サッカーJリーグの試合で浦和レッズが負けたことに腹を立て、水が入ったペットボトルを相手チームのサポーター席に投げ込み2人にぶつけたとして、埼玉県警は22日、暴行容疑で浦和サポーターの男を逮捕した。事件があったレッズの本拠、埼玉スタジアムでは5月にも、サポーター同士の衝突騒ぎがあったばかり。サッカー場の安全を揺るがす事態にJリーグは厳しい処分を検討。熱狂的な応援で知られる浦和サポーターからは「不心得者は許せない」と嘆きの声が上がった。 逮捕されたのは、埼玉県朝霞市浜崎の無職、北島誠容疑者(21)。 浦和東署の調べでは、浦和レッズ−川崎フロンターレ戦が終了した21日午後7時50分ごろ、埼玉スタジアム(さいたま市)2階のメーンスタンドから、水を入れた500ミリリットルペットボトル4本を投げ、うち2本を1階席にいた川崎サポーターの女性(33)と男性(37)にぶつけた疑い。肩と腕に当たったが、けがは