災害時に企業はどう備える?三井住友海上火災保険が事業継続計画(BCP)策定セミナー・新潟市 「訓練の繰り返しが重要」
災害時に企業はどう備える?三井住友海上火災保険が事業継続計画(BCP)策定セミナー・新潟市 「訓練の繰り返しが重要」
ロンドンで警察隊と衝突する学生デモ=ロイター 【ロンドン=橋本聡】ロンドンの都心で9日午後、大学授業料値上げに反対する数千人の学生デモの一部が暴徒化し、国会前で警官隊と衝突した。BBC放送によると、学生らは財務省や最高裁の建物のガラスを割り、通りかかったチャールズ皇太子夫妻の車を囲んでペンキを投げつけたという。 この衝突で約20人が負傷し、9人が逮捕された。夜に入って暴徒の一部は繁華街のオックスフォードストリートに流れ、店舗のガラスを割ったりした。 英下院ではこの日夕、大学の年間授業料を現行の約3千ポンド(約40万円)から最高9千ポンドに引き上げる法案が与党の賛成多数で可決された。学生らは「貧しい若者が大学に行く機会を失う」と批判し、全国的な抗議活動を展開していた。
訪中しているキャメロン英首相ら英政府代表団が、胸に赤いポピー(ケシ)の花を付けていることに、中国側が「その花は不適切。アヘン戦争を思わせる」とクレームを付けた。アヘンの原料となるケシが、清朝が英軍に敗れたアヘン戦争(1840〜42年)を連想させるためだ。10日付英各紙が報じた。 ポピーは第一次世界大戦の戦死兵への敬意を示すため、英国では11日の休戦記念日を中心に身に着けるのが習わし。同じ花をめぐり、異なる記憶が摩擦を生んだ形だが、英側はクレームを受け付けず、公式行事を続けた。 第一次大戦での英国の戦死者は90万人ともいわれる。英政府当局者は「ポピーの花はわれわれにとって大変重要な意味があり、身に着け続けると(中国側に)伝えた」と話した。(共同)
【ロンドン=伊東和貴、稲田信司】キャメロン英首相とサルコジ仏大統領は2日、ロンドンで会談し、核爆発を伴わない未臨界核実験ができる軍事施設の共用を柱とする防衛・安全保障協力の条約に署名する。英仏両国が、核兵器の維持管理で協力するのは初めて。経済危機で悪化した財政の再建に向けて国防費をそれぞれ切りつめつつ、関係強化によって核兵器を含めた軍事力を維持する狙いがある。 英仏国防当局によると、条約の柱はフランスの軍事技術研究施設での未臨界核実験の共同実施。両国が持つ核弾頭の安全性や信頼性を検証する。将来的には英国内にも研究施設を共同で新設し、フランスの施設で行われるコンピューターによるシミュレーションと組み合わせ、両国の核兵器の精度を検証したいとしている。 核不拡散条約(NPT)で核保有を認められた5大国の一角を占める英仏が、核分野で協力するのは異例だ。ただ、英仏ともに独自の核抑止力は維持すると
英国ロンドンの高級ホテルで召し使いを殺害したサウジアラビア王室の王子に20日、ロンドンの中央刑事裁判所が終身刑を言い渡した。同性愛者の王子はバレンタインデーの夜、性的興奮を得るために召使いの黒人男性に暴行を加え殺害。王子は有罪判決を逃れるため、「外交特権がある」と主張し対抗したが認められなかった。自国で厳罰に処されることはまずないとされる王族に有罪判決が下ったことに、サウジの一般市民は心の中で歓声を上げているという。(黒川信雄) 「英国で法を超越する人間はいない」 陪審員は被告にそう述べ、判決の正当性を強調した。判決を受けたのはサウジ王室の王子であるサウド・アブドルアジズ被告だ。 事件は2月14日夜から15日にかけて起きた。ロンドン市内の高級ホテルに宿泊していたアブドルアジズ被告は、シャンパンとカクテルを飲んだ後、性的欲求を満たすためホテル内で召し使いである黒人男性を殴ったり縛ったりした後
ロンドン(London)中心部のカフェで食事を楽しむ人々(2007年9月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/SHAUN CURRY 【10月30日 AFP】外国人は長い間、「英国の食事」を無個性で不健康な食事の代名詞のようにみてきたが、29日に発表された最新の調査によると、英国の食事への評価は変わっているようだ。フランス人の評価は相変わらずだが。 英観光庁の観光キャンペーン「VisitBritain」は、36か国からの観光客2万6000人を調査。うち27か国の人びとの過半数が「英国の食事はとてもまずい」という質問文に同意しなかった。 ロシア、エストニア、エジプトの3か国は、英国の食事を最も喜んで食べた。その一方で、スペイン、イタリア、日本、フランスからの観光客はほとんど感銘を受けなかった。特にフランスは隣国の英国の食事については長らく疑いの目を向けている国だ。 また、英国への旅行予定があ
