東京新聞:魚とカメと新たな一歩 鳥羽水族館で入社式:社会(TOKYO Web)水槽内で行われた入社式で、水中マイクを使い決意表明する新入社員の大西生乃さん（右）＝３月３１日午後、三重県鳥羽市の鳥羽水族館で（岡田道弘撮影） 三重県鳥羽市の鳥羽水族館で、恒例の水中入社式が３１日あり、新入社員で奈良県出身の大西生乃（ありの）さん（２２）が大水槽の中で、約３０００匹の魚やカメの祝福を受けながら、社会人の第一歩を踏み出した。 大西さんは、黒のスーツに初心者マーク付きのボンベを背負い、式に臨んだ。多くの来館者が見守る中、上司から、飼育研究部勤務を命じる防水加工の辞令書を交付されると「いろいろ勉強し、飼育係として頑張っていきたい」と水中マイクで決意を語った。この後、スポンジを手渡され、飼育係として初仕事となる水槽掃除をした。（中日新聞）
