秋山 広島入り決断激白 響いた「カープの大きな財産になる」 3年契約「欲しい条項の一つだった」
花咲徳栄が埼玉県勢として初めて夏の甲子園を制覇した2017年の主将で、19年4月に強盗致傷事件などを起こした千丸剛(ちまる・つよし)被告(21)らの裁判員裁判が27日、千葉地裁(坂田威一郎裁判長)で開かれ、千丸被告の被告人質問が行われた。 千丸被告はスポーツ推薦で18年に駒大に進み、2月から野球部に入部した。弁護側の被告人質問で、1年春からリーグ戦に出場していたにもかかわらず、退部した理由を、千丸被告は「深夜2時、3時までコンクリートの上に正座させられたり、雨の中、傘もさせずに先輩たちの買い出しに行かされたり、たばこの火で根性焼きさせられたりしました。3月から9月に退部するまでほぼ毎日ありました」と供述。「チームの体質、風習についていけなかった」ことが退部の理由と説明した。 通学は続けたものの、駒大はキャンパスがひとつのため「顔を合わせたくない先輩たちと顔を合わせるのが苦痛になった」ため、
三塁側スタンドに、背番号6のユニホームを着た家族を見つけた。28日、都市対抗が開催されている東京ドーム。中日の京田陽太内野手はゆっくり歩み寄り、距離をとって話しかけた。特別な思いで過ごした2020年シーズンを終え、どうしても伝えたい思いがあった。 【写真】中日・京田と中井さんの絆 開幕戦から使用した実際のグラブの写真 3か月遅れてプロ野球が開幕した6月19日。前日届いたばかりのまっさらなグラブを手に、遊撃の定位置に立った。これまで愛用していたものとは大きさも形状も違う。「でも、不思議と怖さはなかったんです」。ともに120試合を戦い抜いた商売道具には、自らの背番号「1」ではなく「6」と刺繍されていた。 今年4月、友を失った。青森山田高時代の2学年後輩だった中井諒さんが他界。骨のガンである骨肉腫が、23歳の未来を絶った。桐蔭横浜大からNTT西日本へと進んだ遊撃手は、もちろんプロの舞台を目指して
西武が1日、平尾博司2軍打撃コーチ(44)を、契約違反のため10月31日付で契約解除したことを発表した。 球団によると、10月16日に選手2人の私物がなくなったと報告を受け、調査したところ同コーチが窃取したことが判明。本人も認め、その日以降自宅謹慎処分を受けていた。また、許銘傑2軍投手コーチ(43)、高木浩之2軍内野守備・走塁コーチ(48)と来季契約を結ばないことも発表。高木コーチは球団に残る。 ◆平尾博司(ひらお・ひろし)1975年(昭50)12月31日、埼玉県生まれ。大宮東3年の93年春にセンバツ準優勝。高校通算68本塁打。同年ドラフト2位で阪神入団。01年5月、トレードで西武に移籍。茶髪の長髪姿に「チャラ尾」の愛称がつき、ファンに親しまれた。12年オフに引退。13年から西武の球団職員となり、19年から二軍コーチ。176センチ、79キロ。右投げ右打ち
ロッテから国内フリーエージェント(FA)権を行使した鈴木大地内野手(30)が、楽天に移籍する意思を固めたことが17日、分かった。球界屈指のユーティリティープレーヤーを巡っては、宣言残留を認めていたロッテと楽天、巨人が争奪戦を展開。鈴木はこの日、ロッテのファン感謝デーに参加し、決断が近いことを示唆していた。近日中に「楽天・鈴木大地」が誕生する見通しだ。 【写真】ファン感で地鳴りのような「大地コール」受ける鈴木 悩み抜いた末に、進むべき道を決めた。複数の関係者によると、この日までに複数回にわたって交渉してきた楽天に移籍することを決断したもようだ。周囲には「本当に必要とされていると感じられるのが重要。野球選手としてだけではなく、人間として成長できる環境で頑張りたい」と話しており、楽天の熱意が心に響いたようだ。 もちろん、「チームの顔」になるまで育ててくれたロッテへの恩義や愛着は強かった。一方で、
広島の黒田博樹投手(41)が、今季限りで現役引退する意向を固めたことが18日、分かった。この日球団が広島市内のホテルで、会見を開くことを発表した。日米で活躍したレジェンド右腕が、20年の現役生活に終止符を打つことになる。 【写真】黒田の引退報告にナインも驚きをもって聞き入る 発表は突然だった。22日からの日本シリーズを目前に控えた中での決断、発表。この日午後5時からの練習を前に、全選手に自らの言葉で伝えた。今季は開幕前から右肩、右足首の痛みを抱えながら24試合に登板。10勝8敗で防御率3・09で、米大リーグ・ドジャースに在籍していた2010年から7年連続2桁勝利を達成。さらに数字以上にチームの精神的支柱として、25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。 1996年度ドラフト逆指名2位で入団。20年の現役生活では、日米通算533試合に登板。広島で124勝、ドジャース、ヤンキースで79勝を挙げ、通
