北朝鮮、寧辺の核施設の封印撤去2008年9月24日21時16分印刷ソーシャルブックマーク 寧辺の核関連施設 【ウィーン=関本誠】国際原子力機関(IAEA)は24日、北朝鮮が寧辺の使用済み核燃料再処理施設の封印と監視カメラの撤去を完了させたと明らかにした。IAEAはまた、北朝鮮が約1週間以内に再処理施設で核物質を使った作業を行う予定だと通告してきたことも公表した。 IAEA報道官によると、北朝鮮は、稼働停止・封印の監視検証活動をしているIAEA要員の再処理施設への立ち入りを今後は認めないとも通告してきたという。 これでIAEAが再処理施設の動きを監視することはできなくなったが、同要員は寧辺にとどまり、実験用黒鉛減速炉など他施設の監視検証活動は続けるとしている。 22日に再処理施設の封印撤去を求めてきた際は「核物質は使わない」としていたが、今回、北朝鮮は核物質の使用をIAEAに通告。再処理施設