起業家のByron Sebastianは昨年会社を起ち上げた際、ビジネスソフト業界最大のドル箱であるメンテナンス契約ビジネスに狙いを定めていた。 同氏の始めたSourceLabsは、製品の販売から売上を得るのではなく、法人顧客が保守費用に割り当てている数百万ドルの一部を少しずつ集めようとしている。このために、Sebastianはオープンソースをうまく利用しようとしているが、こうした新興企業はほかにも数多く登場している。 同氏によると、通常は無償で利用できるオープンソースソフトウェアが普及したことにより、小さな企業でも保守予算を狙って競争することが可能になったという。こうした予算は従来、顧客を囲い込んでいるソフトウェアベンダーにしか回らなかった。 「オープンソースのソフトウェアが普及したことで、サポートやメンテナンス分野の市場では激しい競争が生まれている」とSebastianは言う。「この部