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scienceと環境と研究に関するkamei_rioのブックマーク (141)

  • ニュース :: 【研究発表】都市の熱さで植物は赤く進化する-ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証-

    【研究発表】都市の熱さで植物は赤く進化する-ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証-https://www.tmu.ac.jp/news/topics/36096.html 千葉大学大学院園芸学研究院の深野祐也准教授、東京大学大学院農学生命科学研究科の矢守航准教授、内田圭助教、東京都立大学大学院理学研究科の立木佑弥助教、かずさDNA研究所植物ゲノム・遺伝学研究室の白澤健太室長、佐藤光彦研究員らの共同研究グループは、都市の高温ストレス(ヒートアイランド)によって、カタバミの葉の色が赤く進化し高温耐性を獲得していることを発見しました。この成果は、ヒートアイランドによって植物が進化していることを明らかにした初めての成果です。今後、温暖化が進んだ世界の生物動態の予測や、高温下で栽培される農産物の開発につながる可能性があります。研究成果はScience Advancesで2023年10月2

    ニュース :: 【研究発表】都市の熱さで植物は赤く進化する-ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証-
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/30
    "高温下(35℃)では緑葉よりも赤葉の方が、高い光合成活性を示し成長が良かった一方で(図2)、通常の気温では赤葉よりも緑葉の方が、高い光合成活性を示し成長が良かった"
  • ボルドーワインが気候変動でさらにおいしくなる見込み、最新研究

    2016年に撮影されたフランス、ボルドーのブドウ畑。ボルドーのブドウ畑は灌漑ではなく降雨による水に依存しているため、気候変動はワインの生産力に直接影響を及ぼすことになる。(PHOTOGRAPH BY NEIL MASSEY, CAMERA PRESS/REDUX9) ワインの専門家たちは、以前から、気候変動はブドウの収穫時期のずれを引き起こし、ワインの品質を低下させ、ブドウの木の成長を阻害する可能性があると警告してきた。けれども今回、乾杯に値する事実が明らかになった。世界有数のワイン産地であるフランスのボルドー地方では、気候変動のおかげでワインがおいしくなっているのだ……今のところは。 2023年10月11日付けで科学誌「iScience」に発表された論文によると、ワイン評論家による70年間のボルドーワインの採点データと、同じ期間の高解像度気象データから、ワインの品質(豊かで力強い味わいな

    ボルドーワインが気候変動でさらにおいしくなる見込み、最新研究
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    kamei_rio 2023/10/16
    "研究チームの統計モデルによれば、気候変動によって温暖化が進み、夏の降雨量が減って冬の降雨量が増えれば、ボルドーのワインはどんどんおいしくなる可能性がある"
  • ロシア科学者が南極でのスイカ栽培に成功、マイナス89.2度の極寒環境でも夏の味

    では夏の風物詩として知られるスイカは、原産地が砂漠などの乾燥地帯であることから、多くの場合、高温・乾燥の環境で栽培されています。しかし、ロシアの、セ氏-89.2度にも達する南極観測基地のボストーク基地でスイカの栽培に成功したことが新たに発表されています。 Российские полярники вырастили арбузы в самом холодном месте планеты | Русское географическое общество https://www.rgo.ru/ru/article/rossiyskie-polyarniki-vyrastili-arbuzy-v-samom-holodnom-meste-planety На антарктической станции Восток вырастили арбузы https://www.aari.

    ロシア科学者が南極でのスイカ栽培に成功、マイナス89.2度の極寒環境でも夏の味
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/02
    南極でもトロピカってる〜!と思ったが、さすがに "ボストーク基地に温度や湿度など、スイカの生育にとって好ましい条件が維持できる温室を作成しました" トロピカル部南極温室の話だった
  • アマゾンの動物たちがひしめく樹上部、クレーンで観光可能に

