どもども。 と、いうわけで、新刊長編小説『ブラック・ドッグ』が、発売になりました! ブラック・ドッグ 作者: 葉真中顕出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/06/15メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 「人間と動物は完全に平等であり、人間の都合で動物を利用することは差別──種差別(スピーシズム)──である」という思想を掲げる過激な動物愛護団体〈DOG〉。 彼らは、東京湾に浮かぶ人工島「海の森」のイベント会場を封鎖。来場者を閉じ込めた上で、人を食らう巨大な獣を解き放つ。 閉鎖空間の中、襲い来る恐ろしい獣たち。人間と動物は何が違うのか。人間を人間たらしめるのものは何か。極限状態で問われる倫理の限界線。生き残れるのは誰だ?──的なパニックホラーです。 本作には、大きな元ネタとなっている本が、二冊あります。 ピーター・シンガー『動物の解放』 動物の解放 改訂版 作