江戸時代に描かれた動物絵画を紹介する『動物絵画の250年』展が、3月7日から東京・府中市美術館で開催される。 「悩んで萌える江戸時代」をキャッチコピーに掲げる『動物絵画の250年』は、2007年に開催された『動物絵画の100年 1751-1850』の続編となる展覧会。画家が動物に対して抱いていた思いや、動物を描くことの楽しさが作品を通して感じられる展示内容になるという。 展示替えのため前後期に分けて開催される同展では、土方稲嶺がトラを描いた『猛虎図』、猫の影絵を描いた歌川国芳の『絵鏡台合かゞ身(みみずく・獅子・般若面)』、フグとカエルが相撲をしている様子を描いた伊藤若冲の『河豚と蛙の相撲図』など、前期と後期あわせて約160点を展示。会期中にはスライドレクチャーや、展覧会を見ながらクイズに挑戦する子ども向けイベント『どうぶつ探検隊!』などのイベントも行われる。