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生物とBOOKに関するkamei_rioのブックマーク (89)

  • 【書評】カモノハシのスペックと歴史『カモノハシの博物誌~ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語』 - Under the roof

    カモノハシの博物誌~ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語 (生物ミステリー) 作者:浅原 正和 発売日: 2020/07/13 メディア: 単行(ソフトカバー) 皆さんご存じ、カモノハシ。 でも、実際はカモノハシについてどれくらいのことを知っているだろうか。 変わった見た目、哺乳類なのに卵を産む、オーストラリアに生息、あたりが基中の基情報だろうか。そして、哺乳類・鳥類・は虫類といった生物の分類上の「例外」として扱われる存在でもある。 カモノハシっていう名前も覚えやすいし、「哺乳類なのに、卵」という例外のパターンも覚えやすい。見た目もどことなく愛らしいので、「自分はカモノハシが嫌いで見るのも嫌だ!」なんて人にも会ったことはない。 だけど、その生態についてどこまで知っているか?というと、意外と研究の進んでいない生物なのだそうだ。カモノハシ自体はとてもデリケートな生物で、オーストラリア以外での

    【書評】カモノハシのスペックと歴史『カモノハシの博物誌~ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語』 - Under the roof
    kamei_rio
    kamei_rio 2021/02/26
    "オスの後ろ足のかかとには「けづめ」と呼ばれる毒腺に繋がった爪がある。" 最近の女児はキラッとプリ⭐︎チャンで学んでいるやつ
  • ウンコするならこれを読め!『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか ―人糞地理学ことはじめ』 - HONZ

    いきなりだが、問題です。さて、あなたは「ウンコ」という言葉を聞いて、どんな言葉をイメージされるだろうか。「汚い」あるいは「臭い」だろうか?「嫌い」という人はいても「好き」という人はおられないかもしれない。しかし、このを読めば、「好き」とまではいかなくとも、「偉い」、いや、「偉かった」くらいにまでイメージアップするはずだ。 まずは第一章「ウンコとはなにか?」という、人間にとって根源的な問いかけから、このは始まる。 もしかすると、ウンコに対して「汚い」というイメージを持つのは人間、それも大人だけで、こどもは案外ウンコが好きなのかもしれない。でないと、「うんこドリルシリーズ」が累計で400万部も売れたりはするまい。 しかし、それはイメージとしてのウンコであって、リアルウンコは違うという意見もあるだろう。確かにそうだ。しかし、チンパンジーやウサギ、犬は喜んでウンコをする。探検家・角幡唯介によ

    ウンコするならこれを読め!『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか ―人糞地理学ことはじめ』 - HONZ
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    kamei_rio 2020/11/13
    排泄物と文明 https://honz.jp/articles/-/40481 もオススメ
  • 深海でも高山でも山火事でも生き残る! 植物が地球を制覇できた理由(東京大学CAST)

    みなさんは、何か植物を育てたことはあるでしょうか。小学校でアサガオやホウセンカを育てたことがある、という人も多いかもしれませんね。私たちヒトを含む動物などと違い、自力で移動することはほとんどありませんが、植物もまた、この地球上で栄えることに成功した生き物です。 大人気シリーズ「現役東大生のサイエンス入門」第3回では、植物がどのようにして生き物として成功できたのか、考えてみたいと思います。 植物はどうやって繁栄している? ほとんどの植物は、「光合成」によって生きています。「光合成」とは、太陽の光をあびて、生きるのに必要なエネルギーをつくりだすことです。

    深海でも高山でも山火事でも生き残る! 植物が地球を制覇できた理由(東京大学CAST)
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    kamei_rio 2020/02/18
    "イネ科植物の変化に合わせられなかったせいで滅んだと考えられている動物が何種類かあります。" 滅亡迅雷.netに接続……
  • ホタルもキノコも光るなら、植物が光ってもおかしくない!(川北 篤)