英北部スカイ島沖合で22日、座礁した英国の原子力潜水艦=ロイター 【ロンドン=橋本聡】英国防省は22日朝、最新鋭の原子力潜水艦が英北部スコットランドのスカイ島沖合で座礁したと発表した。国防省は「原子炉事故ではなく環境への影響もない。けが人もいない」としている。核兵器は搭載していない。 英国防省やメディアによると、全長97メートル、排水量7400トン。8月に就役し、試験航海中だったという。海中で敵のソナーに発見されにくいように特殊な表面加工を施してある。英海軍は12隻の原潜をもっている。
キャメロン英首相は19日、国防の将来像を示す報告書「戦略防衛・安全保障見直し」を公表した。国防政策の抜本的見直しは1998年以来12年ぶり。金融危機で膨らんだ財政赤字を削減するため、核ミサイル搭載型原子力潜水艦建造を4年間先送りする。米国や北大西洋条約機構(NATO)は集団防衛への影響を懸念している。 財政再建のため各省庁が20〜40%の削減を強いられる中、国防予算は8%削られ、年間330億ポンド(約4兆2400億円)に抑えられる。国防省職員を2万5千人、陸海空軍の兵員も各4千〜7千人削減する。 独自の核抑止力として運用されている原潜4隻は2024年の退役予定だが、4年間先送りすることを決め、次期総選挙後の16年に最終的に判断するとした。核弾頭総数も20年代半ばまでに160発未満から120発未満に減らす。連立を組む自由民主党に配慮した格好だ。核抑止力に影響を来すとの批判が出ている。 新しい
バチカン市国のサンピエトロ広場(St. Peter's square)を歩くドイツ人のワルター・カスパー(Walter Kasper)枢機卿(2005年4月12日撮影)。(c)AFP/MARCO LONGARI 【9月16日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)の16日からの公式訪英を前に、同行予定だった側近のドイツ人枢機卿が「英国は第三世界」などと発言していたことが明らかになり、この枢機卿は急きょ同行を取りやめた。 ワルター・カスパー(Walter Kasper)枢機卿は、13日発売されたドイツ週刊誌フォークス(Focus)のインタビューで、なぜ多くの英国人が法王の訪英に反対を表明しているのかとの問いに答えて、「現代のイングランドは世俗化した多元的な国家だ。ヒースロー空港(Heathrow Airport)に降り立つと、ときどき第三世界にやってきたのかと思って
同性愛不倫の疑惑が持ち上がった英国のヘイグ外相(左)と辞任した特別顧問=09年10月、マンチェスター(AP=共同) 英国のヘイグ外相(49)に、自身が任命した特別顧問の男性(25)との同性愛不倫疑惑が持ち上がり、英メディアを騒がせている。外相は「全くのうそ」と否定、男性が「家族の精神的負担」を理由に辞職するなど、外相側は疑惑打ち消しに必死。キャメロン首相は外相更迭はないとしているが、与党保守党から進退の判断を求める声も出ている。 英メディアによると、男性は今年1月、野党議員だったヘイグ氏のアフガニスタン訪問に公費で同行。今春の総選挙中にはホテルのツインルームを2人で利用した。政権発足後、外相は特別顧問に男性を任命。外相には13年連れ添った妻がいる。 うわさは8月20日ごろからネット上で広がり、外相は9月1日、同じ部屋に泊まったことを認めた上で「不適切な関係」はなかったとの声明を出した。(共
【ロンドン支局】第二次大戦中に英国空軍のパイロットがUFO(未確認飛行物体)に遭遇したとする情報を、チャーチル首相(当時)が50年間封印するよう指示していたことが、5日に解禁された機密文書から明らかになった。 チャーチル氏の元護衛の孫が1999年に国防省に書簡で伝えたとされる情報によれば、空軍偵察機が任務を終えて英国に帰還する際、UFOに遭遇した。UFOは空軍機の近くで空中に音もなく停止し、その後飛び去ったという。 書簡では、チャーチル氏は訪米した際に、アイゼンハワー連合国軍最高司令官(同)とUFO問題について協議し、「民衆の間にパニックを招き、宗教心の破壊にもつながりかねないので、機密扱いにすべきだ」との考えを伝えたという。 また、95年の文書で民間機の機長が報告した情報によれば、マンチェスター空港に接近していた際に、UFOとニアミスした。地上での目撃者によると、その物体はサッカー場の約
