2009年02月05日 08:00 2007年夏に表面化した「サブプライム・ローンショック」を皮切りに進行している金融(工学)危機は2008年10月のリーマン・ブラザーズの破たんで一層加速をつけることになった。金融市場は疑心暗鬼が相互不信を呼び、それがさらに市場の混とん化に加速をつけている。不景気の波はどとうのごとく押し寄せ、消費者の財布のヒモは固くなり、多くの商品は売上を落としていく。デパートの月次報告でも触れているように、住関品の代表アイテムである家電もまたしかりで、電機メーカーは軒並み売上を落としている。先日までに大手上昇電機企業の2009年3月期(2008年4月~2009年3月)における業績修正がほぼ出揃ったので、今回はこれをグラフ化することにした。 上のグラフは売上、営業損益(本業の損得)、純損益(本業、本業以外、特別な損得を加えた最終的に「どれくらい儲かったか」)を昨年時点の見