クマノミと宿主のイソギンチャク。遠隔から写真や動画を撮影するテクニックを活用すれば、この写真のように、警戒心を解いた自然な姿を捉えることが可能になる。(PHOTOGRAPH BY JENNIFER HAYES) ナショナル ジオグラフィックが掲載したベスト動物写真 2023年版 ナショジオの写真家が教える人物を撮るコツ 写真6点
クマノミと宿主のイソギンチャク。遠隔から写真や動画を撮影するテクニックを活用すれば、この写真のように、警戒心を解いた自然な姿を捉えることが可能になる。(PHOTOGRAPH BY JENNIFER HAYES) ナショナル ジオグラフィックが掲載したベスト動物写真 2023年版 ナショジオの写真家が教える人物を撮るコツ 写真6点
米カリフォルニアのモントレー湾沖で、ケルプ(コンブ属の大形の海藻)の陰から顔を覗かせる好奇心旺盛なラッコの子ども。毛皮目当ての乱獲により、ラッコは20世紀初頭には絶滅の危機に瀕していたが、保護活動のかいあって個体数は増加している。しかし、『ナショナル ジオグラフィック』2月号の記事「戻ってきたラッコ」によると、ラッコのおとなは1日に体重の4分の1に相当する量の貝類を食べるため、個体数の回復とともに採貝漁師との緊張が高まっているという。写真は米国魚類野生生物局からの許可37946Dに基づいて撮影された。(PHOTOGRAPH BY RALPH PACE) ナショジオの写真家が教える夜景を撮るコツ 写真7点 ナショジオの写真家が教える水中写真を撮るコツ 写真8点
極寒の海で繰り広げられる捕食者と獲物の駆け引き。動物の母と子の安らぎのひととき。英国のロンドン自然史博物館が主催する野生生物写真コンテスト「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」では、世界中の一流の写真家たちによる傑作が披露される。 シャチの群れが氷に向かって突進し、波を立ててアザラシを海に落とすという特殊な方法で狩りをしている様子。ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー、バーティー・グレゴリー氏が撮影した。気温の上昇によって氷床の融解が進み、アザラシが陸地で過ごす時間が増えているため、今後、こうした狩りの方法は見られなくなるかもしれない。(PHOTOGRAPH BY BERTIE GREGORY, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR) 参考記事:バーティー・グレゴリー氏撮影「【動画】シャチのアザラシ狩りになんとクジラが乱入、なぜ?
旧Twitter上でマルチコピー機に魚をコピーしないよう警告する張り紙が貼られていたことが話題となっている。詳細に関する旧ツイートはないが、過去に本物の魚拓をコピー機で取った人物でもいるのだろうか。ちなみにこうした魚拓をデジタルで取る方法は存在しているそうだ。Il Pescariaの記事では、昔は墨や和紙を使って作成されていた魚拓をスマホで魚の写真を撮るだけで簡単に作成できる以下のデジタル魚拓サービス4種類を紹介している(にゃモンモさんのポスト(旧ツイート)、Il Pescaria)。 1.Re:Fish(リフィッシュ) カッコイイデザインと1980円からのリーズナブルな料金で人気 水をはじく素材やタペストリーなども選択可能 ルアーやタックルなどのデザインも追加料金で含むことができる 2.魚墨(ぎょぼく) 和紙や墨に近い質感を持つ 隠れた部分や閉じたひれを修正してくれる 額縁などのオプショ
カマバチの一種(セイボウ上科:カマバチ科)のメス Dryinid wasp (Chrysidoidea: Dryinidae), female 葉の下、茎の部分で休んでいるところ。 体長:7 mm 撮影地:コスタリカのモンテベルデ、標高1500 m 今年のコスタリカのモンテベルデは、1カ月ほど遅めに雨季に入った。途端に生きものたちが活発に動き始める。 さて、今年の3月末、野外調査中、長いカーボンの枝切り竿が電線に接触してしまい、15万ボルトもの電流が体を突き抜けていき、自分は一度死んで蘇った。特殊な火傷を負ったが、引き続き同じ人生を歩み続けている。不便はつきものだけど、幸いにも日本からの二人の若者、FumiさんとToshiくんに日常生活のことも含め調査など手助けをしてもらっている。 その二人がなぜか最近、滅多にお目にかかれないカマバチという小さな寄生バチを1種ずつ見つけてくれた。カマバチの