    エクアドル、ヤスニ国立公園の林冠に朝霧が漂う。(PHOTOGRAPH BY TIM LAMAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 林冠科学はまだ誕生から日が浅い。林冠(枝や葉が集まった森林の上部)の分析が始まったのはわずか40年ほど前のことだ。木々の葉、つる、枝、着生植物などが侵入を阻む林冠に、初期の研究者たちはロープやハーネスを駆使して挑んだ。彼らの発見、特に種の密度と多様性に関する研究成果は森林生態学を一変させた。 やがて、林冠科学者たちは工夫を凝らし、研究用の気球、移動リフト、ドローン、クレーン、タワー、ウォークウェイ(つり橋)などの装置を導入した。特にウォークウェイは今や熱帯雨林観光に欠かせない存在となり、林冠ウォークウェイとして南極を除く6つの大陸で旅行者に人気が高い。 一方、2023年3月、エクアドルのアマゾンに登場した新たな観光用クレーンでは、普段は目にす

    アマゾンの動物たちがひしめく樹上部、クレーンで観光可能に
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    kamei_rio 2023/07/10
    "「エコツーリズムの好調な収益で林冠クレーン部門が潤えば、研究者も旅行者も多大な恩恵を受けることができるでしょう」" お高いクレーンがあれば研究も進むわけで、難しいところだ
  • ミツバチの巣から都市に潜む微生物がわかる、東京などで調査

    アーモンド園でミツバチの巣を確認する米カリフォルニア大学デービス校の研究者。ミツバチは周囲の環境から多くの物質を集めており、その中にはさまざまな微生物も含まれている。(PHOTOGRAPH BY ANAND VARMA, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 私たちはできるだけ意識しないようにしているが、都市には無数の細菌や菌類、ウイルスがいる。どのような微生物がいるかを知ることで、研究者はその地域の植物や動物、人間の健康状態について多くの情報を得ることができる。しかし、都市規模で微生物を集めるのはかなり難しく、費用もかかる。 科学者たちは今回、都市全体をサンプリングするのにミツバチを用いる方法を発見した。2023年3月30日付けで学術誌「Environmental Microbiome」に掲載された論文では、ミツバチの巣の残骸を集めることにより、都市環境にいる微生物の全体的

    ミツバチの巣から都市に潜む微生物がわかる、東京などで調査
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    kamei_rio 2023/04/05
    "ミツバチは花粉を集める小さな毛で覆われていますが、その毛には例えば汚染物質、動物や昆虫の皮膚などがはがれ落ちたものといった都市部に存在する微粒子も付着します" なるほど
  • 2100年の「虹予報」が発表、虹が出る日は増えてゆく

    米アリゾナ州セドナ近郊の赤い岩の上に弧を描く壮大な二重の虹。(PHOTOGRAPH BY DEREK VON BRIESEN, NATIONAL GEOGRAPHIC IMAGE COLLECTION) 数年前のある朝、米ハワイ州オアフ島のマノア渓谷にある自宅で、科学者のキンバリー・カールソン氏が窓の外に目をやると、息をのむほど鮮やかな虹が出ていた。 それは驚くことではなかった。ハワイはおそらく世界で最も虹を見るのに適した場所であり、特にマノアは頻繁に雨が降って日差しも強いため、鮮やかな虹を見るのに理想的な環境なのだ。 しかし、現在は米ニューヨーク大学で環境科学を教えているカールソン氏は、ある素朴な疑問の答えを知らないことに気づいた。その疑問とは、気候変動がハワイの、そして地球全体の美しい虹に影響を与えるのだろうかというものだ。 そこでカールソン氏は、他の気候科学者たちにこの疑問を投げかけ

    2100年の「虹予報」が発表、虹が出る日は増えてゆく
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/01/05
    "彼らは、写真共有サイトの「Flicker」で、約10年間に世界中のあらゆる場所で撮影された「rainbow(虹)」というタグの付いた写真を探した" これをモデルと照合する、そういう研究もあるのか
  • KDDI総研が「最適化されたイシクラゲ」の培養に成功、SDGsに貢献

    KDDI総研が「最適化されたイシクラゲ」の培養に成功、SDGsに貢献
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/12/07
    "研究の結果、イシクラゲの直径は条件変更前の平均直径が10.0mmだったが変更後は16.7mmに、平均二酸化炭素吸収固定量は29.7mg→72.1mgに向上" 藻なんだ
  • バイソンが草原に戻ると植物種が86%も増える、30年かけて究明

