IT、AIの時代の中で労働力の流動化の必要性が指摘されてから久しい。既に海外では多くのフリーランスが活躍しているという。世界では企業に所属する意味は希薄化し、企業のプロジェクトに参加しつつ自らの専門性を高めキャリアアップして行くのが新しい働き方だなどとも言われる。 しかし、日本では未だ年功序列・終身雇用という人事・労務慣行が主流で労働市場の流動化は不十分なままだ。フリーランスは収入が不安定となりやすく社会保障制度のあり方も大きな課題であると言える。フリーランスが活躍できる社会になるためには未だ多くの課題が残っているが、現況でのフリーランス人材の活用はどうなっているのであろうか。 人材コンサルティング業のBNGパートナーズが3月、自社の取引企業77社を対象に「企業の業務委託・フリーランス人財活用に関する調査」を実施、その集計結果を15日に公表している。 レポートによれば「過去1年で業務委託・