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ブックマーク / econ101.jp (9)

  • ノア・スミス「西洋の左翼は混乱してる」(2023年10月10日)

    Photo by Stuart Meissner 無辜の市民の虐殺をうれしげに支持するのは,残忍としか言えない じきに経済ネタのブログ活動に戻るよ.約束する.そのときは,まずクラウディア・ゴールディンのノーベル経済学賞から取り上げよう〔追記:こちら〕.ただ,まずは,イスラエル-ハマス戦争についてもうひとつ,書いておかないといけないことがある. 冒頭の画像は,アメリカ民主社会主義党のニューヨーク市支部がパレスチナの大義を支持して行った集会の様子だ.この集会が行われたのは10月8日,1,000人以上のハマスの武装集団がイスラエルを攻撃した翌日のことだ.これだけじゃなく,全米各地のアメリカ民主社会主義党の支部も同様の集会を開いたし,あちこちの大学のキャンパスでも集会は開かれた.報道によると,写真に写ってる女性は,イスラエル支持の反・抗議派の人たちに鉤十字を見せつけたそうだ. まだこの件をあまり読

    ノア・スミス「西洋の左翼は混乱してる」(2023年10月10日)
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    usi4444 2023/10/15
    こっちか、あっちかで判断する愚行。/で、ノア・スミスさんは、ウクライナを支持しロシアを非難しながら、イスラエルの暴虐を対してどんな態度を取るのか。
  • ノア・スミス「実は日本は様変わりしてるよ」(2023年1月23日)

    By 稲ノ歯鯨 – Own work, CC BY-SA 4.0 2020年代は1990年代とはちがう BBC の東京特派員ルーパート・ウィングフィールド=ヘイズが書いた,日についてのエッセイが広く話題になってる〔日語版〕.ぼくも読んでみたけれど,ひどくいらいらしてしまった.このベテランジャーナリストは――2012年から日に暮らして働いたすえに――日の印象をまとめている.彼によれば,日は停滞して硬直した国で,「ここに来て10年経って,日のありようにもなじみ,次の点を受け入れるにいたった.日は,変化しそうにない.」 でも,日に暮らしたことがあって,2011年以降も年に1ヶ月間ほどここに来て過ごすのを繰り返してる人物として,そして,日経済についてかなりの分量を書いてきた人物として言わせてもらえば,日はまちがいなく様変わりしてる.すごく目につきやすくて重要なところがあれこれ

    ノア・スミス「実は日本は様変わりしてるよ」(2023年1月23日)
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    usi4444 2023/02/02
    「日本の出生率は韓国中国台湾より上」って安心してるが、日本は尻に火が着いてから何年たったの?というか中韓台の成長が止まったら日本人がメシウマと笑える立場だと思っているのか。
  • ノア・スミス「意識高い系の起源に関する考察・後編」(2022年9月10日)

    [Noah Smith, “Thoughts on the origins of wokeness,” Noahpinion, September 10, 2022] 昔ながらのアメリカの宗教としての意識高い系 「待て、これはみんな、会衆派の奴隷反対運動家たちか?」 「お前は知りすぎた」 美しい百合の中 海の向こうで 主は生まれた 主の懐で 栄光と共に あなた方と私は変容する 主の死による贖罪の如く 我らも自由のために死なん 神は進み続ける ――ジュリア・ウォード・ハウ「リパブリック賛歌」 [1]訳注:歌詞は以下のサイトの和訳を使用した。https://www.worldfolksong.com/songbook/usa/battle.htm ここからは、意識高い系(2010年代中盤あたりからアメリカで注目されるようになってきた、社会正義の運動、議論、態度)について考察しようとしているシリ

    usi4444
    usi4444 2022/09/19
    wokeは黒人解放運動が由来というが、KKKもキリスト教右派もいない日本のwokeは立場の弱い性犯罪被害者女性や身体重視レズビアンを殴ってる。
  • ジョセフ・ヒース「ウォーク(正義に目覚めた一部の左派)は戦術・信条において裸の王様・女王様である:リベラリズムの皮を被った反自由主義」(2021年6月23日)

    ウォーク政治活動を理解する上で最も重要なのは、これは伝統的なタイプの「反自由主義」とは異なっており、「反自由主義的リベラリズム」の一種であると考えた方がよいということだ。 Joseph Heath: Woke tactics are as important as woke beliefs Woke language hides illiberal tactics in liberal aims Posted by Joseph Heath on June 23, 2021 ここ数年、進歩主義を装った反自由主義が世を覆いつつあったが、ついにアメリカリベラルたちは団結して行動を起こし始めた。リベラルたちは、「ウォーク」〔woke、社会問題に対して目覚めた(=wake)人々を指す〕の政治活動やイデオロギー的影響力の拡散を阻むために、いくつかの組織を創設したのである。〔ウォークと戦う〕リベラル

    ジョセフ・ヒース「ウォーク(正義に目覚めた一部の左派)は戦術・信条において裸の王様・女王様である:リベラリズムの皮を被った反自由主義」(2021年6月23日)
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    usi4444 2021/11/26
    中身はトランスジェンダリズム批判だった。「不寛容に対する不寛容」は自制心が無ければ全ての人に対する不寛容になりかねないし、no debate でどうやって自論の正しさを担保するのか。
  • タイラー・コーエン「アヘン戦争の経済的帰結」(2021年10月25日)

