「いきなり!ステーキ」を展開する外食チェーンの「ペッパーフードサービス」は、業績の不振を理由に、一瀬邦夫社長(79)が12日付けで社長を辞任したと発表しました。 会社の発表などによりますと、12日の取締役会で一瀬社長から「近年の業績不振の経営責任を明確にする」として社長辞任の申し出があり、これを受理したということです。 一瀬氏は1985年に会社を創業し、ステーキ専門の飲食チェーン「ペッパーランチ」や、立ったまま手軽にステーキを食べられる「いきなり!ステーキ」を立ち上げました。 一方で、ここ数年は、アメリカ事業で多額の損失を計上し、国内でも急速な出店が裏目に出て収益力が悪化し、新型コロナの感染拡大で業績不振が続いていました。 おととしには、比較的業績が堅調だった「ペッパーランチ」事業を売却し経営の立て直しを目指してきましたが、会社が12日、発表したことし6月までの半年間の決算は8億円余りの最