2022年10月8日、トラックが爆発し、道路に並行する鉄道を走っていた貨物列車の燃料タンクに引火して火災が起きたクリミア橋(ロイター) ロシア本土とウクライナ南部クリミア半島をつなぐクリミア橋が崩落した昨年10月の爆破について、ウクライナ保安局(SBU)のマリュク長官は、自身が作戦に関与したと表明した。ウクライナが明確に実行を認めるのは初めてとみられる。同国メディアが19日にインタビューを報じた。 マリュク氏によると、建築用資材に包まれた21トンの爆発物を大型トラックに運ばせ、クリミア橋を走行中に爆発させたという。爆発は2つの橋脚のほぼ中間地点で起き、片側車線が崩落。作戦を知らなかった大型トラックの運転手や乗用車のロシア人夫婦ら少なくとも3人が死亡した。