日本経済新聞の電子版。「ビジネス」に関する最新のニュースをお届けします。
運行が始まった「お子様連れ専用車両」でくつろぐ親子=25日午前、JR新大阪―京都駅間、小玉重隆撮影 JR東海は25日、子ども連れのファミリー専用の車両を設けた新幹線の運行を東京―新大阪間で始めた。25〜28日、来月5〜10日の「のぞみ」と「こだま」の計39本が対象。 専用車両は39本に各1両設けられ、こだまはグリーン車が専用車両となる。新大阪駅を午前10時27分に発車した東京行きのぞみの専用車両には約20人が乗車。長女(3)と一緒に茨城県日立市に帰省するという大阪府羽曳野市の女性(24)は「子どもがぐずった時、周りが親子連れだと気が楽になります」と話していた。 同社によると、来月5〜10日分は空席がある。問い合わせはJR主要駅のJR東海ツアーズの支店か電話窓口(03・3538・4036)へ。
テレビの上にはさんでかざる鏡餅の新商品=新潟県燕市のきむら食品薄型テレビの前に置いても、壁に掛けてもいい佐藤食品工業の鏡餅=同社提供高さ約8センチのたいまつ食品のコンパクトな鏡餅=同社提供 お正月用の鏡餅が進化している。今年、家電エコポイントで販売台数が急増した薄型テレビにはさんで飾るタイプや、インテリアとして壁にかけるタイプ……。新潟県に集中する包装もちメーカー各社は、「お茶の間」の姿の変化に伴い、知恵を絞っている。 薄型テレビの上にはさんで飾る鏡餅(希望小売価格700円)を開発したのは業界3位のきむら食品(新潟県燕市)。「うさぎもち」シリーズで知られる。各社のテレビの厚さを調べてどのメーカーでもあうようにし、貼った跡が残らないような粘着テープもつけた。包装餅が二つ入っている。「『面白い』という人と、『果たしてここまでして鏡餅を飾るのか』との意見もあります」と同社の担当者。 もち最
inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 建設機械メーカーによるエコ化商品の開発競争が熱を帯び始めている。 コマツは12月1日、新型のハイブリッド油圧ショベルを発売した。まずは日本で販売し、来年4月以降、世界各国に投入していく。来年度でまずは3000台の販売を目指す。 ハイブリッド油圧ショベルは、作業中に旋回する車体が減速時に発生するエネルギーを電気に変換。それを蓄電・再利用することで、燃料を大幅に減らすことができる。コマツの商品の場合、従来に比べると、燃費を約25%低減できるという。 油圧ショベルの主力商品である20トンクラスでハイブリッド建機を量産しているのは、今のところ、コマツのみ。2008年6月にハイブリッド油圧ショベルを初めて国内販売し、昨年度から
住宅用太陽電池=京セラ提供 住宅向け太陽電池の大手施工業者や専門商社が「天気」を補償するサービスを打ち出している。太陽電池は自宅の屋根で手軽に発電して余った分を高額で売れるが、晴れの日が少ないと発電量が落ちるため、日照時間が基準に満たない場合に購入者へ金銭を払う補償まで用意する念の入れようだ。異業種から新規参入も相次ぐ激しい業界では顧客獲得競争も熱を帯びている。 機械や住宅機器の専門商社山善(大阪市西区、東証1部)は今月1日からの購入者を対象に、独自に設定した日照時間の「基準時間」と、購入者の住んでいる地域の実際の日照時間をくらべ、基準を下回った場合に1時間当たり100円を補償するサービスを始めた。気象庁や民間気象会社の過去10年のデータをもとに設定した地域ごとの基準時間と比較して、実際の不足分が年30時間以上だと最大5万円まで支払うサービスだ。 ヤマダ電機とも組んで太陽電池の販売・
ソニーは2010年12月10日に電子書籍専用端末「リーダー」の日本版を発売する。2004年に「リブリエ」と名付けた端末を投入しながらも3年ほどで撤退して以来の再参入。 今回は米アップルの「iPad」などが市場を賑わせる中、米欧での成功体験を引っ提げ、満を持しての「真打ち」登場だ。ただ、ここにきて国内ではハード、配信サービスともに乱立気味で、限られた読者を奪い合う消耗戦に陥る可能性もある。 ソニー端末はパソコン経由で「書物」をダウンロード 「リーダー」はインターネットにつなげてパソコンのように使えるiPadや、シャープが12月に発売する「ガラパゴス」などの「多機能型」と違い、米アマゾンの「キンドル」とともに「電子書籍専用端末」と呼ばれる。 とりわけ日本版の「リーダー」はキンドルに備わっている通信機能すらなく、パソコン経由で「書物」をダウンロードするスタイル。当然、本体は軽く、価格も安い「身軽
小笠原諸島に22泊して、なんと8万3000円から――。そんなツアーを東京諸島観光連盟が企画し、参加者を募集している。東京・竹芝桟橋を2011年1月11日発、2月4日に帰着する日程で、22泊25日(船中2泊)。食事はつかないが、往復の船賃と宿泊費が代金に含まれる。 この時期は定期船「おがさわら丸」の点検・整備期間で、ほぼ唯一のアクセス手段がなくなるため、例年、観光客がほとんどいない。「宿を長期間無人にしておくぐらいなら、とツアーを考えました。静かな島で、島民のように暮らしてほしい」(小笠原村観光協会)という。村には飲食店やスーパーなどがあり、宿によっては自炊設備が整っている。 原則として、おがさわら丸の整備が終わるまで帰る手段はない。期間中も貨物船は運航しており、数人程度なら乗船できる場合があるが、「急に帰らなければならない事態が予測される場合は申し込みを控えて下さい」としている。健康面
