タグ

ブックマーク / www.natureasia.com (8)

  • 科学を変えた10のコンピューターコード | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    Fortranからプレプリントアーカイブまで、プログラミングとプラットフォームの進歩は、生物学、気候科学、物理学を新たな高みへと導いた。 2019年、イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)のチームは、ブラックホールの実際の姿を初めて世界に見せてくれた。彼らが発表したリング状に輝く天体の画像は、従来の写真とは違い、計算によって得られたものだ。具体的には、米国、メキシコ、チリ、スペイン、南極点の電波望遠鏡が捉えたデータを数学的に変換することによって得られたのだ1。研究チームは、その知見を記載する論文とともに、ブラックホールの撮影に用いたプログラミングコードも公開した。科学コミュニティーが自分たちのやり方を確認し、それを足場にできるようにするためである。 このようなパターンは、ますます一般的になりつつある。天文学から動物学まで、現代のあらゆる偉大な科学的発見の背後にはコンピューターがある。

    科学を変えた10のコンピューターコード | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • 進化:地球上最古の動物を示す証拠かもしれない | Nature | Nature Portfolio

    古代の岩礁の中に海綿動物のような構造体が特定され、海綿動物が早ければ8億9000万年前から海洋に生息していたと考えられることを報告する論文が、Nature に掲載される。この知見の妥当性が確認されれば、この化石は、これまで知られている中で最古の動物の体化石となり、その次に古い、議論の余地のない海綿動物の化石を約3億5000万年さかのぼることになる。 海綿動物は単純な動物で、現生海綿動物から得られた遺伝学的証拠から、海綿動物が新原生代初期(10億~5億4100万年前)に出現したことが示唆されている。しかし、この時代の海綿動物の体化石は見つかっていない。 今回、Elizabeth Turnerは、カナダ北西部の8億9000万年前の岩礁から採取された岩石試料を調べた。この岩礁は、炭酸カルシウムを析出する細菌類によって形成された。この岩石試料の中に、方解石の結晶を含み、それに囲まれた管状構造体の分

    進化:地球上最古の動物を示す証拠かもしれない | Nature | Nature Portfolio
    kamei_rio
    kamei_rio 2021/07/30
    もし海綿動物の体化石と認められたら "初期の動物の進化がこの酸素化事象とは無関係に起こったこと、そして初期の動物が7億2000万~6億3500万年前に起こった厳しい氷河期を生き延びた" という可能性があるという話
  • 「葉の形」の巨大データベースが完成 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    世界各地の141科の葉18万2000枚の形状が、トポロジーを用いて解析された。このデータは、植物の地理的・分類学的な種間関係の研究に有効なことも実証された。 Credit: DAN CHITWOOD 植物の来歴、つまり生まれ育った環境は、葉に刻まれている。水の豊富な低温環境下の樹木は、葉縁部に鋸歯の多い大型の葉を持つことが多い。しかし、同じ種が温暖な乾燥地域で生育した場合、葉は比較的小型で、葉縁部も滑らかな形になる場合が多い。このほど、植物の来歴を読み解く際に役立つと期待される「葉の形状」データベースが完成した。このデータベースには、世界各地75カ所の植物141科の葉18万2000点の形状が記録されている。 このデータベースを作成したのは、かつてドナルド・ダンフォース植物科学センター(米国ミズーリ州)に所属していた植物形態学者、Dan Chitwoodが率いる研究チームだ。研究チームはこの

    「葉の形」の巨大データベースが完成 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
    kamei_rio
    kamei_rio 2017/10/05
    "世界各地75カ所の植物141科の葉18万2000点の形状が記録"
  • イモムシには腸内細菌がいない? | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    イモムシやナナフシなど一部の昆虫の腸内には、共生細菌がいないらしい。また、わずかだが脊椎動物でもこうした例が報告されており、「腸内細菌は全ての動物で不可欠な存在」という近年定着しつつある概念に疑問を投げ掛けている。 タバコスズメガ(Manduca sexta)の幼虫。 Credit: lauraag/iStock / Getty Images Plus/Getty ヒトをはじめ多くの動物は、腸内細菌なくして健康な生活を送ることはできない。腸内に棲むこれらの微生物は、物を分解するだけでなく、免疫や代謝の調節、病原体の排除など宿主に有益な多様な役割を果たしているのだ。ところが最新の研究によれば、イモムシなどの一部の昆虫は、腸内に微生物がいなくても特に問題なく生きていけるらしい。近年、腸内細菌の重要性が次々と報告されているが、その存在自体が普遍的ではない可能性が出てきた。 コロラド大学ボールダ

