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ブックマーク / science.srad.jp (17)

  • IT業界人はなぜインタビューでろくろを回すのか | スラド サイエンス

    IT業界人は何故インタビューでろくろを回すポーズをするのか。誰しもが考えたがどうでもいいので忘れ去られたのは数知れずであろう。大阪公立大学大学院現代システム科学研究科に所属する牧岡 省吾氏によるチームによると、手を拘束すると意味を処理する脳活動と言語化の速度が低下すると報告した(ナゾロジー)。 実験の参加者には、画面に表示された2つの単語が表す物の大きさを比べ、どちら大きいのか口頭で答えてもらう調査を行った。また「手を机の上に置いて拘束しない条件」と「透明アクリル板で手の動きを拘束する条件」での比較で手の動きが脳内の意味処理に影響するか調査した結果、手を拘束すると左脳の頭頂間溝と下頭頂小葉の活動が弱まり、言葉の意味処理が阻害されたと分かったという。研究の詳細は、2022年8月8日付の科学誌『Scientific Reports』に掲載された。 多分ろくろということに意味はなく、手を動かしな

    Hamukoro
    Hamukoro 2022/08/24
  • ミツバチはコンピュータよりも速く巡回セールスマン問題を解ける | スラド サイエンス

    ミツバチは複数の花を最短ルートで移動していることが、ロンドン大学クイーン・メアリー校および同大学ロイヤルホロウェイ校の共同研究で分かったそうだ(ロンドン大学クイーン・メアリー校発表、家/.)。 複数地点を一度ずつ巡り出発点に戻る最短ルートを求める問題は通称「巡回セールスマン問題」と呼ばれており、ミツバチはこの問題を解くことができることが発見された初めての種であるという。 研究ではコンピュータで制御された人工の花を使い、ミツバチがこの花を「発見した順」に巡るのか、それとも「最短ルート」を見つけ出すのかを検証した。その結果、ミツバチはそれぞれの花の場所を探索したあと最短ルートを飛行するようになったという。 コンピュータでは解くのに何日もかかるこの問題をミツバチが短時間でどう処理しているかを調べることで、複雑な問題の解決に必要な最小限の神経回路を解明できるかもしれないとのことだ。

  • ブルックリンの親子、自家製宇宙観測機で成層圏の撮影に成功 | スラド サイエンス

    米国NY州在住の親子、Luke Geissbuhlerさんと息子Max君は、今年8月に自家製宇宙観測機をブルックリンから放ち、上空19マイル(30.5km)の成層圏の撮影に成功したとのこと。事前に8ヶ月かけて天候等の調査および観測機の飛行テストを行っている(家/.の記事)。 発泡スチロールのカプセルにHDビデオカメラとiPhoneを仕込み、それをヘリウムガスで膨らました19インチ(48.26cm)の気球にぶら下げただけの宇宙観測機であるが、見事に成層圏を上昇していく様子や気球が破裂する最頂点での様子、地球に帰還するまでの様子も見事に撮影されていた。「親子の自家製観測機が撮影した映像」でも、観測気球の打ち上げに至るまでの過程や、ビデオカメラに記録された成層圏の様子を見ることができる。 カプセルにはパラシュートを取り付けており、カプセル内のiPhoneによりGPSで観測機の位置を追うことがで

  • チェルノブイリ原発事故、放射性物質に汚染された土壌に適応する植物 | スラド サイエンス

    1986 年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故で、大気中には大量の放射性物質が放出され周辺の土壌が汚染されたが、この汚染された土壌に適応した植物があり、繁茂しているとのこと (家 /. 記事、BBC News の記事より) 。 爆発当時、原子力発電所の周辺は長期的に不毛の土地となることが予想されていたが、およそ 25 年間の不毛期間を経て、大豆や亜麻といった植物がその息を吹きかえしている。現地を調査する研究者チームによると、植物は何百万年も前は自然界の、より高濃度の放射能にさらされており、もともと耐放射能の性質があるのかもしれないとのことである。

  • 米国で「最寄りのマクドナルド」が最も遠い場所、最寄店舗まで 185 km。 | スラド サイエンス

    マクドナルドに感染している」と言っていいほど米国にはどこにでもマクドナルドがあり、店舗を点で表わした地図はまるで夜間に撮影された航空写真かのように煌々と輝いている。この度、そんな米国のなかでも最も「最寄のマクドナルド」が遠い場所というのが突き止められたとのこと(Data Pointed の記事、家 /. 記事より) 。 その場所はネバダ州の砂漠のど真ん中にあり、最寄りのマクドナルドまで 115 マイル (約 185 km) のとある地点 (Google Map) 。この場所こそが米国の現在の「McFarthest」(マクドナルドから最も遠い) グラウンドゼロ地点であるそうだ。果たして日の「McFarthest」はどこにあって、最寄の店舗は何 km 先くらいになるのだろうか。