    生物による発光は、動物と菌類(キノコ)ではさまざまな分類群で知られているが、植物では見つかっていない。もし、植物が光る能力を備えていたら、夜の森にはきっと光る花が咲いていたはずだ。 なぜ、植物には光るものが存在しないのだろうか。植物には光るメリットがないのだろうか。あるいは植物には、光る仕組みをもつことができない、何か特別な理由があるのだろうか──。 〈東京大学「理学部ニュース」より転載。元記事はこちらから〉 植物だって目立ちたい! クチナシやテッポウユリ、あるいはジャスミンのように、夜に咲き、ガに花粉が運ばれる花は、ほとんどが白い花をつける。これは月明かりのもとで白い花がよく目立つためだ。花に芳香があるのも、夜の森でガに花の位置を知らせる重要な役割がある。

    ホタルもキノコも光るなら、植物が光ってもおかしくない!(川北 篤)
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    kamei_rio 2019/11/13
    \そうだそうだ!/
  • 研究者も「たった3本」で病院送り! 毒きのこ専門家の中毒体験記(横山 和正)

    森のなかを歩くと色とりどりのきのこに出会う。「このきのこはなんという名前だろうか」「べられるのだろうか」と、図鑑を調べるのも楽しいものです。 ですが、毒きのこ研究の専門家として名高い横山和正先生が研究をはじめた50年ほど前には、きのこに興味を持つ人はほとんどおらず、きのこのも川村清一先生の図鑑くらいしかありませんでした。 さらに横山先生は研究を始めて間もないころにきのこ中毒にかかり、毒きのこの力を思い知らされました。「中毒の後には、だれでもきのこが大嫌いになります」と語る横山先生は、なぜ毒きのこの研究にのめり込んでいったのでしょう。 半世紀近くつきあっても、なかなか心を見せない、したたかで不思議な生物「きのこ」。その魅力を語る書き下ろしエッセイ。 (注:文科省の規定で、生物の和名はカタカナ表記することになっています。ただし、きのこは(進化した大型の)菌類のグループで、個々の生物名では

    研究者も「たった3本」で病院送り! 毒きのこ専門家の中毒体験記(横山 和正)
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    kamei_rio 2019/10/01
    研究者に戦闘能力を期待してないので……。ホームグラウンドの病院で地形効果を最大にして、内科医が食べれば10本はいけるはず
  • 【書評】古生物、それはロマン『知識ゼロでもハマる 面白くて奇妙な古生物たち』 - Under the roof

    知識ゼロでもハマる 面白くて奇妙な古生物たち 作者: 土屋健,加藤太一(ミュージアムパーク茨城県自然博物館) 出版社/メーカー: カンゼン 発売日: 2019/05/13 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 古生物にはロマンが詰まっている。 古生物研究というのは、新たな発見によってガラッと変わることがある研究分野だ。 最近ではティラノサウルスにも羽毛があった、ウロコがあったという研究により、ジュラシックパークなどで見慣れた、「一般的なティラノサウルスの」復元イメージと、羽毛とウロコありの「最新のティラノサウルス」の復元イメージが全く違うというのがネットニュースなどでも話題になっていた。 そんな、今の古生物学の面白さをうまくまとめてくれているのが書である。 新たな発見で姿が変わった古生物として代表的なのが、僕も大好きで書にももちろん掲載されている「ハルキゲニア

    【書評】古生物、それはロマン『知識ゼロでもハマる 面白くて奇妙な古生物たち』 - Under the roof
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    kamei_rio 2019/06/26
    それはロマン
  • とまどわないペリカン 『ハシビロコウのすべて』 - HONZ

    「動かない鳥」として、大人から子どもまで人気があるハシビロコウ。しかし、意外にも、そのは世に少ない。書は待ちに待った「一冊まるごとハシビロコウ」である。日の動物園で会える13羽の性格や名前の由来などを写真とともに紹介。『ざんねんないきもの事典』の今泉先生監修のもと、謎に満ちたその生態をイラストで徹底解説している。 ハシビロコウという鳥は、眺めているだけで想像力をかきたてられる鳥だ。書もまた然りである。を開いて、最初に目に入った写真(下)では、その個体差に陶然となった。様々な顔つきの人がいるように、彼らも個体ごとに顔つきが相当違うのだ。その顔つきを見比べるのは、ことのほか楽しい。 その後に続く章では、野生のハシビロコウの写真をもとに、出会いから巣立ちまでをストーリー仕立てで紹介している。ジッとして動かない写真はもちろん、大空をはばたく貴重な写真や、お辞儀して求愛している写真などが

