このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 情報処理学会が会員向けに月刊で発行する学会誌「情報処理」の2019年1月発行分(60巻2号)で「情報学者が競馬予想に踏み出すときに知っておくべきこと」と題した解説記事が掲載された。公立はこだて未来大学の寺沢憲吾准教授が、AIを活用して利益が出る馬券を買うために考慮しなければならない競馬予想に関することが記されている。ここでは、その内容を簡潔に紹介したい。 馬券には多様な賭け方が存在するが、ここでは単勝式を中心に説明している。単勝式の馬券は、どの馬が1着になるかを当てるもので、予想が的中すれば購入金額×オッズ(倍率)の払い戻しが行われる。オッ
Published 2024/02/10 15:21 (JST) Updated 2024/02/10 15:37 (JST) 生成AI(人工知能)を業務に導入済みの日本企業の割合は18.0%にとどまることが、野村総合研究所子会社のNRIセキュアテクノロジーズ(東京)の調査で10日、分かった。同時に調査した米国企業の73.5%、オーストラリア企業の66.2%と大差があり、対応の違いが鮮明だ。 日本企業は「不要のため未導入」が41.3%に達し、「利用禁止のため未導入」も10.1%あった。「導入を予定」は30.6%だった。生成AIは書類作成やデータ分析などの業務を飛躍的に効率化できる可能性があり、調査担当者は「試してみる姿勢が必要だ」と指摘した。 日米とオーストラリアの2783社を対象に昨年8~9月に調査した。 日本企業を規模別でみると、従業員1万人以上(44社)では50.0%が導入済みだった
Gemini Ultra 1.0の概要 Gemini Ultra 1.0は、Googleが開発したマルチモーダル生成AI(MLLM)「Gemini」シリーズの最高峰モデルで、現時点で最高クラスの性能を持つマルチモーダル生成AIであることは間違いないです。 そんなGemini Ultra 1.0は、あのGPT-4すら上回る性能を有しているとされ、以下の画像のようにほとんどのベンチマークでGPT-4を上回るスコアを獲得しています。 引用元:https://japan.googleblog.com/2023/12/gemini.html 引用元:https://japan.googleblog.com/2023/12/gemini.html 具体的には、性能比較全32項目のうち30項目で、GPT-4に勝利し、理数&人文で全57科目の問題集「MMLU」では、専門家にも勝利するほどのスコアを獲得して
ChatGPTに悩みを実際に相談してみた 「ChatGPT」は、OpenAIが開発した、今もっとも有名な生成系人工知能である。生成系人工知能(generative AI)とは、大規模なデータから会話やストーリー、画像、動画、音楽など、新しいオリジナルのコンテンツを作成できる AI の一種である。GoogleはBARD、MicrosoftによるBing Image Creatorなど、各社が生成系AIの公開を進めている。 基本的に誰でもスマホやパソコンで、無料で使うことができる。自動応答による対話も可能であり、心理相談や心理療法などカウンセリング的応用も期待されている。 実際に、ChatGPTを使って、架空の悩み相談を行ってみた。 最初に共感のフレーズがあり、理路整然とした内容だが、やはり違和感がある。続いて、もっともポピュラーな悩みである「合わない上司」への対処法を聞いてみる。 アドバイス
やなぎや・とものり/1972年12月生まれ。1998年からITライターとして活動しており、ガジェットからエンタープライズ向けのプロダクトまで幅広い領域で執筆する。2018年から、NPO法人デジタルリテラシー向上機構(DLIS)を設立し、ネット詐欺の被害をなくすために活動している。 https://prof.yanagiya.biz/ https://peraichi.com/landing_pages/view/dlis/ 仕事を256倍速くするツールを探せ! ITの世界は日進月歩。一昔前ならとても無理だったことや、人間がやらなくてはならなかったことをどんどんコンピュータに任せられるようになっています。連載「仕事を256倍速くするツールを探せ!」では、最近出てきたサービスの中から、特にビジネスや勉強に役立つサービスやソフトウエア、ハードウエアをピックアップ。ライターが実際に使用し、使い方や
こんにちは、AIソリューショングループの太田です。 昨年から引き続き生成AIブームが止まらない中、自主的に進めていた取り組みを紹介します。それは海外AIニュースの要約を、社内で使用しているTemasのチャネルに投稿する取り組みです。 投稿自体はPower AutomateやAzure Function、Azure OpenAI Serviceなどを活用することで自動的に投稿しており、数ヶ月運用した結果を踏まえて最近アルゴリズムの改善をおこなったので、改めて方法とノウハウをまとめたいと思います。 はじめに アーキテクチャ紹介 Power Automate Azure Functions Bing Search Azure OpenAI Service(AOAI) Log Analytics 海外ニュース要約 APIの処理フロー 検索ワードの翻訳 Bing 検索 HTMLの読み込み ニュース記
