で捉えることによって、科学者らは光合成反応に未知の段階が存在することを発見" 最大の疑問の先に未知の段階が
  • 生物の先祖はどうやって増殖する能力を得たのか 100年前の仮説を広島大が初解明

    広島大学の研究チームは9月24日、生物の先祖がどのように増殖する能力を得たのかを実験を通して解明したと発表した。太古の地球で原子生物につながったとされる分子の集合体が増殖する過程を初めて解明したという。 生命の始まりを論ずる仮説に「化学進化」がある。これは、単純な小さい分子から複雑で大きな分子ができ、それらが集まって増殖する分子集合体になり、生命誕生の出発点になったとするもの。ロシアの生化学者であるオパーリンが1920年代に提唱し、高校の生物の教科書でも紹介されている。 現在まで、この仮説を実証する研究が進められてきたが、小さな分子から増殖する分子集合体がどのように作られたのかは約100年間解明できず、「化学と生物学の溝」となっていたという。 この謎を解明するため、研究チームが注目したのは環境の違いであった。これまでの研究では、小分子から高分子を作る環境は高温・高圧で、高分子から分子集合体

    生物の先祖はどうやって増殖する能力を得たのか 100年前の仮説を広島大が初解明
    kamei_rio
    kamei_rio 2021/09/28
    "同じ温度と圧力下で、高分子の形成と分子集合体形成を行った。" "小分子を添加し続けると、液滴は何度も成長と分裂を繰り返し、増殖した。" という話
  • TechCrunch | Startup and Technology News

    Most founders don't know they're on the wrong track until it's too late. Building a startup requires a high degree of confidence — and for some, denial.

    TechCrunch | Startup and Technology News
    kamei_rio
    kamei_rio 2015/03/18
    これは天然クラスタ的には人工物になるのだろうか
  • サンシャイン水族館「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)」に行ってきた: たゆたえども沈まず-有機化学あれこれ-

    なんか毎年夏あたりに『○○展行ってきた』なこと書いてる気がしますが(なお2年前は元素のふしぎ展、去年はダイオウイカの深海展)、今回はサンシャイン水族館で7月12日から始まった特別展示、その名も 毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展) をそこに展示していた生き物(の一部)の写真を毒の構造式(+その毒を持つ展示生物)とともにレポートします。 毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどくてん)~毒を持つ生き物~ 2014年7月12日(土)~9月28日(日) 10:00~20:00 [サンシャイン水族館] 中身としては水族館なので基水槽の中に色々飼ってるのを展示してるわけですが、魚だけではありません、両生類、爬虫類、昆虫、哺乳類と様々な毒持ちの方々もいたりします。そしてそれらの毒成分が何であるか、とかその強度をLD50値を基準にレベル分けして表示してあるので意外と化学寄り。とはいっても構造式は書いてありませんけど

    サンシャイン水族館「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)」に行ってきた: たゆたえども沈まず-有機化学あれこれ-
    kamei_rio
    kamei_rio 2014/07/19
    「毒性の強さもさることながら、非タンパク・ペプチドの超巨大分子であることも特徴」そういう観点もあるのか
  • 人工DNAを複製可能な生物ができた! | Chem-Station (ケムステ)

    先日の「つぶやき」で、ポリメラーゼで高精度複製可能な人工DNA塩基対の創製と、天然を凌駕する人工核酸アプタマーの創製に関する研究をご紹介しました。いずれも『DNA塩基の種類を増やすことで、自然界に無い機能拡張を行える』という仮説に端を発した取り組みです。 とはいえ、これらのお話は全て試験管内(in vitro)で行われたもの。次なる目標は、いよいよ生命体内部(in vivo)で人工DNAの複製を行わせることにあります。 このたび米国スクリプス研究所・Romesberg率いる研究チームが、人工塩基対含有DNAを複製可能とする大腸菌の創製に成功し、見事Nature掲載の栄誉を獲得しました[1]。 世界最先端で繰り広げられる競争 以前紹介した平尾グループと今回の主役・Romesbergグループは、いずれも高性能な人工塩基対を独自開発しています。 Romesbergらの開発したd5SICS-dNa

  • 「生命誕生」科学史上最大の謎が今解き明かされようとしている!(中沢 弘基)

    ──『生命誕生』と書名にあるとおり、作は生命の起源に迫った刺激的な作品ですね。このような壮大なテーマの研究を始めた動機についてお聞かせください。 中沢:動機といえるものではありませんが、きっかけは青年期に抱いた“生命の起源"への疑問だったかも知れません。直接的な契機となったのは、勤務先の研究所に、一組織を立ち上げる機会を得たことでした。 研究所というのは以前の無機材質研究所(現、物質・材料研究機構)のことです。特定の無機物質の性質を詳細に研究して新しい素材を創出することを任務とする国立研究所で、15の研究グループで組織されていました。 例えば「炭化ケイ素(SiC)グループ」とか「ダイアモンド(C)グループ」とかで、それぞれは5年間の期限付きで研究して、5年経つと報告書を作って解散します。再編成される新しい研究グループのテーマは所内に公募され、所員であれば誰でも提案できました。新テーマは、

