最近は2020年2月号の巻頭特集「Pythonで楽々ネットワーク管理」を執筆した。この特集では、ネットワーク機器に簡単にリモートログインして操作できる「Netmiko(ネットミコ)」というライブラリーを利用している。 ScapyやNetmikoを使っていて感じるのが、「本来はとても面倒な処理のはずなのに、こんなに簡単にできていいのだろうか」という戸惑いだ。ほんの数行のプログラムでやりたいことができてしまう。プログラムの中では、やりたいことを指定してライブラリーを呼び出しているだけだ。 しかも、Pythonではたいていの用途に対してライブラリーが用意されている。プログラミングで何かやりたいことがあった場合、Pythonであれば簡単に実現できる。掛け値なしに「かゆいところに手が届く」という感じだ。 こうした感覚は、他の言語ではほとんど体験したことがない。他の言語でも、ネットワーク通信のためのソ