Animagine XL V3が出始めた辺りから、特定のプロンプトを入力すするとアーティファクトが出てくると言う話がポツポツと聞こえてきました。アーティファクトって言われると古代兵器を思い浮かべてしまうわけですが、ここでいうアーティファクトというのはノイズではないけれどなんか変な画像という意味ですね。 細けぇ事はいいんだよ解決方法だけ教えろという方は最後の方にある説明を読んで下さい。 入力するプロンプトの順番や強度を入れ替えると出てきたりするが、発生条件が解らないという話で、どうにも雲をつかむような話でしたが、原因を突き止めたという話が回ってきました。 さて、OOOの破綻をきっかけに色々調べたところ、SDXL系のanimagine3等で発生している破綻について原因が判明しました。 結論はEnable emphasis a1111の強調計算で不具合が起きてます。 修正案1 setteing内
もうカオス 私の中でAI界隈がカオスになりましたので、ちょいちょいメモっていこうと思います 今回はGeminiとBardについて整理していこうと思います。 Bard!Geminiのこと教えて Geminiってなんだ?Bardに聞いてみました。 マルチモーダル生成AI・・・新しい何か君ですね!はじめまして。 で、あなたは他のAIとは違ってテキスト・コード以外にも画像・音声・動画が扱える様になったんだ 凄い!w よし!Gemini、一緒に頑張ろう! ・・・ん? google先生にGemini聞いて辿ったリンクがBard? あれ?私は双子座、Geminiを触りたい! Bard!Geminiのページが見当たらないよー、どうして あ!そうなんだ、Bardの新しい頭脳(基盤)だったのね。 BardはAIチャットボットでテキスト・コードの出力しかできなかったけど Geminiと合体することで画像・音声・
Teams チャットで Copilot を使用する Teams の左側にある [チャット] に移動し、一覧から特定のチャットを選択します。 チャットの右上隅にある [開く] Copilot を選択します。1 対 1 のチャット、グループ チャット、会議チャットに Copilot アイコンが表示されます。 チャットの右側にある作成ボックスで、[その他のプロンプト] を選択して、次のオプションから選択します。 - 過去 1 日間のハイライト。 - 過去 7 日間のハイライト。 - 過去 30 日間のハイライト。 - どのような決定が行われましたか? - 開いているアイテムは何ですか? 作成ボックスにプロンプトを入力して、[送信] を選択します。 これらをお試しください: - 聞き逃したことを要約します。 - [チャットのメンバー] は何と言いましたか? - どのようなリンクが共有されましたか?
例えば、この20年をみても、ゼロ年代はまだテキストで学んでいた時代でした。インターネットが出てくる以前は、本とか教科書がほぼ中心だったのが「検索できる」という革命的なことができるようになり、ネットで調べるという文化ができたのですね。 2010年くらいからそれは加速していき、NewsPicksのような記事メディアがガツンと伸びたりしていました。ビジネス書ブームなどもきていましたね。そして、その裏では「動画ブーム」もきていて、2010年代の後半からは「動画で学ぶ」と言うのが増えてきました。 中田敦彦さんのYouTube大学とかは最も成功した例の一つでしょう。 んで、、、落合陽一さんによると、「こっからはAIを使って学ぶよね」みたいなことを言っていて、これは本当にそうだなと思っています。 すでに大きく学習が変わってきている例えば、僕とかはかなりテキストで学ぶ方だったんですが、それでも変わってきて
米Microsoftは2月7日(現地時間)、Copilot(当時は「新しいBingとEdge」)の発表からの1周年を記念して、いくつかの新機能を発表した。 Web、Android、iOSアプリのCopilotに、「Balanced mode(日本では「よりバランスよく」)をよりリッチかつ高速にする微調整モデルであるDeucalion」を採用したと、CopilotとBingのエンジニアリングおよび製品責任者、ジョルディ・リバス氏がXにポストした。具体的な改善点の説明はないが、Deucalion(デュカリオン。元はギリシャ神話に登場するプロメテウスの息子)はCopilotのための新しいベースモデルで、従来より正確で文脈に適した回答を提供することを目指しているという。 リバス氏がポストで示した画像を真似てCopilotに質問してみたところ、テキストの重要な部分が太字で表示され、回答に関連する画像
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