    「生命誕生」科学史上最大の謎が今解き明かされようとしている!(中沢 弘基)
    kamei_rio
    kamei_rio 2014/05/17
    なかなか興味深いことを言ってる、ように思えるがどうなんだろうか / エントロピーのくだりが微妙
  • 新たな「DNAアルファベット」、米チームが作成に成功 英科学誌

    【5月9日 AFP】生命の設計図であるDNAを構成し、アルファベットで示される「塩基」に、人工的に作り出した2種を追加することに、世界で初めて成功したとの研究論文が、7日に英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された。 研究チームは、自然界に存在しない人工塩基が組み込まれたまま、DNAを複製することのできるバクテリアを、遺伝子操作で作り出したという。 研究チームによると、数億年にわたって存在し続けたDNAの塩基を人の介入で拡張できることを示すのがこの実験の目標。これは、革命的な新薬の開発やナノテクノロジー技術革新への第一歩となるという。 ■自然界の塩基対は2種のみ DNAは生命をつくり、維持するための遺伝情報を持った物質で、細胞内に2の鎖として二重らせん構造で存在している。 この2の鎖は「ファスナー」のように結合されているが、この結合部分は塩基の対によってかみ合っている。 アデニン

    新たな「DNAアルファベット」、米チームが作成に成功 英科学誌
    kamei_rio
    kamei_rio 2014/05/10
    エイリアンDNAよりこっちの表現がいい
  • 「エイリアンDNA」、開発に成功。人工生命体も可能に?

    自然界に存在しない遺伝子情報を生命体に書き込む。 15年間の研究の結果、人工のDNA素材を含む生きた細胞を作る実験が世界で初めて成功しました。これによって、オンデマンドで新薬を作ることや、全く新しい生命体を創造することも可能になる、そんな夢のような世界が一歩近づきたってことでしょうか。 地球上の生命体はつねに4つのDNAパーツ(ヌクレオチド)からできていて、それらはA、T、C、Gという4つの文字で表現されています。が、今回の実験ではそこに新たなふたつのパーツ、「d5SICS」と「dNaM」を追加することに成功したんです。 「我々が手に入れたのは、従来より多くの遺伝子情報を保持できる細胞です」こう語るのは、15年間研究を率いてきたFloyd Romesberg氏です。彼は実験で、自然のDNAパーツに人工パーツを追加した人工DNAを作り出し、それを微生物に対し副作用を起こすことなく組み込みまし

    kamei_rio
    kamei_rio 2014/05/10
    A、T、C、Gに加えて人工の素材であるd5SICSとdNaMを加えた細胞を作ったと。追加した情報を活用できるかは別の話
  • 日本分子生物学会キャラクターデザイン 候補作品一覧 - 日本分子生物学会

    DNAをモチーフにしたキャラクターです。 耳の部分を二重らせんに見立て、赤と青の部分は塩基対をイメージしています。 「中高生に親しみやすい」ということを重視し、比較的シンプルで愛嬌があるようなデザインにしました。 図1は正面からでおきしくんを見た図、図2は後ろ姿と横からみた姿を示しています。また、図2の右では挿絵を想定したでおきしくんのイメージ図を描きました。 キャラクターの設定は、マイペースで何事にも動じない性格で、何を考えているかわからない部分がある。と定めました。

    日本分子生物学会キャラクターデザイン 候補作品一覧 - 日本分子生物学会
    kamei_rio
    kamei_rio 2014/04/25
    どいつもこいつも業が深そうで何より
  • 葉緑体にナノ粒子を移植し、光合成能力を強化

    kamei_rio
    kamei_rio 2014/03/27
    【カーボンナノチューブは、「植物の光合成システムを活性化させる光の波長域」を拡大する】スーパー植物ときたか
  • 化石研究と発生学を駆使して生物進化をひもとく古生物学者 | 理化学研究所

    理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)に、化石の研究と発生学の実験を駆使して生物進化の謎を解き明かそうとしている研究者がいる。形態進化研究グループの平沢達矢 研究員だ。2013年には、横隔膜が、これまで提唱されていた舌や体壁の筋肉ではなく、肩の筋肉から進化したという新しいシナリオを発表(図)。化石種も含めた動物の骨格や神経に関する比較解剖学と、胚発生における細胞の移動に関する研究によって得られた成果だ。もともとの専門は古脊椎動物学。発生学の実験手法は2010年にCDBに来てから学んだ。「理研で化石の研究をしているのは、私だけではないでしょうか」と笑う。休日は街に出て服を見て回る。「古着が好き。化石好きの延長かな。古着は、ボタンやジッパーで年代を同定できるんですよ」。そんな平沢研究員の素顔に迫る。 平沢達矢 研究員 発生・再生科学総合研究センター 形態進化研究グループ 1981年、東京

