キュルンとしたゼリーみたいな、みずみずしく透明なこのイモムシは中南米の熱帯雨林やカリブ海の島々に生息するという「ジュエルキャタピラー(Acraga COA)」。宝石みたいなその輝きからジュエルという名前がついた。
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン このコラムでも何度か表明しているように私は生物多様性至上主義者だ。内外を問わず「経済政策」や「国家安全保障政策」と「生物多様性の保全」の利害がぶつかったら迷うことなく「生物多様性の保全」を選択する。まあ、狂信者と言ってもいいだろう。なので、本項を読んで賛同する必要は全くないが、ビューポイントを複数持つと物事が立体的に見えてくるのも確かなので、そんなつもりでご笑覧いただければ幸いである。 環境問題のチャンピオン「温暖化」 一般の人にとって環境問題で一番身近なのは温室効果ガス<注1>による地球温暖化である。 <注1>二酸化炭素以外にも多くの物質が温室効果を持つが、地球上に存在する量、人間活動と発生の因果関係から二酸化炭素をメーンターゲットとしてい
“世界的ウナギ博士”からの提言 「ニホンウナギを守ろう!」/塚本勝巳(海洋生命科学者) PHP Biz Online 衆知 7月27日(金)8時0分配信 ここ3年間のニホンウナギ資源の激減ぶりをみていると、ただならぬものを感じる。それは大西洋の2種にも匹敵する減り方だ。ヨーロッパウナギは2007年にワシントン条約の付属書IIに記載されて国際商取引が制限されるようになった。また2008年には「国際自然保護連合(IUCN)」の絶滅危惧種としてレッドデータブックに記載されるに至った。 このままいくといずれ、ニホンウナギも絶滅危惧種に指定されかねない。そうなる前にわれわれはできることから着手してウナギの保全に努めなくてはならない。すなわち、海の彼方の海洋環境についてはひとまず研究レベルにとどめ、人が改善可能な乱獲と河川環境の問題に取り組みたい。 ウナギの乱獲は卵やレプトセファルスを除くすべての
2ヶ月くらい前に 巨大津波は生態系をどう変えたか―生きものたちの東日本大震災 (amazon) を読んで、ああ、震災からずっと被災地の生態系の問題までは頭が回ってなかったなと気付かされた。 巨大津波は生態系をどう変えたか―生きものたちの東日本大震災 (ブルーバックス)posted with ヨメレバ永幡 嘉之 講談社 2012-04-20 Amazon楽天ブックス図書館 これは海岸近くの水生昆虫あたりを専門としている人が実際に歩きまわって書いた本で、写真も豊富。 気になったキーワードでググりながら読み進めていたのだが 普段ならば、どこか一箇所の土地を開発しても、他の場所で群が生き延びていて、時間をかければ個体数が復活していくということもあり得るのだけど、津波で生態系がダメージを受け、個体数が激減している時期にダメージを受けるとそのまま絶滅してしまう可能性が高くなる的なこととか。 津波が運ん
『チーズはどこへ消えた?』というスペンサー・ジョンソンが出版したミリオンセラーがあります。迷路の中に住む2匹のネズミと2人の小人の物語で、彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見します。ところがある日、そのチーズが消えてしまいました。ネズミ達は本能のまま、すぐさま新しいチーズを探しに飛び出していきますが、小人達は、「チーズが戻ってくるかもしれない」と無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かしていました。しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心をするのです。 この話は、「変わらなければ破滅することになる」「従来通りの考え方をしていては、新しいチーズは見つからない」「早い時期に小さな変化に気づけば、やがて訪れる大きな変化にうまく対応できる」等、多くの教訓を教えてくれます。そして、今日の日本の漁業問題によく当てはまっています。 常にあると持っていたチーズ(=魚)を食べつくしたために無くな
富士山の5合目の登山口の近くに、去年3月の震災後の地震のあと、30メートル以上にわたって亀裂が入っていたことが分かりました。 専門家は火山活動との関連性はないとみていますが、大規模な土砂災害につながるおそれがないか調べる必要があると指摘し、山梨県が調査に乗り出しました。 この亀裂は、山梨県の富士山の5合目の登山口に近い県有地で見つかりました。 長さは30メートル以上、幅は5センチから8センチほどあり、小さな段差も確認されました。 近くの冨士山小御嶽神社の宮司によりますと、亀裂は東日本大震災の4日後の去年3月15日、静岡県東部を震源とするマグニチュード6.4の地震が起きたあと見つかり、その後、しだいに埋もれて去年の夏ごろにははっきり見えなくなったということです。 富士山に詳しく、当時亀裂を確認した山梨県環境科学研究所の荒牧重雄所長は「地震の揺れでできた可能性が考えられる。亀裂の10メートルほ
