若田光一さんらを乗せ帰還したスペースシャトル・エンデバー=31日午前9時47分、米フロリダ州のケネディ宇宙センター、飯塚悟撮影 【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=勝田敏彦、東山正宜】約4カ月半の宇宙長期滞在をした若田光一さん(46)ら乗組員7人を乗せた米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・エンデバーは、米東部時間31日午前9時41分(日本時間同日午後10時41分)、地球を周回する軌道を離脱した後、同日午前10時48分、フロリダ州のケネディ宇宙センターに無事帰還した。日本の有人宇宙施設「きぼう」も完成し、日本は新たな「宇宙利用時代」に入った。 エンデバーのマーク・ポランスキー船長(53)は、地上との交信を続け、フロリダ半島に南から接近、同センターの滑走路をめざした。 若田さんは帰還後の1日、ふだん訓練を受けるテキサス州ヒューストンに移動し、歓迎式典に出席する予定。その後、長