オリコンは11月30日、今年の書籍売り上げ年間ランキングを発表した。1位は岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)で、推定売り上げ部数は121万1835部。2位は山本千尋著「バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット」(幻冬舎)で113万7159部とミリオンセラーが2冊続き、3位は村上春樹著「1Q84 BOOK3」(新潮社)だった。また、計測機器メーカー「タニタ」の食堂メニューを掲載した「体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食」(大和書房)が推定部数83万5010部で4位、白取春彦編訳「超訳 ニーチェの言葉」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が5位だった。 調査期間は2009年11月23日から今年の11月21日までで、全国約1700の書店の売り上げ実績から推定部数を算出した。
ファミリーマートは26日、揚げパンや魚肉ソーセージドーナツといった、昭和20〜40年代ごろのおやつをイメージした「あの頃の思い出パンシリーズ」を30日から期間限定で、全国のファミリーマート約7800店で発売すると発表した。 シリーズはチョココロネ(105円)、魚肉ソーセージドーナツ(120円)、甘食(58円)、ソフト麺ドッグ(135円)、揚げパン(100円)、レモンケーキ(105円)の6種類をラインアップ。昭和のレトロな雰囲気を持たせるため、主に紙のパッケージを使用した。同社は「年配世代には懐かしく、若者世代には斬新な商品」としている。
「メディア王」マードック氏率いる米ニューズ・コーポレーションが来年にも、米電子機器大手アップルの多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」向けに電子新聞を発刊することが分かった。購読料は週99セント(約80円)。複数の米メディアが25日までに伝えた。 電子新聞の名前は「ザ・デーリー」。ニューヨーク・タイムズ紙によると、米メディア界で著名な記者や編集者を集め、ニューズ傘下のメディアからも動画などの提供を受ける。 米ファッション誌「ウィメンズウエア・デーリー」(電子版)によると、週末を含めて毎日発行。月払いの購読料は4・25ドル(約350円)で、年内にテスト版を発行する見通しだという。(共同)
クルマや鉄道、バスなどあらゆるモビリティーを連携して移動の利便性を高めるサービス「MaaS(マース)」。自動車メーカーは、MaaSに対する備えを避けて通れない。その普及は、自家用車…続き トヨタ、次世代車みすえ組織改革 2300人から要職登用 自動運転 覇を競う 「水と油」が組む時代 [有料会員限定]
米粒からパンを作れるホームベーカリー「GOPAN」の受注が中断。予定数上回るペースで注文が殺到し、生産が追いつかない状況という。 三洋電機は11月25日、米粒からパンを作れるホームベーカリー「GOPAN」の受注を12月1日から一時停止すると発表した。販売店などからの受注が予定を大幅に上回り、生産が追い付かないため。受注再開は来年4月ごろになるという。 11月11日に発売し、来年3月末までに5万8000台を販売する計画だったが、11月末までの注文数で計画を上回る見通しという。 当初は10月発売予定だったが、7月の発表以来、前評判が高く予約が殺到したため発売日を1カ月延期し、増産体制を敷いていた。 GOPANは、米粒を水にひたして柔らかくした上で、粉砕・ペースト化。こねて発酵させ、焼成してパンを作れるのが特徴。 関連記事 開発に5年 米からパン作れる「GOPAN」誕生の裏側 「非常に苦労しまし
家電エコポイントの半減を前に、かつてない規模で広がる「駆け込み購入」。メーカーは商機を逃すまいと、テレビやエアコンの増産を続けている。予想を上回る売れ行きで、購入期限の来年3月末より前に国の予算が尽きる可能性も否定できない。 「例年の1年分に近い量が集中するような需要だ」(ソニーの加藤優・最高財務責任者)。家電メーカー各社は記録的な売れ行きを喜ぶ一方、品薄で販売機会を失わないよう増産に大わらわだ。 エコポイント制度は8月末に「来年3月まで」の延長が決まり、需要の山は「12月の年末商戦と制度終了前の2回」とみられていた。しかし政府は10月上旬に急きょ「12月からポイント半減、来年1月からは対象を買い替えに限定」と変更。「需要も11月にピークが来て12月と来年3月も高水準になる」とみられるようになった。度重なる制度変更が、メーカーの対応を難しくした。 ソニーは今月に入って、愛知県のテレビ