    化石研究と発生学を駆使して生物進化をひもとく古生物学者 | 理化学研究所
  • Engadget | Technology News & Reviews

    Pick up the 9th-gen iPad with two years of AppleCare+ for only $298

    Engadget | Technology News & Reviews
    kamei_rio
    kamei_rio 2014/02/05
    体液中の糖をエネルギーに変えるので、いつもより食べ続けていれば生きていける
  • 京大、120年来の謎だった水の界面で起こる「フェントン反応」の機構を解明

    京都大学は1月6日、北海道大学(北大)、米カリフォルニア工科大学などとの共同研究により、気液界面に存在する化学種を選択的に検出可能な新しい実験手法を用いて、発見から120年以上にわたって未解明だった水の界面で起こる「フェントン反応」におけるメカニズムの解明に成功したと発表した。 成果は、京大 白眉センターの江波進一特定准教授、北大 環境科学院の坂陽介博士研究員(日学術振興会PD)、カリフォルニア工科大のAgustin J. Colussi客員研究員らの国際共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、米国東部時間2013年12月30日付けで米科学雑誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」オンライン版に掲載された。 二価の鉄イオンと過酸化水素の反応である[Fe(II)+H2O2]はフェントン反応と呼ばれ、大気化学、生化学、グリーンケミストリーなど、さまざまな分野で重要な役割を果たしている(

    京大、120年来の謎だった水の界面で起こる「フェントン反応」の機構を解明
    kamei_rio
    kamei_rio 2014/01/12
    「二価の鉄イオンと過酸化水素の反応」のことらしい。全然知らなかった
  • 史上最強の致死性物質見つかる。悪用の懸念から最高機密扱い

    史上最強の致死性物質見つかる。悪用の懸念から最高機密扱い2013.10.16 21:0024,083 satomi 研究者らがこのほど発見した新種のボツリヌス毒素が、どうやら史上最強の致死性物質であるらしいことが判明。まだ抗毒素が見つかっていないためセキュリティ上の懸念から、具体的な遺伝子配列を記した論文は発表を当面差し控えるという学会始まって以来の異常事態となっています。 史上最悪って、具体的にどの程度の致死性なのか?…ですが、これが半端ないのです。 ・2ナノグラム(10億分の2グラム)*注入しただけで成人を死に至らしめる。 ・13ナノグラム(10億分の13グラム)*吸入しただけで成人を死に至らしめる。 ・スプーン1杯ぶん混ぜただけで全市の水供給が壊滅的打撃。 ひ~。この猛毒の出元はボツリヌス菌(Clostridium botulinum、市販のボトックスもこの一種)という細菌です。毒が

    史上最強の致死性物質見つかる。悪用の懸念から最高機密扱い
    kamei_rio
    kamei_rio 2013/10/17
    「まだ抗毒素が見つかっていないためセキュリティ上の懸念から、具体的な遺伝子配列を記した論文は発表を当面差し控える」
  • ノーベル生理学・医学賞、発表!~あなたの中の小さな町のお話~ | 科学コミュニケーターブログ

    Tweet こんにちは、科学コミュニケーターの濱です。 待ちに待ったノーベル生理学・医学賞受賞者発表が行われました! 今年はJames E. Rothman博士、Randy W. Schekman博士、 Thomas C. Südhof博士となりました! うーん、予想していなかったところへやってきましたね~。 今年の受賞のテーマは『細胞内膜輸送』です! ◇細胞内膜輸送とは 私たちの体は60兆個ほどの小さな小さな細胞が集まってできています。なんとその一粒の大きさは1/100ミリ程度。しかし、目には見えないほど小さな細胞の中にはまるでひとつの町であるかのように、さまざまな建物があって、それぞれがかかわりながら、町として機能しています。 それではさっそく“細胞町”の中を見てみましょう。 中心には核と言われる丸い塊が見えます。ここには私たちの設計図であるDNAがしまわれています。とっても大事な設計

    kamei_rio
    kamei_rio 2013/10/08
    細胞内膜輸送とな
  • 海外FXボーナスおすすめ比較17選!日本人に人気のFX業者一覧を紹介【2024年1月徹底調査】

    海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)を徹底的に研究した上で、おすすめ比較ランキングにまとめてみました。日人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX業者で口座

    kamei_rio
    kamei_rio 2013/09/12
    「(パンダの腸内の)細菌は、(バイオエタノールの原材料となる)バイオマスの分解にきわめて適している可能性がある」確かにすげー笹食ってる
  • ハニートラップに対抗する薬が発見される? | Chem-Station (ケムステ)