    とまどわないペリカン 『ハシビロコウのすべて』 - HONZ
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    kamei_rio 2019/06/10
    あとでプリパラの北条そふぃさんに教える、とコメントしに来たら最初の2枚の画像にノックアウトされた
  • あなたの知らない深海の世界──海底のさらに下にも地下生命圏が!(藤倉 克則)

    サイエンスも社会問題も。カギを握るのが「深海」 生命起源、地球外生命、巨大地震、メタンハイドレート、レアアース、海洋酸性化、生態系、生物多様性、海洋プラスチック……。 いずれも重要なサイエンスや社会的な課題のキーワードです。これらは、いずれも「深海」と深く結びついています。むしろ、「深海」を理解しないと、これらのサイエンスや社会的課題の解決は進みません。

    あなたの知らない深海の世界──海底のさらに下にも地下生命圏が!(藤倉 克則)
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    kamei_rio 2019/05/27
    書いてある通り、深海展は盛況すぎてビックリした
  • 『ネコ・かわいい殺し屋 生態系への影響を科学する』野良ネコへの愛情はリスクを孕む - HONZ

    書を読む少し前、環境省による奄美大島のノネコ(野生化したネコ)への対策が議論を呼んでいるとのニュース記事を読んだ。ノネコが国の特別天然記念物であるアマミノクロウサギなどを捕するため、昨年夏から捕獲が始まり、引き取り手が見つからなければ殺処分される。そのために動物愛護団体との対立が深まっているというものだ。野良とはいえ、あんな気ままでのんびり屋のネコがそこまで脅威になるのかと思っただけだったが、このを読んでから、考えを改めねばならないと感じている。 増加するペット由来の野放しネコ(イエネコ)が生態系、環境、公衆衛生に及ぼす影響を、科学的根拠に基づいて丹念に示したのが書『ネコ・かわいい殺し屋』である。訳者あとがきによれば、ネコを生態系の外来捕者としてとらえた初めてのであるという。著者のピーター・P・マラはアメリカのスミソニアン動物園で渡り鳥の研究をする鳥類学者で、もう一人のクリ

    『ネコ・かわいい殺し屋 生態系への影響を科学する』野良ネコへの愛情はリスクを孕む - HONZ
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    kamei_rio 2019/05/07
    "強調するまでもなく、ネコの最強の味方は人間である。" わかるわ
  • 1mm未満の極小生物が、巨大生物の進化を促す「エンジン」だった!(須藤 斎) | ブルーバックス | 講談社(1/2)

    ブルーバックスの話題書『海と陸をつなぐ進化論』著者、須藤斎氏(名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻准教授)による野心的エッセイ。 数十メートルにおよぶクジラの進化に多大な影響を及ぼした、1ミリメートルに満たない「ある生物」とは? 執筆にも研究にも共通するもの 似ていないようで似ているもの──ふだんはほとんどすることのない、「一般向けのを書く」という時間を過ごすなかで、「研究」と「を書く」という作業には、どこか通底する部分があるものだなと痛感している。 私は、化石をもとに生物の進化のありようを探る研究者だ。これまで研究を続けてきて、たとえば、わざわざ北極まで行ったのに、目的とする化石のサンプルを採れなかったなど、思うような成果を出せないことも多かった。研究の道は、決して一直線ではない。 このほど上梓した『海と陸をつなぐ進化論 気候変動と微生物がもたらした驚きの共進化』(講談社ブル

    1mm未満の極小生物が、巨大生物の進化を促す「エンジン」だった!(須藤 斎) | ブルーバックス | 講談社(1/2)
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    kamei_rio 2019/02/11
    植物プランクトンの珪藻のキートケロス属をめっちゃ観察して分類できた!→種類と量を整理してみたら、海の環境と生物の進化が関連付いてる!?という話
  • 「私はコレで絶滅しました」 生き物が自分の絶滅原因を語る、切ないけれど面白い生き物図鑑がベストセラーに

    ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 絶滅してしまった生き物にスポットを当てた『わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』(192ページ/税別1000円)。7月19日にダイヤモンド社から発売された同書が、13万部突破のベストセラーとなっています。 『わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』 同書は、さまざまな理由で地球から消えていった生き物の「絶滅原因」を紹介する図鑑。「パンダに負けて絶滅しました by ギガントピテクス」「やみくもに上陸して絶滅しました by イクチオステガ」など、絶滅に至った過程や原因を生き物自らが語ります。 【目次】 油断して、絶滅 やりすぎて、絶滅 不器用で、絶滅 不運にも、絶滅 絶滅しそうで、してない パンダに負けて絶滅したギガントピテクスさん やみくもに上陸して絶滅したイクチオステガさん 川から

    「私はコレで絶滅しました」 生き物が自分の絶滅原因を語る、切ないけれど面白い生き物図鑑がベストセラーに
    kamei_rio
    kamei_rio 2018/07/26
    わけあって、絶滅!絶滅マスターside何なの
  • 『ほぼ命がけサメ図鑑』これが世界でただ一人、サメ専門ジャーナリスト・沼口麻子の生きざまだ! その①  - HONZ

    やばい、遅刻だ! 必死で走る私。バッグの中には、『ほぼ命がけサメ図鑑』。 その日私は、世界でただひとりのサメ専門ジャーナリスト(シャークジャーナリスト)であり書の著者でもある、沼口麻子さんと会う約束をしていた。が、池袋駅前で道に迷ってしまっていた。 サメ――海に行ってもお会いしたくない生物の代表格。「凶暴な海のハンター」というイメージをもつ人も多いことだろう。 ところがそのサメを追い求めて、サメの情報発信を生業としている女性がいる。しかも、6年がかりで執筆した『ほぼ命がけサメ図鑑』は発売後わずか5日で重版したというではないか! 『ほぼ命がけサメ図鑑』は、サメの生態など科学的な紹介から料理など人との関係、サメQ&Aに研究現場の紹介などなど、内容盛りだくさんのサメへの熱い想いにあふれる一冊である。 これはもう、著者に会ってみたいと思わないほうが、おかしいのではないか。 時間ぎりぎりに、汗だ

    『ほぼ命がけサメ図鑑』これが世界でただ一人、サメ専門ジャーナリスト・沼口麻子の生きざまだ! その①  - HONZ
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    kamei_rio 2018/06/07
    サメ研究してたけど就職できずプログラマーに。そこで休職中にやってみたシャークジャーナリストに依頼が殺到。今は死を受け入れて毎日サメで楽しいです!ってすごいな……
  • 「人食いザメ」なんてこの世に存在しない、と断言できる理由(沼口 麻子) @gendai_biz

    夏の海開きシーズンになると「サメが海水浴場に出没した」というニュースがたびたび報じられます。サメと聞くと、人は反射的に、「わ、危険生物!」とモンスターが現れたかのように恐れおののきますが、ちょっと待って。その「サメ=人を襲うモンスター」というのは実は大きな間違いなのです。 世界でたったひとりの「シャークジャーナリスト」の沼口麻子氏は、地球上を旅していろんなサメと出会った直接体験をもとに『ほほ命がけサメ図鑑』を著しました。沼口氏は断言します!「「人いザメは存在しません」。サメへの誤解や偏見を解き、サメの「冤罪」を晴らします。 サメから見たら人はカメ サメは警戒心の強い生きものです。 日常で自然界に生きるサメに近づくことは難しく、万が一遭遇しても、こちらが何もしなければ、まず襲われることはありません。 スピルバーグ監督の大ヒット映画『ジョーズ』では、ホホジロザメが観光客でごった返す海水浴場に

    「人食いザメ」なんてこの世に存在しない、と断言できる理由(沼口 麻子) @gendai_biz
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    kamei_rio 2018/05/20
    サメ映画をみて悪者だから狩ってしまえ!って、未だにそういうのもあるのかな
  • お猫様にもっと奉仕するために、その歴史と生態を知る一冊──『猫はこうして地球を征服した 人の脳からインターネット、生態系まで』 - HONZ