    カンザス州カントンのマックスウェル州立動物保護区に立つ野生のアメリカバイソン。カンザス州には、トールグラス・プレーリーという危機にひんする生態系も存在する。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 過去29年間、米国カンザス州東部に広がるトールグラス・プレーリー(丈の高い草が広がる草原)の同じ区画を年2回ずつ歩き、見つけうる限りの植物種を集計してきた科学者たちがいる。その目的は、アメリカバイソン(Bison bison)と家畜のウシが生態系に与える影響を、これらの草動物がいない同様の区画と比較して明らかにすることだった。 暑くて、根気のいる、ダニだらけの仕事だが、とても重要な仕事だ。かつてトールグラス・プレーリーは南部のテキサス州の大部分から、さらにカナダ南部にまで広がっていた。それが今やかつての4%しか残っていない。腰

    バイソンが草原に戻ると植物種が86%も増える、30年かけて究明
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/09/05
    "ウシの放牧地も在来種に恩恵を与えていたが、種が増えた率は30%だった。つまり、アメリカバイソンはウシの3倍近くも貢献" 3バイウシが1バイソンということか
  • 近未来テクノロジー見聞録(151) 農研機構、新たな牛のメタン排出量の算出式を開発

    2022年6月9日、農研機構らの研究グループは、牛のゲップであるメタンの排出量について従来の算出式よりも使いやすい新しい算出式を開発したと発表した。 マニュアルも公表し、より容易に牛のメタン排出量の個体差や飼料によるメタン排出量の違いを比較することができるという。では、なぜこのような算出式を開発したのだろうか、今回はそんな話題について触れたいと思う。 開発された新たな牛のメタン排出量の算出式とは? 農研機構らの研究グループは、搾乳ロボットなどで測定した呼気中のメタンや二酸化炭素濃度比から牛のゲップのメタン排出量を求める従来の算出式よりも使いやすい算出式を開発したと発表した。 では、なぜ農研機構らの研究グループは、新たな牛のメタン排出量の算出式を開発したのだろうか。 まず、メタンガスの温室効果ガスへの寄与が挙げられる。実は、牛1頭から1日あたり200l~800lのメタンがゲップとして放出され

    近未来テクノロジー見聞録(151) 農研機構、新たな牛のメタン排出量の算出式を開発
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    kamei_rio 2022/06/15
  • 温暖化でアルプスが「白から緑」に--衛星写真で判明

    1984年から2021年の38年間に撮影されたさまざまな衛星写真は、欧州で愛されているアルプスの山々に気候変動が及ぼす計り知れない影響を厳然と示している。 石炭を燃やすなど、主に人間の経済活動によってますます進む温暖化現象と直接関連する要因により、年を追うごとに山頂の雪が溶けているだけでなく、雪に覆われていた場所が急速に「緑化」、つまり驚くほど大量の植物が繁茂している。 米国時間6月2日に 「Science」誌に掲載された論文は、「白から緑へ」と題されている。 気候危機の結果として地球の気温が上昇し熱帯雨林が拡大しているため、植物が来根付くはずのない場所で繁殖し始めている。このような侵入により、思ってもみないような地域で植物が繁茂することがあり、アルプスでもこういった現象が起こっている。 この論文の主執筆者であるバーゼル大学のSabine Rumpf氏はニュースリリースで、「アルプス山脈

    温暖化でアルプスが「白から緑」に--衛星写真で判明
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    kamei_rio 2022/06/07
    "山に植物が増えると、跳ね返される太陽光が減ってしまう。それで気温が上昇し、そのせいで今度は太陽光を跳ね返す雪もさらに減少する"
  • 野菜や果物の栄養分は数十年前に比べて低下、知っておきたいこと

