日経新聞に掲載されたエッセイ「子猫殺し」を執筆した作家・坂東眞砂子さんを、ポリネシア政府が告訴することが明らかになった。坂東さんが06年8月18日付け同紙で「子猫殺し」を告白したことに端を発する一連の騒動は、結局、坂東さんが法的責任を法廷で追及されることになった。 仏領ポリネシア政府は06年9月13日の閣議で、坂東さんに賠償金を請求するとともに告訴することを決定した、と発表した。ポリネシア(タヒチ)に住む坂東さんの「子猫殺し」での発言を受けたもの。同政府は次のような声明を発表している(抜粋)。 政府は愛玩動物に対する虐待行為を断罪する 「(坂東さんの行為に対して)愛玩動物、飼われている、もしくは捕獲された野生動物の保護に関する2001年2月1日に議決された第2001-16決議2条を想起するよう望む。それには、『飼われているもしくは捕獲された野生動物と同様に愛玩動物を虐待することを禁ずる』と