マダガスカル島のキツネザル、焼き肉にされて絶滅の危機 (1/2ページ) 2009.8.28 08:11 世界で4番目に大きい島、マダガスカル島に生息する絶滅危惧(きぐ)種のキツネザルが密猟の餌食となり、レストランで焼き肉として食べられている。 環境保護団体コンサベーション・インターナショナル(CI)のラス・ミッターマイヤー会長はワシントンからの電話インタビューで、自然保護区での伐採が進んだ結果、森林に生息するキツネザルが狩られ、「多くが地元のレストランで夕食に供されている」と述べた。 ミッターマイヤー会長は、「現在起きていることは氷山の一角にすぎない。この種の狩猟が始まれば数週間以内で非常に簡単に絶滅する。キツネザルはとても素朴な動物で簡単に捕まえることができる」と指摘した。CIによると、密猟者にはキツネザル1匹につき50米セント(約50円)が支払われる。レストランへの転売価格は4ドル(