[1.16 AFC U-23選手権 U-21日本3-1U-23北朝鮮 江陰] 思い通りのゴールではなかった。しかし、チームに勢いをもたらす値千金の先制点だ。今大会初出場を果たしたU-21日本代表DF柳貴博(FC東京)は、自身が放ったシュートがネットを揺らすことを確認すると、喜びを爆発させた。 スコアレスのまま迎えた前半32分、先制点が生まれる。左サイド後方でFKの好機を得ると、MF伊藤洋輝(磐田U-18)が蹴り出したボールにファーサイドの柳が反応する。「自分の前にいた選手がちょっと前に行き過ぎていて、これは絶対に超えてくるなと思った」と準備を整える。 しかし、「絶対に触れないと思ってから、割と時間があった。トラップするか、ダイレクトで打つか結構考えていた」ところ、「ちょっと迷っていたら、入っていました(笑)」と左太ももに当たったボールはゴールマウスに収まり、先制点が生まれた。狙い通りのゴー