大阪府の橋下徹知事と親交の深い、人気お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さんと田中裕二さんらが「ふるさと納税制度」を利用し、府に1000万円を寄付していたことが24日、わかった。寄付金は橋下知事肝いりの「大阪ミュージアム構想」に活用される。豊富な人脈を生かした橋下知事の“トップセールス”が奏功した形だ。 府などによると、橋下知事は今年8月ごろ、爆笑問題の2人と、太田さんの妻で芸能プロダクション「タイタン」社長の太田光代さんと東京で会談。その際、ふるさと納税制度が話題になり、太田さんらが寄付を申し出た。太田さんら3人は今月5日、それぞれの個人名義で計1000万円を寄付したという。 橋下知事は、爆笑問題との親交が深く、「タイタン」とは自身のマネジメント契約を結んでいる。