    収穫したてのニンジン。こうした野菜は、重要な栄養分の供給源となる。(PHOTOGRAPH BY LUCAS FOGLIA) スーパーに並ぶ色鮮やかな野菜や果物。だがそこに含まれる栄養分は数十年前に比べて減っていることが、複数の研究で示されている。 多くの野菜や果物、穀物において、タンパク質やカルシウム、リン、鉄、リボフラビン、ビタミンCなどが少ないという証拠が見つかっているのだ。野菜の栄養分が減ると、「体内で慢性的な疾患を防いでくれる成分も少なくなり、その意味で物の価値が損なわれてしまいます」と、米ワシントン大学教授のデビッド・R・モンゴメリー氏は言う。 これは「わたしたちの祖父母がべていたものの方が、今日の人々がべているものよりも健康的だったことを意味します」と、ワシントン大学の気候変動と健康の専門家クリスティ・イバイ氏は指摘する。 米カリフォルニア州のシンギングフロッグ農園で環境

    野菜や果物の栄養分は数十年前に比べて低下、知っておきたいこと
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    kamei_rio 2022/05/19
    収穫量を増やす現代農法、高収量作物による土壌へのダメージ、などが原因と考えられると
  • ミミズは侵略的外来種、北米で昆虫に大きな被害の恐れ、研究

    家庭菜園や花壇では益虫とされるミミズだが、北米の多くの森林など、来ミミズが生息していなかった土地では、在来動物に意外な悪影響を及ぼしている。(PHOTOGRAPH BY STEPHEN DALTON, MINDEN PICTURES) 2021年の暮れに亡くなった生物学者のエドワード・O・ウィルソン氏は、かつて昆虫のことを「世界を回している小さな者たち」と呼んだ。だが、この5年間、昆虫の激減を示す報告が集まっており、今後をめぐる議論が盛んに交わされている。激減の主な原因とされているのは、生息地の破壊、殺虫剤の過剰な使用、そして気候変動だ。(参考記事:「農業の毒性が48倍に、『沈黙の春』再び? 研究」) だが3月30日付けで学術誌「Biology Letters」に掲載された論文が、少なくとも北米の広範囲における、もうひとりの意外な容疑者を指摘した。それはミミズだ。 この研究では、カナダの

    ミミズは侵略的外来種、北米で昆虫に大きな被害の恐れ、研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/04/02
    "落ち葉を食べ、土壌を掘り返すミミズがいないので、北米北部の森林では、落ち葉が厚く積もる落葉層が形成され" ここにミミズが入ってくると、無脊椎動物、特に昆虫やクモの個体数が減少すると
  • ワシのほぼ半数が「鉛中毒」、米国の2種、大規模調査で発覚

    米アラスカ州カチェマック湾の氷上で休むハクトウワシの群れ。生涯を通じて猟銃の弾薬に含まれる鉛にさらされる。(PHOTOGRAPH BY ALAN MURPHY, BIA VIA MINDEN PICTURES) 米国に生息するハクトウワシ(Haliaeetus leucocephalus)とイヌワシ(Aquila chrysaetos)の成鳥の半数近くが慢性的な鉛中毒に陥っていることが、2月17日付けで学術誌「Science」に発表された研究で明らかになった。研究者らは38州における1210羽のワシの体内の鉛濃度を調査した。従来の研究の域を越えた、北米ではこれまでで最大の取り組みだ。 その結果、成鳥のほぼ半数で、骨の鉛濃度が10ppm(ppmは100万分の1)を超えていた。病理学者が慢性鉛中毒と定義する値だ。また、急性鉛中毒とされた状態も約3割に及ぶ。 汚染源は弾丸だ。ワシはハンターが撃っ

    ワシのほぼ半数が「鉛中毒」、米国の2種、大規模調査で発覚
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/02/22
    汚染源はハンターが撃つ鉛の弾丸。"猛禽類、特に屍肉食者は、弾薬による鉛中毒に弱い" 鉛の影響で個体数の増加率も減少しているという話も
  • 野生のキリンが増えている、最新報告

