フィリピンのマニラ空港で12日、中東バーレーン発マニラ行きのガルフ航空機内から回収されたとみられるごみ袋から、生まれたばかりの男児が見つかった。空港当局者によると健康状態は良好という。AP通信などが伝えた。 ごみ袋の中で何かが動いているのに清掃担当者が気づいた。男児はティッシュにくるまれ、泣き声は上げていなかったという。フィリピンの社会福祉当局者は「どんな子どもでもこのような扱い方をされてはならない」と激怒。母親を捜し親族らに引き渡すか、見つからなければ養子縁組などを検討するとしている。(共同)