ミズグモ(水蜘蛛、学名:Argyroneta aquatica)は、節足動物門クモ綱クモ目に属するクモの1種。世界で唯一水中生活をするクモである。水際で生活するクモや、時々水中で活動するクモは珍しくないが、水中生活と言って良いのはこの種だけである。 1科1属1種で、ミズグモ1種でミズグモ科、ミズグモ属を構成するとされるが、ナミハグモ科(Cybaeidae)に分類されることもある[1]。 特徴[編集] ミズグモは、1cm程度の大きさの黒っぽい体色のクモである。全身が毛深いことを除けば、外見上は近縁のタナグモ科のものとほとんどかわらない。 体長は雌雄とも8-15mm、頭胸部は赤褐色、腹部は灰色から黒褐色、特に斑紋はない。歩脚も褐色から黒褐色。背甲前方に2列8個の眼が並ぶ。頭胸部は卵形、腹部は楕円形、篩疣も間疣もない。 形態的には水中生活にふさわしいような特徴があまりない。ただ、第3・第4脚の腿
ど迫力の実験…活火山の火口に生ゴミを投げ入れたらどうなる?(動画) エチオピア北東部のダナキル砂漠にあるエルタ・アレ火山は、煮えたぎる溶岩湖を持つ活火山。 黒ずんだ表面はある程度の硬さを持つため、物を落とした時に表面で燃えるのか、中へ沈むのか以前から議論されていました。 そこで、30kgほどの生ゴミを投げ入れる実験が行われたそうです。 迫力ある映像をご覧ください。 Eruption after person falls in a volcanoes lava lake - YouTube 2002年の映像ですが、実験に使われたのは、キャンプで使われた食品などの有機廃棄物で、推定で重さ30kg、サイズ60x60x60cm。80mの高さから投げ落とされました。 見ての通り貫通した後は激しい波のようにうねり始め、溶岩の動きを誘導する形となりました。 もし人が落下しようものなら助かる見込みはないと
19日夕から20日午前にかけて日本列島を直撃した台風4号の影響で、逗子、鎌倉、藤沢3市の海水浴場では建設中の「海の家」が強風で吹き飛ばされたり、資材が散乱したりするなど、大きな被害が出た。海水浴シーズンを間近に控え、関係者からは悲痛な声が相次いだ。 海岸が狭い逗子市の逗子海岸では、31軒ある海の家のうち、全壊の2軒を含め計25軒に被害が出た。逗子海岸営業協同組合によると、海沿いを走る国道134号の石垣にまで波が達し、砂が削られたため、土台がむき出しになった海の家が目立つという。 同組合の真壁克昌理事長(56)は「突貫工事で復旧に努めるが、半分以上の家は今月29日の海開きに間に合わないかも知れない」と不安そうに話した。建設には総額約2億円がかかっており、被害額は7000万~8000万円に上る見込みという。 材木座、由比ガ浜、腰越の三つの海水浴場を抱える鎌倉市でも、計26軒の海の家のうち、計2
アニマルパスウェイは、主に道路などによって分断された森林間に作られた人工建築物(橋)のことで、エコブリッジとも呼ばれています。個人的には、「天空の獣道」としたいところです。 なぜ、作られたか? 最大の理由は、人工建造物による断片化による影響がヒドイからです。 道路で考えてみましょう。 たった10m程度の幅であっても、次に書くように動物への影響は大きいのです。 1.道路死(ロードキル;車に轢かれる) 2.捕食される機会の上昇(見えやすく、隠れる場所がないため、道路横断中に捕食される) 3.移動不可能(特に樹上で生活する動物で地面に降りない動物では道路があるだけで、たった10m先の森への移動が不可能になります) 4.エッジ効果による森林微気候の変化(日光や風などによる影響が林内とは異なり、生息環境の質が劣化する場合があります) 5.エッジ効果による捕食動物の森林内への侵食(森林内に生息しない捕
神奈川県北西部の丹沢山地で繁殖したニホンジカを減らすため、県は今年度、県独自としては過去最大規模となる約750頭を管理捕獲(駆除)する目標を定め、6日から捕獲に乗り出す。 シカが下草を食べることによる植生の衰退や農林業への被害を減らすのが狙いで、県猟友会に加え、県職員として初めて採用したハンターも投入する。 県はニホンジカの繁殖に対し、〈1〉頭数管理〈2〉植生回復〈3〉一定の区域から出さない「防除対策」――の3点を柱とした保護管理計画を2003年度から実施している。07年度から4年間では、県と丹沢山地周辺の市町村による駆除、一般のハンターが行う狩猟で年平均1571頭が捕獲されており、丹沢山地に生息するシカは11年末時点で3000~5500頭程度と推計される。 県自然環境保全センターは「頭数の抑え込みには成功している」と分析している。しかし、最近は標高の比較的低い地点で植生の回復が進まず、シ