日本固有種のアカヤマドリ(Syrmaticus soemmerringii soemmerringii)のオス、個人コレクション。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC, PHOTO ARK) 数十億匹のガを食べに4000m級の山に登るクマたち、米国ロッキー山脈 写真12点 「忘れられた孤独なパンダ」、メキシコの最後の生き残り 写真14点 私たちにとてもなじみ深い家禽(かきん)のニワトリ、ウズラ、シチメンチョウなどは、肉や卵を利用するために、古くから人間が飼育してきた地上性の鳥たちだ。 しかし、そうしたキジの仲間の多くは、ありふれた家禽ではない。華やかな色合いのクジャクや色あざやかなキジ、しゃれた羽のウズラ、そのほかにも多くの種が、森や草原で際立った姿を見せてくれる。一般に、キジの仲間のオスは、あざやかな色合いや、立派な肉垂(にくす
「ナショナル ジオグラフィック」2022年12月号の特別編集版「写真が記録した1年(PICTURES of the YEAR)」と連動した公募制の写真コンテスト。粘り強さと忍耐力で大賞を獲得したカルティク・スブラマニアム氏の写真と、佳作に選ばれた9点を紹介する。 「サケのいるところ、混乱ありです」。米アラスカ州チルカットハクトウワシ保護区の海岸付近で野営をしながら、カルティク・スブラマニアム氏は、この言葉をモットーにシャッターチャンスを待っていた。 一週間の撮影旅行の最終日、フェリーの出航が数時間後に迫る中、スブラマニアム氏は、サケの狩場周辺を飛び回るハクトウワシを眺めながら粘っていた。アラスカ州ヘインズはふたつの入り江に挟まれた細長い土地の南端に位置しており、毎年秋には、サケの遡上に合わせてここに約3000羽のハクトウワシが集まり、世界最大の集団を形成する。 スブラマニアム氏は、数羽がと
米国テキサス州の南部では、地面の下に花粉をため込んだ小さなハチの巣が見つかる。英語で「カクタスビー(cactus bee)」と呼ばれるミツバチの仲間の巣だ。この巣から、まずオスたちが地上に出てくる。その後、メスが巣から頭を出した途端、待機していたオスたちが一斉に群がる。 メスをめぐって、ひとかたまりになって転げまわるハチの集団は、「なかなか見られない光景です」と話すのは、米国のフォトジャーナリストで、ナショナル ジオグラフィックにも定期的に写真を提供しているカリーヌ ・アイグナー氏だ。(参考記事:カリーヌ・アイグナー氏が撮影「ボブキャット:滅多に姿を見せない野生ネコ家族と過ごした夏 写真12点」) 2021年春にアイグナー氏が撮影したこのハチの写真が、ロンドン自然史博物館による世界最高峰の野生生物写真コンテスト「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の2022年最優秀作品に選
春といえば昆虫たちがうごめく季節。そんな昆虫たちのなかには、敵の目を欺く能力を持つ、すごい仲間がいる。本物の葉っぱと見分けがつかなかったり思わず笑ってしまうもの、昆虫学者が驚愕したものまで、いろんな擬態昆虫をご紹介!
家族に囲まれ、水中を滑るように泳ぐベルーガ(シロイルカ)の子。口にくわえた平たい石は、仲間同士でパスを回して遊ぶためのおもちゃだ。 ベルーガは複雑な社会構造を持っていると考えられている。彼らは互いに泳ぐルートを教え合い、個別の鳴き声を使い(おそらく自分がだれかを知らせるためだ)、じゃれ合いながら尾びれを振り、海底に体をこすりつけて不要になった皮膚をそぎ落とす。クジラの仲間たちが持つ文化の奥深さについて、私たちはまだ理解し始めたばかりだ。 写真家のブライアン・スケリー氏が撮影した若いベルーガの写真は、彼らが遊んでいる様子を初めてとらえたものだ。この記事では、ナショナル ジオグラフィックが2021年に掲載した何千枚もの写真から、編集部が選んだ28枚の傑作動物写真を紹介する。その一枚一枚が伝える物語を味わってほしい。 人間の世界は今年もパンデミックの影響から抜け出せなかったが、野生動物たちの世界
Googleは、芸術作品鑑賞アプリ「Google Arts & Culture」を強化し、犬や猫といったペットと似た作品の検索機能「Pet Portraits」を提供開始した。 Google Arts & Cultureは、世界各地の美術館や博物館に収蔵されている作品を鑑賞したり、作品の情報を調べたりできるスマートフォン用アプリ。Pet Portraitsは、2018年より提供している、自撮りした自分とよく似ている作品を探せる機能「Art Selfie」のペット版だ。 Google Arts & Cultureを開いてPet Portraitsを選ぶと、カメラでペットを撮影できるようになる。対象となるペットは、犬や猫だけでなく、鳥やウサギ、魚、馬、亀のようなは虫類などさまざま。撮影すると、Googleの提携した美術館の収蔵作品から、そのペットと似た絵がいくつか表示される。