    様にもっと奉仕するために、その歴史と生態を知る一冊──『はこうして地球を征服した 人の脳からインターネット、生態系まで』 先日のペットフード協会の発表によると、全国犬飼育実態調査で、調査開始以来、はじめてネコの推定飼育数が犬の数を上回ったという。人類の相棒は犬じゃなくてネコだった──というわけではないけれども、少なくともペットの王は今やネコに移り変わりつつあるといえるのではないだろうか。飼いやすいというのもあるが、ネットをみればネコの画像や動画はいつだって大流行で、あっという間に万を超える閲覧、再生数を叩き出し人間の心を鷲掴みにする。 いったいネコの何が人間をそこまで惹きつけるのだろうか。犬は狩りもすれば防犯にも役にたち、飼い主が苦しんでいれば寄り添って慰めてくれる。お座りだろうがお手だろうがちょちょいのちょい。一方、ネコはどうだ。お手ができるネコが現れれば奇跡のような扱いを受け、

    お猫様にもっと奉仕するために、その歴史と生態を知る一冊──『猫はこうして地球を征服した 人の脳からインターネット、生態系まで』 - HONZ
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    kamei_rio 2018/01/06
    生態系を破壊してもネズミを狩らなくてもかわいいは正義……
  • 人はどうやって人になったか──『生命進化の偉大なる奇跡』 - 基本読書

    生命進化の偉大なる奇跡 作者: アリスロバーツ,Alice Roberts,斉藤隆央出版社/メーカー: 学研プラス発売日: 2017/10/31メディア: 単行この商品を含むブログを見る書『生命進化の偉大なる奇跡』はイギリスの解剖学者・人類学者であるアリス・ロバーツによる、人類進化の中でも特に解剖学・発生学を中心としたサイエンス・ノンフィクションだ。彼女はBBCで人類進化をテーマとしたいテレビシリーズにも出演していたり、幅広く一般に向けてわかりやすい科学情報の発信を行なっているが、書もその成果のうちの一冊である。 中心となるのは、受精卵という一個の細胞がひとりのヒトへと成長を遂げる"奇跡"としか言いようがない事象の背後にある具体的なプロセスと、どのような歴史の上に我々の手が、足が、肺が、脳が、腰が、形作られてきたのか、それは元を辿ればどんな生物からの遺伝なのか──という生命進化の軌跡

    人はどうやって人になったか──『生命進化の偉大なる奇跡』 - 基本読書
  • ザリガニ、ホタルイカ、カミツキガメ…自分で獲って食うと美味い!(玉置 標本) @gendai_biz

    小学校のクラスメートに、勉強なんかよりもカブトムシやカエルを捕まえることに集中力を発揮するタイプの男の子はいなかっただろうか。やたらとセミ捕りやザリガニ釣りがうまいやつ。夏休みの宿題は自由研究(標作りやアリの観察など)だけ張り切っちゃうようなやつだ。まさに私がそうで、放課後になると野原や川で泥だらけになって遊んでいるような子供だった。 そんなどこのクラスにも一人か二人はいる生き物好きだった私だが、中学校、高校へと進学していくと、次第に興味の対象から「ドジョッコだのフナッコだの」なんていう選択肢は消えていった。これはほとんどの男子に当てはまる成長過程だろう。しかし、大人になってから再び、捕まえる喜びに目覚めてしまったのだ。 その一番の理由は、「捕まえる」という行為のあとに、「べる」という展開が加わったことである。子供の頃と違って台所を自由に使えることもあり、この「捕まえて、べる」という

    ザリガニ、ホタルイカ、カミツキガメ…自分で獲って食うと美味い!(玉置 標本) @gendai_biz
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    kamei_rio 2017/10/01
    覚悟はいいか?俺はできてる案件
  • 1000万種におよぶ昆虫たちの、オンリーワンの交尾道──『昆虫の交尾は、味わい深い…。』 - 基本読書

    昆虫の交尾は、味わい深い…。 (岩波科学ライブラリー) 作者: 上村佳孝出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/08/11メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る書は書名の通りに昆虫の交尾について書かれた一冊である。人生でこんなにたくさん交尾時の写真を見せられたことは一度も(エロを含めても)ないだろうというぐらいにの中には大量の複雑怪奇な交尾写真が踊っており、ほとんど電車で読んだけど若干の気まずさを覚えたりもした(昆虫なのだから堂々と読めば良いのだが……)。 全篇通して交尾、交尾、交尾、なのだけれどもどの種の交尾を取り上げてもみなそれぞれ異なった趣がある。コオロギはメスがオスの上におぶさるようにして交尾をするし、キリギリスは、オスの精包についた栄養に富んだゼリーをメスがべている間に、精子が精包のカプセルからメスの体内へと移動していく。近年の発見では、オス

