コロナ後遺症は「最大500万人」リスクを訴え続けてきた医師「新たな国民病」と危機感 理解不足で孤立する患者も多く、支援態勢の整備が急務 トランプ氏が共和党内で「敵なし」になったきっかけは、自身への「刑事訴追」だった 被告人の立場を最大限に有効活用 一方で「ボディーブロー」になるかも…【混沌の超大国 2024年アメリカ大統領選(4)】
イルカ漁を批判的に描いて米アカデミー賞を受賞した映画「ザ・コーヴ」の舞台となった和歌山県太地町で2日、漁に反対する「シー・シェパード」などの反捕鯨団体と地元側の意見交換会が開かれた。 反捕鯨側と地元側が同町で公式に対話するのは初めて。 意見交換会は、民間団体が主催し、シー・シェパードのメンバー2人など計三つの反捕鯨団体が参加。地元側は、三軒一高(さんげんかずたか)町長や同町漁協の幹部が出席。反捕鯨団体側が「伝統だからといって、正しいわけではない」と主張し、イルカ漁を取りやめるように訴えた。これに対し、地元側出席者からは漁の継続を主張する声が相次いだ。 同町は、イルカを湾に追い込んで漁をする「追い込み漁」で知られる。9月からシー・シェパードのメンバーが同町に滞在し抗議活動を行い、先月中旬には、立ち入り禁止区域に侵入して和歌山県警から厳重注意を受けた。また、9月末にはイルカを飼育するいけすの網
釣りファンに人気の高い和歌山県串本町で釣り船や渡船を営む約30の個人・法人が大阪国税局の税務調査を受け、昨年までの数年間で計約3億円の申告漏れを指摘された。帳簿への記入や管理がずさんで売り上げを適切に申告していなかった業者が多い一方、船に乗せた釣り客を実際より少なく見せかけて所得を隠していた悪質なケースもあったという。 関係者によると、国税当局が特定地域の釣り船・渡船業者を集中的に税務調査するのは異例。メジロやイシダイなどが釣れる串本町では、釣り船などを営む個人・法人の「遊漁船業者」が100以上登録されている。串本町を管轄する新宮税務署員らが昨年夏〜今年初め、プロジェクトチーム(PT)を立ち上げて一斉調査した。 PTのメンバーは夜明け前から釣り人を装って港で張り込み、釣り船や渡船の出航時刻や利用客数を確認。実態を把握したうえで本格的な調査に乗り出した。その結果、帳簿に売り上げをきちんと
2日午前11時55分ごろ、和歌山市二番丁の和歌山地検の庁舎1階の廊下を歩いていた丸尾吉秀検事(40)が突然刃物を持った男に切りつけられた。司法修習生が男を取り押さえ、和歌山県警の捜査員が傷害容疑の現行犯で逮捕した。 和歌山市消防局によると、丸尾検事は病院に搬送されたが意識はあり、命に別条はないという。 県警によると、逮捕したのは、自称、兵庫県西宮市苦楽園一番町、職業不詳、三好昌之介容疑者(82)で、容疑を認めているという。 県警によると、三好容疑者は、非現住建造物等放火罪などで、先月、和歌山地裁で懲役6年の実刑判決を受け、その後控訴した三好なるみ被告(45)の父親。丸尾検事はこの事件を担当していた。
問題となった日本航空の社員寮(中央奥)。手前左は管理棟=和歌山市中、座小田英史撮影 日本航空が19年前に社宅用地などとして約152億円で購入した和歌山市内の土地が、建物を含めても24億8千万円(2009年9月時点の鑑定)の価値しかないことがわかった。日航が見込んでいた土地・建物の簿価(09年3月末)を205億4千万円も下回っていた。 日航が経営破綻(はたん)に至った法的問題などを調査してきた有識者らの独立機関・コンプライアンス調査委員会(委員長・才口千晴元最高裁判事)が、26日付で管財人に提出した報告書で指摘。「土地購入の経緯が不明で、不当に高額」と述べた。31日、会社更生計画を発表した管財人は「内容を把握し、今後の対応を検討したい」と話した。 問題となったのは、1994年の関西空港の開港に備え、日航が社宅や寮を建てるために91年に購入した和歌山市内の約11万平方メートルの土地。JR