読売巨人軍の野球賭博問題に関して、NPB(日本野球機構)調査委員会から野球賭博常習者と認定された、飲食店経営者のB氏が週刊文春の取材に応じた。 巨人が昨年11月の調査報告で発表した、所属選手たちによる高校野球に関する賭博に関して、B氏は「昨年の夏の甲子園大会では、私も参加していた」と語る。 「他にやっていたのは笠原将生君(25)や高木京介君(26)など十数人で、全員が一軍の投手でした。私は笠原君を通して参加しました」 この賭博に詳しい巨人軍関係者が解説する。 「参加者は一人最大で4チームをくじで引いて選び、1チームにつき1万円を賭けます。夏の出場校は49チームですので、まず49万円が集まります。さらに、罰金の規定があり、自分が引いたチームがサヨナラ負けや完封負け、10点差以上の負けで敗退すると、追加で1万円を支払わなければいけないのです。そのほかにも、延長戦や雨天順延でも罰金が発生します。
野球日本代表「侍ジャパン」に関する事業を担うNPBエンタープライズは16日、11月の「WBSC世界野球プレミア12」に出場する「侍ジャパン」トップチームの一次候補選手を発表し、黒田博樹、前田健太(ともに広島)、大谷翔平、中田翔(ともに北海道日本ハム)、嶋基宏(東北楽天)、坂本勇人(巨人)ら65選手が選出された。ここから9月中旬をめどに45人ほどの「ロースターメンバー」を選出する予定となっている。 昨年の日米野球を戦った前田、嶋、坂本、大谷、藤浪晋太郎(阪神)らの主力に加え、今春の欧州代表戦に出場した松井裕樹(東北楽天)らも順当にメンバー入りした。さらに、今回の一次候補ではベテランから若手まで幅広く選出し、新たな選手が多数、侍ジャパンに名を連ねることとなった。 チーム最年長となるのは、ヤンキースから日本球界に復帰した40歳の黒田。今季ここまで6勝4敗、防御率2.68の成績を残し、円熟の投
明徳義塾まるで松井封じ!4番に5四球延長サヨナラV3…高知大会 延長12回、サヨナラ勝ちで優勝を決め喜ぶ明徳義塾ナイン ◆第94回高校野球選手権高知大会 ▽決勝 明徳義塾2x―1高知=延長12回=(24日・春野)高知の決勝で、20年ぶりに“禁断の采配”が飛び出した。明徳義塾が高知に延長12回サヨナラ勝ち。馬淵史郎監督(56)が、1992年夏の甲子園をほうふつさせる「5与四球」で相手の4番打者を封じ、3年連続14度目の出場を決めた。大阪ではPL学園の来秋ドラフト候補、前野幹博(よしひろ=2年)が公式戦初完封を飾り、16強入りに導いた。また、秋田商(秋田)も甲子園切符を手にした。 1―1の延長12回1死二塁、明徳義塾の9番・逸崎友誠の打球が中前へ抜けた。サヨナラだ。その瞬間、馬淵監督は感情をむき出しにベンチの中でバンザイし、飛び上がって喜んだ。「耐えて勝った値打ちのある試合。感無量ですわ」。執
2012年7月12日 神奈川大会1回戦 2対2同点9回裏1死満塁の場面で打者は内野フライ インフィールドフライ宣告 捕球後に武相野手陣が審判によるタイムのコールが無いことを 確認せずマウンド付近へ それに気付いた日大藤沢3塁走者が 隙を突いてサヨナラのホームイン (記録上は本盗)
印刷 プロ野球・読売巨人軍が、球界で申し合わせた新人契約金の最高標準額(1億円プラス出来高払い5千万円)を超える契約を多数の選手と結んでいたことが、複数の関係者証言と朝日新聞が入手した内部資料から明らかになった。14日現在で確認できたのは、1997〜2004年度に6選手と結んだ計36億円の契約で、このうち計27億円が最高標準額を超過する内容だった。 読売巨人軍は朝日新聞の取材に対し、「個別の選手の契約は申し上げられない。最高標準額は07年までは上限ではない。プロ野球全体もそういう認識でルール違反ではない」と話している。 超過額の契約が判明したのは、高橋由伸、上原浩治(現大リーグ)、二岡智宏(現日本ハム)、阿部慎之助、内海哲也、野間口貴彦の6選手。 プロ野球では93年のドラフトから、社会人と大学の選手が入団する球団を選べる逆指名制度を導入。これに伴い、球団間の争奪戦で契約金が高騰する
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