    [Tyler Cowen, “The economic consequences of the Opium War,” Marginal Revolution, October 25, 2021] ――という NBER ワーキングペーパーが新しく出てる.著者は Wolfgang Keller & Caroline H. Shiue だ.アブストラクトを引用しよう: 稿では,アヘン戦争(1839-42年)以後に西洋が中国に進出した経済的帰結を検討する.この時期に,西洋諸国による植民の影響が数十にのぼるいわゆる条約港に及びはじめている.研究では,19世紀のあいだに中国の資市場の性質に劇的な好転が生じていたことを立証する.アヘン戦争の前には沿岸部各地の都市は比較的に重要度が小さかった.それに対して,西洋の条約港システムによって,沿岸地域と国際貿易に注力し西洋の利益にかなった商売に従事する経

    タイラー・コーエン「アヘン戦争の経済的帰結」(2021年10月25日)
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    usi4444 2021/10/30
    その成長の果実を自分達の物とするためには外国勢力の追放が必要だったのよ。
  • サイモン・レン=ルイス「なぜ西洋諸国の大半はパンデミックでこれほど失敗したのか」(2021年5月4日)

    [Simon Wren-Lewis, “How most of the West got the pandemic so badly wrong?” Mainly Macro, May 4, 2021] 近頃は,そうそう大したことでは驚かなくなっている私だが,OECD 諸国の大半が今般のパンデミック対応で失敗したのには愕然とした.とはいえ,ジョンソンのイギリス,トランプアメリカ,ボルソナーロのブラジル,モディのインドの成り行きに愕然としたわけではない.こうした国々が失敗する理由は,あまりに歴然としていた.なにより,パンデミックが始まる前から,「イギリスは人命を救うために経済を制限することから手を引く国になるべきだ」と,ジョンソンは考えていた.そうすることで,イギリスは世界経済でなんらかの大きな優位を得られるだろうというのが,彼の思惑だった.これによって国民保健サービス (NHS) が陥っ

    サイモン・レン=ルイス「なぜ西洋諸国の大半はパンデミックでこれほど失敗したのか」(2021年5月4日)
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    usi4444 2021/05/09
    日本は「ウィズ・コロナ」で駆逐戦略なんて取ってないのだが。
  • スコット・サムナー「魔法の杖は振れないのだよ」

    Scott Sumner ”Magical thinking”, The Money Ilusion, February 21st, 2019 ポール・クルーグマンがMMT(現代金融理論)を批判する記事をいくつか書いている。彼は礼儀正しくも,ゼロ下限においてはMMTの政策提案は緊縮の擁護者ほどは悪くないと指摘している。しかし奥底ではこのモデルが純然たる狂気であることに気づいているに違いない。 ステファニー・ケルトンの返答は,その思想について明確な説明を与えることができないというMMT派の長き伝統に連なるものだ。莫大な財政赤字はやがて金利が納税者にとって大きな負担となって圧し掛かるほど高まるまで公的債務を積み上げかねない,というクルーグマンの懸念に対する彼女の回答は以下のとおり。 まず,経済学者ジェームズ・K・ガルブレイスが説明したように「金利の仮定には悪魔が潜んでいる」。審判の日シナリオを

    スコット・サムナー「魔法の杖は振れないのだよ」
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    usi4444 2019/03/03
    「読者もご存知かもしれないが,過去20年にわたって日本は現代人類史において最も緊縮的な需要側政策をとり,1998年以降名目GDPはほとんど成長していない。」「深刻なまでに抑圧された支出」
  • スコット・サムナー「弱者に同情しすぎる保守派」

    [Scott Sumner, “Bleeding heart conservatives,” TheMoneyIllusion, December 30, 2016] 長年,やたら弱者に同情するリベラルに悩んできた.彼らは,社会の底辺で苦しむ人たちを美化する傾向がある.もちろん,右派はこれと真逆の間違いをおかして,底辺の人たちを邪悪な人間だと考えた.適正な態度は,冷静な功利的現実主義だ――彼らは犠牲者でもないし悪漢でもない.さて,道徳心の見せびらかしにやっかいな新しい傾向がでてきているようだ――弱者に同情しすぎる保守派という新しい傾向がある. この新たな保守主義は,白人労働階級を美化する.「少数派(マイノリティ)は『不公正な社会の犠牲者』だ」と主張して弱者に同情しすぎるリベラルを,こうした保守派たちはあざわらっていたものだ.貧しい人たちは貧しい人生につながる選択をしてしまったのだと彼らはよ

    スコット・サムナー「弱者に同情しすぎる保守派」
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    usi4444 2017/01/01
    「富の総量が増えるんだから分配なんてどうでもいいだろ、アフリカを見ろ」経済学者の言っていることは話半分で聞いとかないと社会崩壊。
  • アレックス・タバロック「中流は縮小している――大勢がお金持ちになってきてるから」

    [Alex Tabarrok, “The Middle Class is Shrinking Because Many People are Getting Richer,” Marginal Revolution, June 21, 2016] 新聞の見出しにはなにかと中流階級が縮小しているって言葉が踊るけれど,かなりの程度まで,それは人々が上位中流階級に移動しているからであって,貧しくなっているからじゃあない.ある数字によれば,アメリカでは1980年に 38% だった中流階級は今日だと 32% に減っているけれど,同時に,上位中流階級は1980年の 12% から現在は 30% にまで伸びている. 『ウォールストリートジャーナル』の Josh Zumbrun が(リベラル寄りの)アーバン・インスティテュートからでた新しい研究などについて見事な記事を書いている〔もとの画像はこちら〕: 上位

    アレックス・タバロック「中流は縮小している――大勢がお金持ちになってきてるから」
    usi4444
    usi4444 2016/06/23
    別の惑星から記事投稿している経済学者の話。
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