県警によると、騒動は27日午後11時ごろから28日午前4時ごろにかけ、300人から400人の若者が沖縄署の前に詰めかけ、投石などで正面玄関や警察車両のガラスなどを割った。発端となった「高校生が警棒で殴られて失明」という情報について、沖縄署は当初、「路上で暴走行為を取り締まっていた警察官がバイクを運転中の少年に職務質問をしようと制止を呼びかけた際に接触してケガをした」と発表したが、少年側は「警察官にいきなり棒のようなもので殴られた」として主張は食い違っている。少年は右眼球破裂の重傷で入院している。 小川氏は、少年と警察官が“接触”したとされる沖縄市宮里の路上を1週間後の同時間帯に取材した。 「私は、1週間後の同じ曜日の同じ時間帯に現場に行くのが捜査の鉄則というか、基本だと教わりました。警察官や捜査員が来ていると思いましたが、誰もいませんでした。私の経験上、通常は警察官や捜査員が来ているものな