座っているだけでも、体を支える筋肉を鍛えることができる。ただし、どんな座り方でもいいというわけではない。骨盤を立てて座ることが大切。自宅や職場など、座る機会の多い椅子はもちろん、カフェや電車など、座りにくい椅子でも、しっかりちゃっかり筋肉を鍛えるコツを覚えておきたい。 ○:肩が下がっていれば背中の筋肉を使える。 肩が下がると、腕を動かすときに肩甲骨まわりの筋肉を使える。上がっていると肩甲骨が動かず、肩がこる。 ○:太ももの裏に重心があると、骨盤を立てるのがラクに。 体重を太ももの裏にかけるようにすると、重心が極端に後ろにいって、骨盤が倒れるのを防げる。 ○:あえて背もたれを使わず、支える筋肉を使う。 本来、骨盤が立っていれば背もたれは必要ない。支える筋肉を使うチャンスなのだ。 ○:お腹を1cmだけ薄くするつもりで。 座っている間、お腹を1cmくらいへこますつもりで腹筋に力を入れておくと、背