  • 米国の中学生の約 7 割が「=」の意味を完全には理解していない」 | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2010年08月17日 11時00分 日でも似たような結果になりそうな ? 部門より 米テキサス A&M 大学の調査において、米国の中学生のうち約 7 割が「等号の意味を完全には理解していない」ことが明らかになったそうだ (家 /. 記事より) 。 等号は基的な算数から高度な数学まで通じる非常に基的な概念であり、広く使われている記号である。しかし問題を解く「方法」や「記号」のみを暗記し、その数学的意味を正しく理解していない生徒が数多くいることが今回の調査で浮き彫りになったとのこと。 テキサス A&M 大学による元記事によると、記号を暗記するのみで等号を完全に理解していない生徒は、例えば「4 + 3 + 2 = ( ) + 2」という問題に対し、「等号の左側にある数字を全て足して括弧の中に入れ、更に新たな等号で式を結び答えとする」傾向があるとのこと。結果、こ

    Hamukoro
    Hamukoro 2010/08/23
    当人が「それは習ってないです」といったことの90%以上は、「ちゃんと教えてもらったけど、それを習ったことすら頭に入っていない」、というだけ。
  • 多治見市「余計に暑くなるので、打ち水やめます」 | スラド サイエンス

    「日一暑いまち」岐阜県多治見市で、2007 年からはじまった散水車での「打ち水作戦」を今夏から中止することがわかった (YOMIURI ONLINE の記事より) 。 市民の一部からは散水を疑問視する声があがっていたといい、「散水直後は一気に 2、3 度下がったような気がするが、10 分もすると湯気が立ちこめ、さらに暑くなる気がする」という声が紹介されている。 岐阜大学大学院の吉野純助教によると、「打ち水は、実施する場所によって効果がある場合とそうでないケースがある。市街地緑化など、根的な暑さ対策が必要だ」とのこと。

    多治見市「余計に暑くなるので、打ち水やめます」 | スラド サイエンス
    Hamukoro
    Hamukoro 2010/08/06
    やり方が悪いんでしょうね
  • NASAとJAXA、宇宙ステーションから持ち帰ったはずの植物種子を紛失する | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2010年05月14日 21時59分 「この裏には壮大な企みが……」「な、なんだってー」 部門より 国際宇宙ステーションから持ち帰った植物種子が紛失中だそうだ(マイコミジャーナルの記事、JAXAのアナウンス[PDF])。 今月半ばに植物種子の引き渡しを受けるはずだった株式会社リバネスが発表したところによると、「年4月のスペースシャトルで回収されることになっていました植物の種子について、NASAでの開梱の際に、所在が不明であることが判明しました」とのこと。現在 JAXA と NASA がケネディ宇宙センターを捜索しているという。もしや宇宙に忘れてきたなんて話だと、この先どうなる?

  • 円周率計算の記録更新、使われたのはなんとデスクトップPC | スラド サイエンス

    円周率π計算の桁数の記録が更新された。計算機の進歩とともに記録は更新されるものだが、今回の記録更新で使われたのはスーパーコンピュータではなく、なんと1台のデスクトップPCなのだそうだ(家記事:New Pi Computation Record Using a Desktop PC、元ネタ:Pi Computation Record)。 今回の計算で達成した桁数は、約2兆6999億桁。前回の記録は昨年、筑波大・計算科学研究センターで達成された約2兆5769億桁なので、1200億桁ほどの記録更新となる。 元ネタのPress Releaseによると、計算に使われたマシンの主なスペックは以下の通り。 CPU:Core i7(2.93GHz)メモリ:6GBHDD:7.5TB(1.5TB×5)PC自体は2000ユーロ(25~26万円程度)のもので、OSにはLinux、π計算プログラムは独自に作られた

  • ダーウィンの「種の起源」初版本、1500万円で落札 | スラド サイエンス

    チャールズ・ダーウィンの「種の起源」が英国南部のある家庭のトイレで発見されたそうで、競売にかけられたところ10万3250ポンド、約1500万円という超高額で落札されたそうだ(時事通信の記事)。 トイレで発見されたとのことで、用を足しながら読んでいたのか? とか、臭いがついていないのか? などと変なところを心配してしまうが、意外なところに貴重品があるのは世界共通なのかも知れません。

  • LHCでまた不具合発生、今度は鳥の落としたパンが原因 | スラド サイエンス

    CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)でまた不具合が発生したそうだ。今回は11/3に鳥が落としたパンが原因とのこと(The Register、家記事、CERN News)。 パンは外部の機械にあたり、これが原因で加速器の一部で通常温度1.9K程度のところ8Kにまで温度が上昇するというオーバーヒートが発生したとのこと。当時LHCは稼動していなかったが、もし稼動していた場合は安全装置が稼動してシャットダウンされていたとのことで、被害もより大きかった可能性があるとのこと。 なお、LHCの再稼動は今月末に予定されているが、この度の珍事によってスケジュールに遅れは発生しないとのことだ。