    1000万種におよぶ昆虫たちの、オンリーワンの交尾道──『昆虫の交尾は、味わい深い…。』 - 基本読書
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    kamei_rio 2017/09/07
    性別を分けて遺伝子の組み合わせを試すぜ!と意気込んだところ、おちんちんが磨き上げられました。は神様的にどうなの
  • 生命をメタレベルで考える『生物圏の形而上学』

    これは面白かった。『生物圏の形而上学』は触媒となった一冊なり。 ノンフィクションには、新たな知見を得られるものと、自らの知見と化学反応を起こすものがある。書は後者寄り。「生命とは何か」について、より根源的でメタ的な視点より捉え直し、わたしの思考の倍率を上げ、妄想を煽り立て、アイディアの触媒となった。 読みながら思い出したのは、街灯の下でカギを探すジョーク。深夜、街灯の下でウロウロしている男がいる。カギを探しているという。一緒に探してみるが見つからない。当にここで失くしたのかと聞くと、「いや、失くしたのは向こうの暗がりです。あそこは暗くて見えないので、明るい所で探しているのです」というやつ。真に重要なところではなく、定式化できるモデルに固執する経済学を揶揄するために使われるジョークである。 だがこのジョーク、「生命の起源は地球にある」と主張する一部の生物学者にも適用できそうで楽しい。とい

    生命をメタレベルで考える『生物圏の形而上学』
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    kamei_rio 2017/08/07
    こんなところに生命が!って報告が続くので、人間の視野の狭さも更新され続けてる
  • 恐竜以前の世界、陸上の覇者は一体だれだったのか(土屋 健)

    2億9900万年前の世界の覇者は? 今日の陸上世界は、哺乳類が支配している。 こう書いても、まあ、誇大ではあっても、完全な誤りではないだろう。各地の生態系では、肉性の大型哺乳類を頂点とした社会が構築されている。一方の海洋世界では、こちらは基的には魚の仲間が生態系の主役を担うものの、クジラなどの哺乳類も一定の地位を確立している。 こうした世界観は、“つい最近”になって確立されたものだ。今から6600万年前、一つの巨大な隕石が地球に落下して、それまで地球を支配していた爬虫類は、いっきにその座を追われることになった。その代表が陸では恐竜類であり、海ではクビナガリュウ類などの海棲爬虫類だった。 6600万年前を「つい最近」と言ってしまうことには、抵抗を感じる人が多いかもしれない。しかし、地球の歴史は実に46億年におよぶ。この視点で考えれば、6600万年間という時間は全体のわずか1・4パーセント

    恐竜以前の世界、陸上の覇者は一体だれだったのか(土屋 健)
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    kamei_rio 2017/07/10
    "節足動物の支配から魚の仲間が“下克上”を果たし、そして単弓類による覇権の確立までの時代を「古生代」という"
  • 魅惑の「最強古生物」電車1両サイズのナマコが鋭い歯でガブリ!  (土屋 健)

    恐竜が覇権をにぎった時代よりも遙か昔――。5億4100万年前にはじまる古生代カンブリア紀、地球には南半球を中心に超大陸ゴンドワナ、南半球中緯度にバルティカ大陸、低緯度にローレンシア大陸とシベリア大陸があった。 だが、陸上世界に緑はなく、ひたすら荒野が広がっていた。陸上では、生命はほとんど確認されず、生物の物語の舞台は、海だった。その海中に、生態系ピラミッドの頂点に君臨していたとされる“最強古生物”がいた! 生命史上最初の“覇者” 「アノマロカリス」について、少し語ろう。 アノマロカリスは、今から5億年と少し前の海洋動物である。もちろん、今はもう絶滅していて、その姿は化石をもってしか確認することはできない。 こうして化石をもってしか確認することができない生物のことを「古生物」と総称する。 古生物において、圧倒的な知名度をもつものといえば、やはり「ティラノサウルス」だろう。ティラノサウルスが北

    魅惑の「最強古生物」電車1両サイズのナマコが鋭い歯でガブリ!  (土屋 健)
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    kamei_rio 2017/06/16
    "今や恐竜は完全に“市民権”を得ている。次は、アノマロカリスの番だ" 古生物キングカップ初代覇者!