和歌山県は30日、8月1日現在の推計人口が前月より263人、前年同月より6508人減り、99万9834人と100万人を割った、と発表した。総務省によると、100万人未満の県は昨年10月1日現在で全国に8県。近畿2府4県では初めてとなる。 和歌山県は1955年に100万人を超え、82年の109万521人をピークに減少してきた。この傾向が続けば2017年には92万8千人になると推計している。 県によると、県内に大学・短大が5カ所と少なく、高校卒業後、多くの若者が県外に進学し、就職も県外企業を選ぶことが大きな原因とみられている。高齢化も進み、出生数から死亡数を引いた「自然減」も増加傾向にある。 県は「田舎暮らし」を逆にアピールして、U、Iターン者のニーズが高い「空き家」を活用した移住促進などに取り組んでいる。仁坂吉伸知事は「なんとか減少を抑制したい。今後も企業誘致や産業振興などを続けていく
地震の際、とっさに逃げ込んで倒れてくる家具や柱、壁から身を守るため、和歌山県由良町衣奈のお好み焼き店経営大川勝義さん(69)が2年がかりで「耐震避難カプセル」を考案、特許を取得し、試作品を完成させた。 大川さんは、「私自身が怖がりで、何とか助かる手だてはないかと考えたのが発想の原点」と笑い、出来栄えに満足そうだ。 大川さんは、阪神大震災や新潟県中越沖地震などのニュースを見るたびに、自宅でがれきの下敷きになり、亡くなる人が多いことに胸を痛め、「倒れて来るタンスやテレビから身を守る方法はないか」と考えるようになった。そのためには、安全な空間を確保することが第一。揺れが来たらすぐに避難できるよう、耐震性のある半球形のカプセルを作り、寝室に備えておけばよいのでは、と思いついた。 昨年、特許を取得。地元には試作品を手がけてくれる業者は見あたらず、製作は東京のプラスチック製造工場に依頼。ファクスで約2
生まれた双子の赤ちゃん=アドベンチャーワールド提供赤ちゃんを抱く良浜=アドベンチャーワールド提供 国内最多の6頭のジャイアントパンダを飼育する和歌山県白浜町の観光施設「アドベンチャーワールド」は12日、双子のパンダが生まれたと発表した。メスの良浜(ラウヒン、9歳)が11日午前7時44分から午前8時3分にかけて出産。1頭目がオスで158グラム、2頭目がメスで123グラム。いずれも元気だという。 アドベンチャーワールドによると、3月下旬にオスの永明(エイメイ、17歳)と自然交配した。同施設では2003年以降5回あったパンダの出産がいずれも双子。担当者によると、世界的にも珍しいという。
和歌山県の仁坂吉伸知事は20日の記者会見で、同県白浜町の南紀白浜空港について、「南紀白浜パンダ空港」の愛称を検討していることを明らかにした。8月上旬、地元自治体や観光関係者らを交えた同空港の利用促進実行委員会で正式決定する予定。 同町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」では、パンダが日本最多の6頭飼育されており、愛称の採用で空港の利用促進を図る。仁坂知事は「愛称をきっかけにどんな振興策ができるかも検討する」と述べた。 県によると、空港の愛称は鳥取県の米子鬼太郎空港や高知県の高知竜馬空港など、全国98空港のうち20空港で採用されている。(共同) [2010年7月20日11時59分]
駅舎の建て替えに伴い、1月末から長期休暇をとっていた和歌山電鉄貴志駅(和歌山県紀の川市)のスーパー駅長「たま」の仮駅長室が完成し、1日、職場復帰した。 午前10時15分、フェンスで囲まれた仮駅長室に「たま駅長室」と書かれた看板が掲げられ、午前10時18分着の電車を出迎えた。久々のたまの姿に、乗降客らの人だかりができ、「かわいい」の声が上がっていた。 たまは最近は肥満気味で、ダイエットが休暇中の課題だったが、飼い主の家でのんびりと過ごし、減量に失敗したという。同電鉄の広報担当者は「新しい駅長室は3階建て。運動のスペースを確保します」。 またこの日、同電鉄の関連会社「両備ホールディングス」(岡山市)が現在制作している「たまバス」のデザインも発表。外観にたまのイラスト50匹をあしらい、たま柄の座席やカーテンを使用する。4月中に完成し、大阪発着のツアーを中心に観光用バスとして運行していく。