  • 恐竜の血液サンプルが初めて採取される | スラド サイエンス

    New Scientist記事より。以前ティラノサウルスのタンパク質はニワトリに似ていることを報告したMary H. Schweitzerのことを皆さんは覚えておられるだろうか。これは凄い発見ではあったが「何千万年もの前のタンパク質がまともに残っているなんてありえないだろ常識的に考えて」というように受けとられ、その正当性は議論の的となっていたのだそうだ。 今回Schweitzerらは8千万年前のハドロサウルスの化石をより高性能な質料分析器で分析し、さらにタンパク質と、そしてヘモグロビン、エラスチン、ラミニン、さらに血液や骨の細胞に似た構造を確認したという。記事にはサンプルを科学的検証のために他の二つの研究室に送るなどとあり、結果の正確性や再現性を高めることもしていたらしい。 この研究成果はScience誌に投稿された。

  • 打ち上げ後のロケットを「帆」を使って地球に帰還させるアイデア | スラド サイエンス

    New Scientistで、宇宙ゴミの量を減らすための対策として「すべてのロケットに帆を付ける」というアイデアが提案されている。 記事によると、ロケットにきわめて薄い「帆」を取り付けることで、宇宙船がスペースデブリと衝突する危険性を減らせる可能性があるとのこと。打ち上げられたロケットがそのペイロードを軌道に乗せた後、帆を展開してロケットを軌道上から外す、というアイデアである。 Wiredの記事によると、散乱しているスペースデブリの数は数トンにも上るそうで、STS-50からSTS-114までの54のミッションで宇宙ゴミや小惑星がシャトルの窓に衝突した回数は1634回にも上り、92回もの窓の交換を行っているそうだ。また、シャトルのラジエータに衝突した回数は317回で、そのうち53回はラジエータに穴が空くほどだったという。

    Hamukoro
    Hamukoro 2009/04/20
    アスロックのパラシュートみたいなのを想像した。
  • 手書きで作るホログラム | スラド サイエンス

    ホログラムを手書きで作成する人が現れた。これは描画部分にも針を取り付けたコンパスにより、ポリカーボネート板に元絵の線上の一点を中心とした円弧状の傷を付けて干渉縞を生成するもので、理論的には針で潰れない程度の密度であれば任意の平面図を立体的に見せることができるようだ。ただし複雑な図柄を再現するには相当の根性が必要そうだが。 原理については作者自身の解説を参照のこと。

    Hamukoro
    Hamukoro 2009/03/24
    また紙幣があたらしくなるのか
  • 視力を失った男性に「人工眼球」を移植、光を感じられるように | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年03月06日 16時10分 思っていたより科学技術の進歩は速い、 部門より BBCによると、数ヶ月前にロンドンで「bionic eye(人工眼球)」の移植手術が行われていたそうだ。手術を受けたのは30年前に視力を失った73歳の男性、Ronさん。 Ronさんに移植された人工眼球は「Argus II」と呼ばれるもので、カメラや画像処理プロセッサがマウントされたサングラスと、網膜にインプラントした電極、そしてカメラから得た情報を電極に送信するレシーバーから構成されている(動作原理を解説するBBCの動画)。カメラで撮影した情報を元に網膜を刺激することで、視覚を再現するという仕組みだ。 現在はまだ光の存在を感知できる程度で視覚を取り戻すまでには至っていないものの、移植を受けたRonさんは白と黒と灰色を見分ける、といったことができるようになったそうだ。また、Ro

    Hamukoro
    Hamukoro 2009/03/06
    綾波に見える日はまだ遠いのか パシャ
  • 他人の不幸でメシはうまかった | スラド サイエンス

    放射線医学総合研究所の高橋英彦主任研究員らが、妬みや他人の不幸を喜ぶ感情に脳のどの部位が反応するかを確認し、他人の不幸は蜜の味という言葉通りに心地良いものであるとする研究結果が 13 日付の「Science」に掲載された (Science の記事, Science ハイライト日語訳, 産経ニュースの記事) 。 健康な大学生男女 19 人に台を渡して平凡な主人公になりきってもらい他の登場人物に対する脳の反応を fMRI を用いて観測した。その台のシチュエーションは 2 つ。1 つ目は「就職に失敗して中古の自動車を所有しながら賃貸暮らしをしていたところ、高級外車を乗り回す妬ましい存在が現れる」というもので、2 つ目は「この妬ましい人物に会社の経営危機や自動車のトラブルが発生する」というもの。1 つ目の「嫉妬」の実験では身体的苦痛に関与する領域と同じ前部帯状皮質が刺激され、2 つ目の「嫉妬

  • ES 細胞を用いた再生治療、初の臨床試験に向け FDA の承認を得る | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2009年01月31日 23時00分 yes-we-can-use-embryo-stem-cell 部門より 神経の損傷が原因で両下肢に麻痺を持つ患者に対し、胚性幹細胞 (ES 細胞) を注入することで神経を再生し、麻痺を治療するという臨床試験の実施が米国品医薬品局 (FDA) に承認されたそうだ (The New York Timesの記事、ヘルスデージャパンの記事より) 。 ES 細胞を使用した治療はマウスなどを使った試験では有効性が示されているものの、人間に対して適用したケースはまだない。今回の臨床試験の第一の目的は ES 細胞注入の安全性の確認とのことで、ES 細胞を使うことで完全に神経が再生される保証はないものの、何らかの機能回復が見られることも期待しているとのこと。ES 細胞は受精卵、もしくは受精卵が成長した初期胚を元に培養するため、その使用は「生

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