    スパイと言えば007ですよね。イケメンのスパイと美女が欠かせません。ジェームスボンドは謎の美女に手痛い目にあわされることが多いです。そう、実はその謎の美女は敵方のスパイだったなんていう展開はある意味でお約束となっています。 ボンドでなくても、世の殿方はおしなべて美女には弱いのがサガというもの。麗らかな女性に言葉巧みに言い寄られたら、ついつい秘密をしゃべってしまったり、大事な商談に失敗してしまったり、そうハニートラップに引っかかってしまうのです。 今回のポストではなんとそのハニートラップに引っかからなくなる魔法の薬(?)が発見されたという報告について紹介します。早稲田大学の渡部幹博士と九州大学の加藤隆弘博士らの研究です。 Minocycline, a microglial inhibitor, reduces ‘honey trap’ risk in human economic excha

    kamei_rio
    kamei_rio 2013/05/14
    タイトルはさておき、女性に投与して男性を評価する実験もお願いしたい
  • 無機物が生命に変わる瞬間、解明につながる発見 - 英研究者

    英リーズ大学の研究者Terry Kee氏ら研究チームは、生命発生のメカニズムを説明することにつながる可能がある発見をしたと「Power behind primordial soup discovered」において伝えた。初期の地球において隕石の飛来およびそこから得られる無機物が、生命発生において何らかのファクターになっていることは広くコンセンサスがとれているが、具体的にどのようなプロセスをたどって無機物が初期の生命へなったのか、その詳しい過程はまだ明らかになっていない。Terry Kee氏らの発見は、こうした初期段階におけるプロセスを解明する鍵になる可能性がある。 人間を含め、生物は体内でエネルギーを利用するためにアデノシン三リン酸(ATP)を使用している。アデノシン三リン酸は、いわば最小単位のバッテリーのようなもので、エネルギーの蓄積または放出を担っている。そうした反応には複雑な酵素が必

    kamei_rio
    kamei_rio 2013/04/16
    隕石の成分を使って「初期の地球に相当すると見られる環境を再現。結果、ピロリン酸塩のもっと単純な形の化合物が存在していることを発見」したらしい
  • 制約を克服するシャコパンチのデザイン - katsumushiの日記

    動物の仕組みを支配する法則を考えるとき、現在の生物学はどちらかというと化学的世界が中心です。たとえば、DNAやRNA、タンパク質、酵素、酸素、水や塩などなど。一方、物理法則も当然重要です。反応、拡散速度や熱伝導の速さ、力や運動量の伝達、構造物の強さや柔らかさ、運動力学などなどがいろいろ決めてるわけす。 いずれにしても、生物学としては化学的制約と物理的制約をどのようなデザインで利用してきているか、と考えるのが面白い。 シャコパンチ研究でも、超強力パンチの打撃に耐えるウデ(付属肢)の材料化学的な側面と同時に、物理法則との関わりのほうの仕事があります。現ラボがやってきているのは主に物理のほう。外骨格のバネ、パワーを増幅するリンケージ、流体の中での高速運動で生じるキャビテーションです。 外骨格のバネといいましたが、あのパンチの速さは、筋肉が出せる速度を超えています。どうやっているかというと、弓やア

    制約を克服するシャコパンチのデザイン - katsumushiの日記
    kamei_rio
    kamei_rio 2013/02/25
    「生物学としては化学的制約と物理的制約をどのようなデザインで克服してきているか、と考えるのが面白い」
  • 【速報】2012年ノーベル化学賞発表!!「Gタンパク質共役受容体に関する研究」 | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 【速報】2012年ノーベル化学賞発表!!「Gタンパク質共役受容体に関する研究」 2012/10/10 一般的な話題, 化学者のつぶやき 投稿者: cosine ケムステでも大々的にFacebook連動予想企画を行ってきました化学賞、またもや見事に外しました・・・がっくし。栄えある受賞者は両者とも米国の研究者で、デューク大学のRobert J. Lefkowitz (ロバート・レフコビッツ)教授とスタンフォード大学のBrian K. Kobilka (ブライアン・コビルカ)教授の2人です。 うーん、当てるのはほんとうに難しいですね・・・特に生化学系のものとなると、専門外になってくることもあり、どうにも予想しにくいという。 しかし今年の受賞対象となったのは、「Gタンパク質共役受容体(G protein-coupled recepter, GPCR)」に関する研究について。 筆者の

    kamei_rio
    kamei_rio 2012/10/11
    「実に既存の医薬品の約半数もが、何らかの形でGPCRの機能に影響を及ぼす形で薬理作用を示す」