展示されている、「にぎりずしに見える」と話題の深海生物でウオノシラミ属の一種=9月30日、福島県いわき市の水族館アクアマリンふくしま 福島県いわき市の水族館アクアマリンふくしまで展示されている全長3センチほどの深海生物が「にぎりずしに見える」と会員制交流サイト(SNS)で話題になっている。同館によると、甲殻類のウオノシラミ属の一種。今春、北海道・羅臼沖の水深800~1200メートルで刺し網にかかった。他の魚に寄生する習性もあるが、捕まった際に宿主は一緒ではなかった。 同館が7月、ツイッターに写真を載せると「サーモンのおすし」などと書き込みが相次ぎ「いいね」は2万8千を超えた。 職員は「詳しい生態が不明で、いつまで生きるか分からないので早めに見てほしい」と来館を呼び掛けている。
Twitterに筋肉モリモリマッチョマンに見える文鳥さんの動画が投稿され、話題になっています。 まるで筋骨隆々なボディービルダーのようなポージングを取っている……のではなく、イヤフォンを使ってマッサージしてもらってうっとりしているのは白文鳥の男の子、「ゆきお」くんです。 どういうことなの 筋トレ……!? ゆきおくんはイヤフォンが大好きで、よく飼い主さんにこうしてマッサージをしてもらっているそうです。しかしゆきおくんの白さとイヤフォンの白さが似ているため、ぱっと見た時にゆきおくんが翼を上に上げ、何かしらの筋トレをやっているように見えた人が多いのではないでしょうか。 ご満悦な様子 懸垂をしているように見えてきます 飼い主さんによると「ソファを置いている壁にイヤフォンを掛けていたところ、自分からイヤフォンの下に行って揺らしていたことがきっかけでイヤフォンマッサージをするようになりました」とのこと
カスザメ 米国カリフォルニア州サンタカタリナ島沖で撮影。(PHOTOGRAPH BY DAVID DOUBILET, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ウバザメ 米国マサチューセッツ州ケープコッド沖で撮影。(PHOTOGRAPH BY BRIAN J. SKERRY, NAT GEO IMAGE COLLECTION)
ニュージーランドのナナフシ(Clitarchus hookeri)。ニュージーランド、オークランド動物園。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) ブレビペスカレエダナナフシ(Lonchodes brevipes)。米テキサス州、ヒューストン動物園。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) ユウレイヒレアシナナフシ(Extatosoma tiaratum)。米ネブラスカ州オマハ、ヘンリー・ドーリー動物園。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)
夜の米国アリゾナ。カメムシやスズメガなどチリカワ山脈に生息する昆虫たちが、照明を当てた白いシーツに集まってきた。 それをとらえた写真に、私たちの多くは生物の多様さを感じるかもしれない。だが研究者たちは、この写真から喪失を読み取っている。数年前、このあたりの山々ではもっと多くの種の珍しい昆虫がシーツに集まってきたものだった。 デビッド・リトシュワガー氏が撮影したこの写真は地球全体に広がる昆虫の減少をとらえたものとして、ナショナル ジオグラフィックのフォトエディターたちは、今年の動物ベストフォト26点のひとつに選んだ。 このリストの責任者でフォトエディターのアリー・モレオ氏は、選ばれた写真の多くは、リトシュワガー氏の昆虫写真のように一般には見られない種をとらえていると話す。 動物の珍しい物語に光を当てることで、「私たち人間が動物とうまく共存し、私たちの行動が良くも悪くも彼らに影響をもたらすこと
オーストラリア、レディー・エリオット島の沖で撮影されたピンクのマンタ。「あっけにとられました」と撮影者は振り返る。(PHOTOGRAPH BY KRISTIAN LAINE) 鮮やかなピンクのマンタが、オーストラリアのグレート・バリア・リーフ最南端で目撃された。 ダイビング中、このマンタに遭遇した写真家のクリスチャン・レイン氏は、自分の目を疑った。「ピンクのマンタがいるなんて思ってもみなかったので、混乱し、カメラのストロボか何かが壊れているのかと思いました」 同氏がInstagramに投稿した写真は、インターネットで話題をさらっている。その後レイン氏は、このマンタが一帯で目撃されていた体長3.4メートルほどのナンヨウマンタのオスであると知った。映画「ピンク・パンサー」シリーズに登場するおっちょこちょいの刑事にちなみ、「クルーゾー警部」と呼ばれている。レディー・エリオット島の海域に暮らすクル
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