10. “PIAZZA, NEW YORK CATCHER” DEAR CATASTROPHE WAITRESS (2003)
10. “PIAZZA, NEW YORK CATCHER” DEAR CATASTROPHE WAITRESS (2003)
マンチェスターのポスト・パンクのバンドたちはインダストリアルでファンキーな音楽を作り出しましたが、リヴァプールのポスト・パンクのバンドたちはなぜかサイケデリックとパンクを融合させていきます。 ドラッグの好きなアホが多かったという理由なのか、なんなのか知りませんが、リヴァプールの世界一のポップ・バンドだったザ・ビートルズが世界一のサイケデリック・バンドになったということは、やっぱり世界一のドラッグ好きがいるエリアなのかもしれません。 何百年前の書類だったか忘れたんですけど「イギリス中の犯罪者、精神異常者をリヴァプールに送る事に成功した」という政府の文書が出てきたそうです。 ありえない話ですが、宗教的に揉めている人はアメリカに送り、犯罪者は帰ってきにくいオーストラリアに送ったなんて小話をするイギリス人ですから、本当の話なのかもしれません。獄門島かい。 本当だったら、むちゃくちゃな話ですが、リヴ
ブライアン・フェリー(Bryan Ferry)の新アルバム『Avonmore』が全曲フル試聴可。発売は日本で12月24日、海外で11月17日。リリース元はBMG/ソニーレコーズ インターナショナル。 または以下のURLのページで聴けます http://www.npr.org/2014/11/09/361384563/first-listen-bryan-ferry-avonmore アルバム発表はThe Bryan Ferry Orchestra名義の『The Jazz Age』以来、単独名義のスタジオ・アルバムとしては2010年の『Olympia』以来、4年ぶり。アルバムは8曲のオリジナル曲と2曲のカヴァー曲の計10曲入り。カヴァー曲はスティーヴン・ソンドハイム作曲のミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』から「Send In The Clowns」と、トッド・テリエのアルバム『It
ほんの1カ月前、別所で「スコットランド独立の是非を決める住民投票まで1カ月を切ったというのに、メディアはガザとイラクばかり報道してスコットランド独立問題は小ネタ扱いだ。首相もバカンス三昧である。『どうせ独立なんかしないだろう』とみんなタカを括っているようだ」という記事を書いたのだったが、投票まで1週間を切った今、様相は一変している。 They are shitting themselves(彼らはうっかり粗相をしそうなぐらいビビっている) と書いたメディアがあった。保守党のキャメロン首相、自由民主党のクレッグ副首相、労働党のミリバンド党首の三羽烏が急遽スコットランド入りしたのである。最新の調査でもYESに投票するという人とNOに投票するという人の差はわずか2%だ。スコットランドはマジで独立するかもしれない。 なんか風向きが変わるかも。と思ったのは、一か月ほど前、それまで頑なに沈黙を守って来
さて、久々の更新。 お題はthe bolshoiでございます。 ま~、マイナー。 80年代、ネオサイケだのポジティブパンク通称ポジパンだのが流行っていた頃のその路線直球の英国バンドです。 最初3ピースバンドで後に鍵盤が入って4人組になりました。 彼等の音楽を表すのに、私は「哀愁」の2文字を挙げたい・・・。 メロディーラインの綺麗なバンドですよ、ホント。 懐かしのポッパーズMTVだったかソニーミュージックTVかどちらかで「happy boy」のPVを見たのが例によって彼等との初対面です。 低予算ぽかったです、思いっきり。 そして、ボーカル及びギターのトレバータナーのワンマンバンドっぽい感じがしました、スミスのモリッシーみたいな(ジョニーマーもキャラたってますが)。 2ndシングルのこの曲はベースラインが印象的で骨太さもあり、静かな盛り上がりは見せるものの、やや華やかさやフックに欠けるものでし
この7インチシングルは僕が24歳の時、今池の元円盤屋のTさんが経営してたgreatesthits(グレイテストヒッツ)で購入した。 「Mark beer Pretty」 現在は今池店は無くなってしまったがネットで検索したら大須店の方は健在で何故かホッとした。 レコード......音楽に本当に詳しかったTさん元気かな? 僕はMARK BEER(マーク・ビア)の事は全く知らなくてジャケットがPUNKっぽい印象だったら購入動機だったと思う。 当時、Tさんのお店のロゴをデザインしたのが元円盤屋のK.Hちゃんで、当時出来たばかりの頃は名芸のI.H君やS.S君、元円盤屋のS君もレコード売りにきたんじゃないのかな? Tさんがお店ができたばかりの時に言ってた言葉は 「お前達、身内でとっかえひっかえになってる現状が続いてる」 ってできたばかりの時に言ってたのが印象的だった。 僕はThe Whoの珍しいアルバ
仕事帰りにバス停に立っていると、見覚えのある中年女性が車椅子に乗っていた。車椅子を押しているのは、いつの時代の少女だよ。と思うような恰好をしたティーン。バレエのチュチュを鋏でギタギタに切ったものがスカート代わりで、上半身には自分で描いたらしいニナ・ハーゲンの似顔絵のTシャツ。いや、おばはんも極東国で16歳の頃まったく同じ恰好をしてましたよ。と目を細めつつそのペアを見ていると、先方もこちらをじっと見ている。 「あなたは慈善施設の託児所ででわたしの面倒を見ていたことがありますね」と、ニナ(・ハーゲンのTシャツの子)が言った。 「あ。そうだと思う。いっやー、大きくなったね。I love your T-shrit!」とわたしが言うと、車椅子に乗った女性が「おおおおおお」と鈍い低音で笑う。 顔の半分はうまく笑えていない。麻痺しているように見えた。 「母は具合が悪いんです」とニナは言った。 わたしはよ
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