16日、ロシア・ウラジオストクで「島根ビジネスサポートセンター」の看板を示す島根県の松尾秀孝副知事(右)とイゴロフ同センター所長(共同) 島根県は同県の企業が極東地域を中心としたロシアで円滑なビジネス展開を行うための支援をする「島根ビジネスサポートセンター」を沿海地方ウラジオストクに開設し、16日、松尾秀孝副知事らも参加した開所式典を行った。 昨年7月に島根・浜田港とウラジオストクを結ぶ貨物船の新航路が開設され、島根県から食料品や建設資材などが輸出されている。ロシアとの貿易拡大や業務展開を狙う県内企業に対し、ロシア国内の現地情勢や消費者ニーズに関する情報を提供していくのが同センターの主な役割となる。 同センターはロシア人5人で9月25日から業務を開始。松尾副知事は式典で「サポートセンターが経済、観光、文化の交流拠点として機能し、島根と沿海地方の発展に大きく寄与することを祈念している」との溝