駅のホームに登場した「どん兵衛」の店=東京都渋谷区のJR渋谷駅 JR渋谷駅(東京都)の山手線ホームに今月、日清食品のカップめん「どん兵衛」を出す店が登場した。来年4月末までの期間限定。駅の利用者の間で話題になっている。 山手線外回り(新宿方面行き)のホームの後ろ側(恵比寿駅方面側)にある。68平方メートルの店に約20席。メニューはどん兵衛のきつね、カレーなど主に6種類のうどんで、希望小売価格の170円(税別)より高い1杯200円。食券を買って注文すると、熱湯を注いだカップめんとともに待ち時間5分間を計る砂時計が渡される。営業時間は午前7時〜午後10時(土日祝日は午後9時)。 JR東日本の子会社、日本レストランエンタプライズが運営し、運営資金を日清食品が負担している。どん兵衛は10月にめんを太くして新製品を出したばかり。日清食品は「商品を実際に食べてもらい、インターネット上のブログ(日
inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 2011年1月に施行される風俗営業法(風営法)の改正で、全国のラブホテルが存続の危機に晒されている。 警察庁が把握している全国のラブホテル軒数は約7000軒。ところが実際には、その5倍の3万5000軒が存在するとも言われる。警察の監督下に入ることを嫌がるホテル経営者が、風営法ではなく旅館業法上の「旅館」として申請しているケースが多いのだ。 ところが今回の風営法の改正によって、ラブホテルの定義範囲が拡大する。これまでなら、回転ベッドやアダルドグッズ自販機などがないうえで、食堂と床面積が一定基準を超えるロビーの2つを備えてさえいれば、事実上のラブホテルであっても旅館としての登録が可能だった。 だが今後は、外から見える位置に休憩料金を表示し
タカラトミーは16日、振動を感知して光るライト「きのぷよ」を18日から発売すると発表した。 「きのぷよ」は振動を感知すると、合成樹脂でできた柔らかい体を左右に伸縮させながら、キノコの傘部分と台座の切り株部分を光らせる。点滅したり、光ったまま動くほか、動かずにランダムに光らせることもできる。タカラトミーでは玄関やベッドサイド、廊下などでの使用を想定している。 色は赤、黄、ピンクの3種で1日10回点灯させ、約3カ月使用できる。各2499円。3種類で年間8万個の販売を目指す。
熊本県などが出資する第三セクター「天草エアライン」(同県天草市)は15日、12月15日に就航する熊本−大阪線の事前購入時の割引運賃について、最大で当初予定より4500円の値下げを実施すると発表した。 普通運賃1万9千円(片道)に対し、7日前までに予約・購入した際の割引運賃を当初設定の1万2500円から8千円に下げる。同社は「来年春の九州新幹線鹿児島ルート全線開業を控え、競争力がある料金を提案した。インパクトを与えるため、思い切った数字を出した」としている。 予約は10月15日から受け付けており、変更前の運賃で既に購入した人には差額を払い戻す。 JR九州は、鹿児島ルートの熊本−新大阪の運賃(普通車指定席)について、1万円台後半を軸に検討している。
たばこの値上げを背景に禁煙ブームの波が高まるなか、大阪市内の主要14ホテルの禁煙室率が平均約44%(9月時点)に達し、このうち7ホテルは50%を超えていることが15日、分かった。来春には禁煙室率が50%以上のホテルは計9ホテルに増える見通しで、こうした流れを受け、大阪市内では禁煙化への対応を急ぐホテルが相次いでいる。 10月1日開業したセントレジスホテル大阪(大阪市中央区)は、客室の約80%にあたる129室を禁煙室として営業を始めた。レストランや宴会場、ロビーなど、共有スペースはすべて禁煙。スタッフも業務中は禁煙とし、アルコールが出るバーも禁煙と、業界でも異例の方針を打ち出した。 ホテル日航大阪(同市中央区)も、10月から24階の客室34室を禁煙室にし、全643室の禁煙室率を40%から46%に拡大した。 さらに、レストランなど10店のうち2店に限っていた終日全面禁煙を、10月から11月にか
井村屋グループは、主力商品「あずきバー」シリーズの生産能力を3割引き上げ、年3億本以上に増強することを明らかにした。今夏の猛暑で需要に生産が追いつかず、約2億円分(約700万本)の売り上げを逃したため。津工場(三重県)の製造ライン1本を約4億円かけて来年5月までに新型に更新する。 あずきバーは前年同期比15.8%増の1億8700万本が売れ、通期で初の2億本を達成するのは確実。浅田剛夫社長は「24時間休みなしでも需要に応えられなかった。設備を整え、年3億本への挑戦を始めたい」と話した。 2010年9月中間決算は、連結の売上高が、前年同期比2.0%増の160億円、営業利益は同3.0%増の2億円、純利益は同44.0%減の6500万円だった。(円山史)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く