    アフリカのマディクウェ動物保護区に暮らす2頭のオスのキリン。野生のキリンの個体数は、2015年から大幅に増加している。(PHOTOGRAPH BY SHANNON WILD, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 「静かなる絶滅」に向かっていると言われているキリンが、新たな調査によると、個体数を増やしつつあるという。昨今の自然保護においては珍しい、明るいニュースだ。 最新の調査データを分析したところ、現在のアフリカ大陸のキリンの個体数の合計は約11万7000頭。前回大規模な調査が行われた2015年の推定数から、約20%増加している。 アフリカ南西部の国ナミビアに拠点を置く「キリン保全財団」の共同代表ジュリアン・フェネシー氏によると、純粋に数が増加した地域もあるが、統計データの精度が上がったことも一因という。同氏は、「いずれにしろ、このように数が増えるのはうれしいことです」と

    野生のキリンが増えている、最新報告
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    kamei_rio 2022/01/18
    "より精度の高い新しい手法では、大量の写真を撮影してスキャンし、コンピューター・プログラムを使って、1頭ごとに異なる、キリンの体の網目模様から個体を識別する。" 新しい手法!
  • 海に岩をまいて温暖化抑止、進む「海洋アルカリ化」実験

    特大の試験管「メソコズム」の外側に藻類が繁殖して日光を遮らないようにブラシで清掃するスキューバダイバー。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL SSWAT, GEOMAR) ここはアフリカ北西部の沖合にあるスペイン領カナリア諸島、グラン・カナリア島の静かな村。夜明け前の港を科学者のチームが足早に歩いてゆく。目指すは、並んで海に浮かぶ9つの大型試験管「メソコズム」だ。 「急ごう、もうすぐ明るくなる」。目を充血させた研究者が、箱形の重そうな装置を1つのメソコズムの中に沈めた。発光する生物の活動を測定する装置だ。「明るくなってからだと測定値に影響するのです」と説明してくれた。 ウレタン樹脂でできたメソコズムは、8000リットルの海水で満たされ、それぞれに異なる量の石灰岩が混ぜられている。石灰岩は炭酸カルシウムを主成分とする岩で、水に溶かすとアルカリ性になる。 このとき研究チームが取り組んで

    海に岩をまいて温暖化抑止、進む「海洋アルカリ化」実験
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/01/06
    "注意すべき点や不安な点も多い。理論上の化学反応自体は単純だが、それ以外のほぼすべての要素が未知数だ。" そりゃそうじゃ
  • EUでは屋外の使用禁止も、ネオニコチノイド系殺虫剤とは

    島根県宍道湖におけるウナギとワカサギの激減と殺虫剤ネオニコチノイドの関連をひもとく論文が、学術誌「Science」に発表されたのは2019年のこと。この研究を主導したのが、宍道湖の研究をライフワークとする東京大学教授の山室真澄氏だ。その核心はナショジオのニュースでも紹介したが、科学ミステリーのような山室氏の新刊『東大教授が世界に示した衝撃のエビデンス 魚はなぜ減った? 見えない真犯人を追う』(つり人社)の「第1回」から、謎解きに至るまでのエピソードを抜粋して紹介する。(全3回)

    EUでは屋外の使用禁止も、ネオニコチノイド系殺虫剤とは
    kamei_rio
    kamei_rio 2021/12/09
    "有機リン系と比べ人体や哺乳類・鳥類・爬虫類への安全性が高い一方で、昆虫に対する毒性が強いことが長所とされる" ウナギを直接減らす訳ではないが、昆虫が減ればその捕食者も…という話で次回に続く
  • ウナギとワカサギが激減した宍道湖

    魚類と呼ばれる動物は5億年前から地球に存在し、現在の世界の海や川には3万3462種もいるとされる。魚類がうまれてからの5億年の間には、すべての生物種の9割以上が絶滅した大量絶滅時代(約2億5100万年前、ペルム紀末)があり、魚類も大部分が絶滅した。 書で対象としているのは、そんな壮大な物語ではない。全魚類ではなくウナギとワカサギの2種類だけ。そのうえ世界全体ではなく日、それも島根県の宍道湖という汽水(=海水と淡水が混じった水)の湖で起こったできごとが中心だ。この湖では1993年からウナギとワカサギがまったく漁獲されなくなるくらい減ってしまった。その原因は何か? 著者は水田で使われる農薬の一種であるネオニコチノイド系殺虫剤の影響だと考えている。 宍道湖は面積79㎢の日で7番目に広い湖で、湖当たり年間漁獲量は長年、日一をキープしている。漁獲量の大部分は魚ではなくヤマトシジミという二枚貝