北海道から近畿にかけては広く晴れて、日食を楽しめる所が多いでしょう。 中国、四国や九州は曇りの予想ですが、 雲の広がるタイミングがずれることもありますので、毎日チェックして下さいね。 金環日食は日本の多くの人々にとって、はじめて遭遇する天文現象です。 日本天文協議会、2012年金環日食委員会によりますと 2009年の皆既日食報道の影響もあって、 金環日食中にも周囲がかなり暗くなると誤解をされている方が多い ということがわかってきました。 「金環日食中でも、人の目には暗く感じません」 金環日食時に照度計で明るさを測定すると、確かに照度は低下します。 ただ、機械と人間の目は明るさの感じ方が違います。 人の目には通常の明るさの2/3程度に感じるのです。 周囲の明るさが一気に2/3になれば、誰でも簡単に気付きます。 ただ、1時間以上かかって徐々に明るさが低下すると、目の順
ニホンジカなど野生鳥獣による農林業被害を防ぐため、静岡県は9日、市町職員らをハンターとして養成する方策を探る「鳥獣捕獲職員育成研究会」を発足させる。 猟友会員らが高齢化などで減る一方のため、若手職員をハンターとし、猟友会と連携して有害鳥獣の捕獲・駆除を目指す。 研究会には、県や県猟友会のほか、下田、伊東、伊豆、富士宮、浜松の5市とJA伊豆の国など5JAの職員が参加。9日に沼津市内で初会合を開き、ハンター養成に向けた費用や技術継承などの課題を検討する。 県自然保護課によると、2008年2月に「鳥獣被害防止特別措置法」が施行され、公務員の職務として鳥獣駆除が認められるようになったことが、「公務員ハンター養成」の追い風になっているという。 県内の銃猟免許の所持者は2001年度末には5737人いたが、10年度末には3647人に減少。その一方、60歳以上の比率は47%から65%に増加した。 逆に県内
環境省は10日、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の登録候補地として、「渡良瀬遊水地」(本県、茨城、群馬、埼玉県)、「円山川下流域・周辺水田」(兵庫県豊岡市)など9か所を選定した。この中で最大面積を誇る渡良瀬遊水地は、多様な植物や野鳥がみられる自然環境が特長。地元住民や自治体による周知を進め、利活用に向けた取り組みが求められる。今年7月までに登録される予定で、日本の登録湿地は46か所になる。世界の登録湿地は現在2006か所。 同省によると、渡良瀬遊水地は、足尾銅山の鉱毒が流れ出るのを防ぐために作られ、ヨシを主体とする本州最大級の湿地が広がる。 円山川下流域には特別天然記念物コウノトリが繁殖する人工湿地など様々な種類の湿地があり、周辺の水田では「コウノトリ育む農法」という無農薬・減農薬の稲作が行われている。 世界遺産の宮島(広島県廿日市市)は、山からの湧出水と大潮の時の海水が混ざる潮
渡良瀬遊水地(わたらせゆうすいち)は、足尾鉱毒事件による鉱毒を沈殿させ無害化することを目的に、渡良瀬川下流に作られた日本最大の遊水地(遊水池)である。 本州以南最大の湿地で2012年(平成24年)7月3日、ラムサール条約の登録湿地になった[1][2]。 概要[編集] 渡良瀬川に思川と巴波川の2つの川が合流する地点である渡良瀬川下流部一帯にはかつて、赤麻沼・石川沼・赤渋沼・前原沼、さらに板倉沼などがあった。そのような、地形的には周辺より一段と低く洪水が自然に遊水する大湿地帯が[3]堤防によって囲われ、遊水池となっている。足尾鉱毒事件の発生当時は、鉱毒対策が目的で設けられたのではなく、洪水防止が目的とされたが、1903年の大日本帝国政府の第二次鉱毒調査委員会が、足尾銅山の渡良瀬川下流部に遊水池を設置する案を提示したことを受けて造成されており、鉱毒対策目的であることは明白であった。 法令上は、国
信大農学部(上伊那郡南箕輪村)動物行動管理学研究室は近く、人工芝を餌に見せ掛けて囲いわなの中に置き、ニホンジカをおびき寄せる実証実験を南アルプスの亜高山帯で始める。シカは緑色を見分けるとされ、学部敷地で行った実験では、人工芝を食べようとすることを既に確認。以前から「おとり」として採り入れている実物大のシカ模型と合わせ、効率的な捕獲方法を確立したい考えだ。 高山植物や農作物へのシカの食害が深刻になる一方、狩猟者は高齢化。一度設置すれば効果を発揮するわなの活用に猟友会員らの関心が集まっている。同研究室の竹田謙一准教授は「南アではシカを減らすことが最優先。考えられる手法を複合させながら、実験と実用の取り組みを同時に進めたい」としている。 囲いわなは昨年11月、伊那市と山梨県南アルプス市を結ぶ南ア林道沿いの標高約1600メートル付近に設置。立ち木を利用して高さ2メートルのネットを約20メートル
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