【7月23日 AFP】英南西部ウィルトシャー(Wiltshire)にある、巨石が円形に並んだ古代遺跡ストーンヘンジ(Stonehenge)の近くで、同じような円形の木製構造物の痕跡が見つかったと、英バーミンガム大(University of Birmingham)などの研究チームが22日明らかにした。ストーンヘンジの謎の解明につながると研究者らは期待している。 ■大きさほぼ同じ、木製の「双子」サークル ストーンヘンジからわずか900メートル離れた地点で見つかったのは、幅1メートルの円形の溝。2つの入口をもった木造の建造物が建てられていた痕跡と見られ、建造時期は約4500年前、つまりストーンヘンジが建造されたのと同時期ではないかという。 円の直径もストーンヘンジとほぼ同じで、ストーンヘンジから十分見える距離にあり、この建造物はストーンヘンジの木製版「双子」とも言える。研究者らは、ストーンヘン
【ロンドン=有田哲文】5月の総選挙で政権交代した英保守党・自由民主党連立政権のオズボーン財務相は22日、2010年度の緊急予算案を発表した。日本の消費税にあたる付加価値税(現在17.5%)を来年1月に20%まで引き上げる増税策と、1人最大週20ポンド(2700円)払われている「子ども手当」の3年間の据え置きなどの歳出削減策を組みあわせた。 財政再建策は歳出削減で7割以上まかない、残りを増税で行う。歳出削減策はこのほか、公務員給与の2年間昇給凍結や住宅補助の上限設定など。増税では、株式売却益課税(現在18%)を28%に即日で引き上げるほか、銀行への特別課税も来年1月から始める。一方で法人税(現在28%)は4年かけて24%まで引き下げる。課税最低限については自由民主党の主張を一部取り入れ、千ポンド引き上げて年収7475ポンド(約100万円)とする。09年の国内総生産(GDP)比の財政赤字は1
【ロンドン=有田哲文】メキシコ湾での原油流出事故を巡り、米国内で高まる国際石油資本・英BPへの批判に対し、英国の世論が「逆ギレ」気味だ。イラク戦争や金融産業の振興などで共同歩調が目立った米英関係に、すきま風が吹くおそれがある。 オバマ米大統領がBP経営陣と会談して補償基金を出させたことを、保守派の大衆紙デーリー・メールは17日付の1面で「オバマ大統領がBPをいじめた」と書いた。オバマ大統領の「(BPの最高経営責任者が)私の部下ならクビだ」といった言葉も問題発言として取り上げられる。ロンドンのジョンソン市長はオバマ大統領の言動が「反英国的だ」とかみついた。 BPはもともと英国石油の略だったが、01年に正式社名をBPと改めて英国離れを果たした。株主は英国に40%、米国に39%。キャメロン首相は12日のオバマ大統領との電話会談で「BPは経済的に重要だ。英国にとっても米国にとっても」と述べた。
【ロンドン=土佐茂生】英国・北アイルランドの都市ロンドンデリーで1972年、英軍がカトリック系のデモ隊に発砲し、計14人が死亡した「血の日曜日事件」の真相究明委員会は15日、最終報告書を出した。兵士側が最初に発砲しており、その行為は正当化できない、と結論づけた。報告書を受けキャメロン首相は同日、議会で謝罪した。 事件は72年1月30日、英国からの分離とアイルランドへの併合を求めるカトリック系住民がデモを行っていたところに英軍が発砲、計14人が死亡した。英国統治の継続を望むプロテスタント系とカトリック系の間で30年余り続いた北アイルランド紛争の中でも、悲劇の一つとされている。 同委員会は98年、当時のブレア首相が設置。関係者から2500の証言を得るなどして調査していた。