和歌山県すさみ町の「エビとカニの水族館」(森拓也館長)で、甲羅全体を長さ約10センチの藻で覆われた「長髪カニ」が人気を集めている。 水深200メートルを超える深海に生息する「オーストラリアン・スノークラブ」で、国内では同館だけが飼育している。カニは通常、年に3度ほど脱皮するが、このカニは5年前に飼育し始めてから一度も脱皮せず、その間に甲羅を藻が覆った。 深海に住んでいるために自然界では藻が生えることはなく、水族館ならではの珍現象。森館長は「中国ではカメの甲羅の藻は縁起が良いといわれてます。このカニも縁起物として、見守りたい」。
和歌山県太地町のイルカ漁を糾弾した米ドキュメンタリー映画「ザ・コーブ(入り江)」が、東京国際映画祭で21日に上映されるのをめぐり、同町や地元漁協が中止を申し入れていることがわかった。町側は映画は隠し撮りしただけでなく、内容に事実誤認があるとして、上映は名誉棄損にあたると指摘。しかし、主催者側は「表現の自由」だと予定通りに上映する姿勢で、町側は法的措置も検討する。 太地町と地元の町漁協の代理人によると、映画に登場した漁協の組合員は当時撮影を拒んでおり、上映は肖像権の侵害にあたると主張。さらに、映画の内容には「漁協は害獣駆除のために漁を行う」「水銀汚染を隠すためにイルカの肉を鯨肉として販売している」などと事実ではない部分があり、漁協の名誉を棄損しているとしている。今月上旬、文書で主催者側に上映のとりやめを申し入れた。 映画祭の実行委員会によると、「ザ・コーブ」は当初の上映計画にはなかったが
和歌山県警和歌山西署会計課の男性職員(32)が、妻が経営する和歌山市万町(よろずまち)のバーでマスターとして働いていたことがわかった。県警は副業を禁じた地方公務員法(営利企業等の従事制限)に違反する疑いがあるとして調べている。男性職員は25日に事情聴取を受けた後に辞職願を出した。 県警によると、バー「TALULLAH(タルラ)」は08年5月に開店。男性職員は、同署での勤務が終わった後の午後8時〜午前2時の営業時間に、アルコールの提供などをしていたという。「今年から手伝うようになり、最近は妻の子育てが忙しくほぼ毎日やっていた」と話しているという。 男性職員は、02年に県警に採用され、同署には08年から勤務していた。県警監察課は「職員としてあるまじき行為。事実関係を調べて処分を決めたい」としている。
和歌山電鉄貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)で活躍する三毛猫のたま駅長をデザインした「たま電車」が、運行を開始してから21日で1カ月たった。同電鉄は正確な数字は集計中としながらも、春休み期間の貴志川線の利用客数は昨年同期より約3割増えたと見込んでおり、「皆さんのおかげ。たま電車で、たま駅長に会いに来て」と今後も話題作りに力を入れる考えだ。 たま電車は、車体に“101匹”のたま駅長のイラストシールがはられ、内装には猫脚のベンチや曲面を多用したソファなどを置いた2両1編成のオリジナル電車。3月21日のデビュー以来、土日曜を中心に県内外から家族連れやカップルらが訪れ、約90人分の座席はほぼ満席に。同電鉄へ翌日の運行時刻を問い合わせる電話が前夜10時ごろになってもかかるほどの人気という。 海外からのたま電車目当ての旅行者も急増。窓口では駅員が慣れない英語に四苦八苦し、英文の問答集を作成するなどして
お披露目された「たま電車」とたま駅長=2日午後、和歌山市の和歌山電鉄伊太祈曽駅、南部泰博撮影お披露目された「たま電車」=2日午後、和歌山市の和歌山電鉄伊太祈曽駅、南部泰博撮影 和歌山電鉄(本社・和歌山市)は2日、三毛猫のたま駅長をモチーフにした「たま電車」(たまでん、2両編成)の試運転をした。普段は貴志駅(和歌山県紀の川市)で接客業務をしているたま駅長も「視察」に訪れた。たまでんは21日に営業運転を開始する予定。 この日、たまでんを和歌山市内の伊太祈曽―和歌山駅間を3往復させてブレーキなどの性能を確認した。外装にたまが跳んだり、伸びをしたりするイラストが描かれ、車両内には猫形のソファや背もたれが設置されるなど「猫づくし」になっている。
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