    イモムシには腸内細菌がいない? | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • 科学出版の本当のコスト | 科学出版の未来 | Nature 特別翻訳記事 | Nature Portfolio

    低コストのオープンアクセスジャーナルの出現で、論文掲載料に対する出版社の付加価値に関して疑問の声が上がっている。 Credit: BRENDAN MONROE 原文:Nature 495, 426-429 (2013年3月28日号)|doi:10.1038/495426a|Open access: The true cost of science publishing Richard Van Noorden カリフォルニア大学バークレー校(米国)の分子生物学者である Michael Eisen に愚痴を言わせると、一切の遠慮がない。「研究論文の出版費用は、現在でもばかげているほど高い。もちろん我々も高額の掲載料をとられています」と彼は力説する。学術出版の主要な部分を占める査読が、科学界において無償で行われているにもかかわらず、完成した論文を科学者が読むためには、定期購読ジャーナルの出版社に

    科学出版の本当のコスト | 科学出版の未来 | Nature 特別翻訳記事 | Nature Portfolio
    kamei_rio
    kamei_rio 2014/06/26
    「出版業界の財政状況がほとんど謎に包まれているため、その主張も反論も、裏付ける証拠が不足している」長文の翻訳。すごい。
  • 再起動する大学図書館 | 科学出版の未来 | Nature 特別翻訳記事 | Nature Portfolio

    再起動する大学図書館 原文:Nature 495, 430-432 (2013年3月28日号)|doi:10.1038/495430a|Publishing frontiers: The library reboot Richard Monastersky 科学論文出版界がデータのオープンアクセス化に向かって動いている今、世界中の大学図書館と研究者が、その流れに遅れまいと方法を模索している。 「ビジュアライゼーション・ウォール」のデモンストレーションを行う Sayeed Choudhury ジョンズ・ホプキンズ大学は、図書館と研究者がデータを扱う方法を変えようとしている。 | 拡大する Credit: WILL KIRK/JHU HOMEWOOD PHOTOGRAPHY Sayeed Choudhury が差し伸ばした右腕を振ると、通りすがりの数人の学生が何事かと振り返る。パリッとのりの利

    再起動する大学図書館 | 科学出版の未来 | Nature 特別翻訳記事 | Nature Portfolio
    kamei_rio
    kamei_rio 2013/06/18
  • 科学の興亡「ネイチャー」VS.「サイエンス」 | Nature について| Nature | Nature Portfolio

    第八回「ネイチャー」大解剖 — 科学の興亡「ネイチャー」VS.「サイエンス」 新潮45 2011年1月号 竹内薫・科学作家 「新潮45」2011年1月号、竹内薫氏による連載「科学の興亡」にて、「ネイチャー」VS.「サイエンス」として、Nature、Nature ダイジェスト について取り上げられました。その全文をご紹介します。 ネイチャー・ジャパン事始め この連載も折り返し点を過ぎた。今回は、改めて「内側から見たネイチャー」というテーマでネイチャー誌の質を問い直してみたい(ライバル関係にあるサイエンス誌は次回の予定)。幸運にもネイチャー日支社の設立メンバーの一人、ネイチャー・パブリッシング・グループの中村康一氏のインタビューが取れたので、ネイチャーの「日部隊」から見た内部事情をふんだんにご紹介しよう。 ネイチャー誌の日進出は1984年。この年、アラン・アンダーソン氏がネイチャー誌の

  • 日本の地震学、改革の時 :: Nature Comment

    Nature, (2011年) | doi:10.1038/nature10105 Published online 14 April 2011 日の地震学、改革の時 東京大学のロバート・ゲラー教授は「日政府は、欠陥手法を用いた確率論的地震動予測も、仮想にすぎない東海地震に基づく不毛な短期的地震予知も、即刻やめるべきだ」と主張する。 Robert Geller 石橋克彦・神戸大学名誉教授をはじめとする一部の地震学者が、20年以上も前から地震や津波による原子力発電所の損壊と放射性物質の漏洩の危険性を指摘してきたにもかかわらず、この指摘はほとんど顧みられることはなかった。3月11日のマグニチュード9.1の東北地震(東日大震災)のあとでさえ、テレビなどで今回起きた地震と津波を「想定外」と語る解説者は多い。 ならば、「想定内」の地震とは何なのか。それは、日政府の地震調査研究推進部(以下

    kamei_rio
    kamei_rio 2011/04/15
    (できもしない)地震予知派の勢力を削いだら、次は想定外対策での無駄遣いをどう見抜いていくか?かな
  • 1