【ロンドン=有田哲文】英国のハモンド運輸相は、英国の鉄道の車両更新事業の見直しを進めることを表明した。日立製作所が優先交渉権を獲得していた「インターシティー・エクスプレス(高速鉄道)」約1400両の約1兆円の受注が破棄されるおそれが出てきた。 英PA通信によると、ハモンド運輸相は「環境の変化にあわせて、すべての発注を厳しく見直し、あらゆる選択肢を検討する。納税者の負担に見合う価値をもたせる」と語った。さらに「前政権は、景気循環はなくなったと言い、税金が無限に入ってくると信じていたようだ。この政権はもっと責任をもって行動する」とも述べた。 正式契約は、英国の総選挙の結果を待つことになっていた。しかし、先月6日の総選挙の結果、労働党政権が退陣した。キャメロン新首相は、財政赤字を減らすために歳出削減を進める方針を示している。
【ロンドン=土佐茂生】英国のキャメロン政権は1日、首相の給与を上回る年15万ポンド(約2千万円)以上の給料を受け取る官僚計172人を実名で公表した。財政再建に取り組む新政権は、高官の高給ぶりを公表することで世論を味方につけ、給与カットにつなげたい思惑があるようだ。 公表したのは、計45省庁・政府機関の高官172人に関する実名と給与、所属機関、役職。もっとも高かったのは公正取引庁のフィングルトン長官で首相の倍近い約28万ポンド。官僚トップのオドネル内閣府長官は約24万ポンドだった。省庁別では国防省が多く、28人の高官の名前が並んだ。 モード内閣府担当大臣は「権力の回廊のカーテンを開けることで、歳出削減という試練から我々が逃げないようにする」と語った。 英国は、欧州でも最悪レベルの財政赤字を抱えるため、キャメロン首相はすでに自身の給与を5%減らし、14万2500ポンドに下げた。また、官僚
英国中部で28日、地元の女性と話すブラウン英首相(右)=ロイター。この後、車内でこの女性を「偏見だらけ」と形容した 【ロンドン=橋本聡】5月6日投開票の英国総選挙で、遊説中のブラウン英首相が28日、有権者の女性のことを毒づく失言を、背広のえりにつけた小型マイクに拾われ、謝罪した。世論支持率で保守党、自由民主党に後れをとる与党労働党に、手痛い失点となりそうだ。 ブラウン首相は英国中部での市民との対話の場で、65歳の年金暮らしの女性から、移民問題や犯罪対策で議論を挑まれた。数分のやりとりの後「あなたに会えて良かった」と笑顔で車に乗った。 だが車中では、民放テレビの音声マイクをオンのまま外し忘れたのに気づかずに、秘書に対し「最悪だ。あんな女性に会わせるなんて、だれの考えだ? 偏見だらけの女性じゃないか」と語った。 その後、全国中継のBBCラジオ生番組に出演、失言の録音を聞かされた。「侮辱
【ロンドン=土佐茂生】5月6日に下院総選挙が行われる英国でこのほど、与党・労働党の候補者が簡易投稿サイト「ツイッター」で差別用語など数々の暴言をつぶやいていたことが分かり、労働党は急きょ、この候補者の出馬を取り消した。 英メディアによると、失言したのは英北部スコットランド・モレー選挙区のスチュワート・マクレナン候補(24)。ツイッターでバナナを「奴隷に作らせた」と表現したり、ある女性を「ブス」と呼んだりした。保守党のキャメロン党首や、同じ労働党の議員らを、みだらな言葉で批判することもあった。 9日に大衆紙サン(スコットランド版)がつぶやきの内容を特報すると、マクレナン候補は「候補者になる前に書いたもの。バカだった」と謝罪した。しかし、保守党を追いかける立場の労働党にとって、ダメージを最小限に食い止めるため、9日、同候補の出馬を取り消した。ブラウン首相は「こうした考えの持ち主は労働党の候
ロンドン(CNN) 地球温暖化の根拠となる研究データが捏造されたのではないかとの疑惑をめぐり、英国議会の委員会は31日、調査報告書を発表した。疑惑渦中の学者の電子メールなどを調べた結果、「研究を裏付けるためにデータを隠したり改ざんしたりした証拠はない」と結論付けている。 この問題では昨年11月、地球温暖化について報告した英イーストアングリア大学気候研究ユニット(CRU)のフィル・ジョーンズ所長の電子メールが外部に流出してインターネットで暴露された。メールには、過去20年間の気温に関して述べた箇所で、「トリック(仕掛け)」「下降を隠す」といった表現が使われていたため、温暖化の危険を誇張するため根拠となるデータが捏造された疑いが浮上。12月のCOP15(国連気候変動枠組み条約締約国会議)直前だったこともあり批判が集中した。 今回の報告書では問題のメールについて、ジョーンズ所長が未加工データの開
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