    ウナギとワカサギが激減した宍道湖
    kamei_rio
    kamei_rio 2021/12/08
    "科学ミステリーのような山室氏の新刊『東大教授が世界に示した衝撃のエビデンス 魚はなぜ減った? 見えない真犯人を追う』(つり人社)の「第1回」から、謎解きに至るまでのエピソードを抜粋して紹介する。(全3回
  • ラッコがいると海草が強くなる、アマモの遺伝子が多様化、研究

    米アラスカ州のプリンス・ウィリアム湾で、海藻に覆われた岩の上にいるラッコ。ラッコは絶滅危惧種に指定されている哺乳類で、生息環境を健全に保つ役割を担っている。(PHOTOGRAPH BY DONALD M. JONES, MINDEN PICTURES) ラッコは動物界で最も厚い毛皮に覆われた生きものだ。主は貝や甲殻類などの海底の生物で、一生を通して海で生活することもある。カナダのブリティッシュ・コロンビア州に生息するラッコは、二枚貝をよくべる。こういった貝は、水生植物であるアマモ(Zostera marina)が茂る場所に潜んでいることが多い。(参考記事:「動物大図鑑 ラッコ」) ラッコが暮らすアマモ場には、ところどころに草が生えていない空き地がある。ラッコがエサを探して海底を掘った跡だ。しかし、ラッコがいないアマモ場は通常、一面に草が茂っている。10月14日付けで学術誌「Scienc

    ラッコがいると海草が強くなる、アマモの遺伝子が多様化、研究
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    kamei_rio 2021/10/19
    "ラッコが捕食活動を通して海底をおだやかに乱すことで、アマモの開花や種子の形成が促される" おだやかに…乱す…
  • 海底ケーブルの電磁界の影響により、カニの行動が阻害されるとする研究 | スラド ハードウェア

    ある研究によると、水中に設置された海底ケーブルの出す電磁界が、カニを誘引してしまう効果があるらしい。ヘリオット・ワット大学で水槽の中で60匹のヨーロッパイチョウガニにさまざまな電磁界強度を与えて行動を観察したところ、カニはより強い電磁界に引き寄せられる傾向があることが分かった。カニは強い電磁界の近くに行くと著しく活動性が低下してしまうそうだ。このためカニの移動や採餌、交尾活動に大きな影響を与え、カニの漁業市場に被害が出る可能性があると指摘している。(Journal of Marine Science and Engineering、IFLScience、Daily Mail Online 、ナゾロジー)。

    kamei_rio
    kamei_rio 2021/10/19
    "より強い電磁界に引き寄せられる傾向がある" "強い電磁界の近くに行くと著しく活動性が低下してしまう" そうカニか
  • 「ありえない場所」でマングローブ林を発見、海面上昇予測に関連

    メキシコのタバスコ州を流れるサンペドロ・マルティル川に接する、エル・カカワテというラグーン。このラグーンに沿って生育するマングローブ林は、通常の生息地である沿岸部から170キロも離れた場所にある。 (PHOTOGRAPH BY OCTAVIO ABURTO) メキシコとグアテマラの国境に近いサンペドロ・マルティル川沿いを調査していた研究チームは、海岸から170キロも内陸の地点で予期せぬ光景に出合った。川沿いのきらめく大きなラグーンに沿って、マングローブの林が広がっていたのだ。 そこは、マングローブ林があるはずのない場所だった。というのも、通常のマングローブ林は、沿岸の限られた区域で、海水と高潮にさらされながら力強く繁殖するからだ。しかし、この場所は標高が9メートルもあるうえ、滝の上流にある。(参考記事:「世界最大のマングローブ林は住民を見放したのか」) 研究チームが慎重に分析した結果、さら

    「ありえない場所」でマングローブ林を発見、海面上昇予測に関連
    kamei_rio
    kamei_rio 2021/10/11
    "およそ10万年前からこの地に伝わる「生きた化石」だった。すなわち、ここは当時の海岸線だったのだ"