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研究とscienceに関するkamei_rioのブックマーク (3,261)

  • “1那由他”通りの味を再現できる装置 ワインや梅干しの品種や産地も 生成AIで料理写真からも「きっとこんな味」

    明治大学の宮下芳明研究室は8月31日、1那由他(10の60乗、1兆を5回かけた大きさ)通りの味を再現できる装置を開発したと発表した。基となる5つの味覚(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)や辛味などの味を与える液体を組み合わせることで、さまざまな味を再現可能。また、大規模言語モデル(LLM)との連携機能も持つ。 同研究室が開発した「TTTV3」は複数の液体を使うことで特定の風味を再現できる。液体の管理タンクを計20個内蔵しており、各タンクで1000段階まで制御できるため、全部で10の60乗=1那由他の味を再現可能。これによって、ワインやカカオ、梅干しなどで産地や品種の違いまで再現できるようになったという。

    “1那由他”通りの味を再現できる装置 ワインや梅干しの品種や産地も 生成AIで料理写真からも「きっとこんな味」
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/09/01
    "液体の管理タンクを計20個内蔵しており、各タンクで1000段階まで制御できる" 0.02mL単位で調整できるというけど、普通に料理する時の調整は離散じゃなくて連続だからもっとすごいぞ
  • 出したての「おしっこ」は本当に無菌なのか? - ナゾロジー

    「空気に触れる前の尿は無菌だから飲んでも平気」 こんな話を聞いたことがありませんか? かつては飲尿健康法なるブームがあったり、サバイバル番組では尿を飲むことで水分不足を補ったりと、何らかの事情で尿を飲む人たちが話題になった際、そんな理屈が登場しました。 しかしこれは事実なのでしょうか? 当に空気に触れる前の尿は綺麗なのでしょうか。 尿は血液をろ過して造られるため、健康な人の場合、体外に排泄されるまでは無菌である。この様な考え方は、実際多くの医師の間で長年信じられてきた常識でした。 しかし、米国イリノイ州ロヨラ大学医療センターの泌尿器科医、エリザベス・ミューラー博士らが2014年に発表した研究では、尿には多様な細菌が存在することが明らかとなっています。 実はこうした指摘はミューラー博士以前からも存在していたのですが、その研究は長年に渡り無視されてきたといいます。 排泄される前の尿には、どの

    出したての「おしっこ」は本当に無菌なのか? - ナゾロジー
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/30
    "ウルフ氏は、ウロバイオームの真の発見者は、実は1970年代に尿が無菌ではないことを突き止めたロザリンド・マスケル医師にあると語っています。 このマスケル医師の研究は何十年もの間、無視されていたのです。"
  • 素粒子ミューオンの奇妙な歳差運動の原因は「第五の力」か、「未知の次元」か

    Sonam Sheth,Jessica Orwig [原文] (翻訳:梅田智世/ガリレオ、編集:井上俊彦) Aug. 28, 2023, 07:00 PM サイエンス 17,730 フェルミ研究所で2018年に始まった「ミューオンg-2」実験では、写真のリング状の装置「g-2蓄積リング磁石」の中で、光速に近いスピードでミューオンを周回させる。 Fermilab ミューオン(ミュー粒子)と呼ばれる素粒子の歳差運動(首振り運動)は、物理学の標準理論では説明がつかない。 その奇妙な挙動は、自然界に存在する第五の力、あるいは未知の次元の証拠かもしれない。 科学者は2001年、2021年、そして2023年にこの現象を観察した。ただの偶然ではない可能性が高い。 ある素粒子が予想外の挙動をとるさらなる証拠を、アメリカのフェルミ国立加速器研究所の物理学者チームが発見した。そうした予想外の挙動は、自然界に未

    素粒子ミューオンの奇妙な歳差運動の原因は「第五の力」か、「未知の次元」か
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/29
    ミュー来るドリーミーな展開やね
  • 常温常圧超伝導体と主張された「LK-99」結局どうなった? - Lab BRAINS

    みなさんこんにちは! サイエンスライターな妖精の彩恵りりだよ! 今回の解説は、2023年7月22日にプレプリントが投稿されて世間を騒がせた、世界初の常温常圧超伝導かもと言われていた物質「LK-99」の解説だよ! もし常温常圧で超伝導を示す物質が実在した場合、それは物理学上の大発見であるために、科学界のみならず株式市場やSNSにいたるまで、様々な反応が出たよね。 でも、ではその後どうなったのか?というのは、追っている人もいればそうでもない人もいるんじゃないかな?ということで、この記事を書いた時点でのLK-99の状況をまとめてみたよ! ただしその前に、まずは基である超伝導が何かについて振り返りながら解説をしてみるね。 電気抵抗ゼロの「超伝導」という現象 物質には電気を通しやすいもの (導体) と通しにくいもの (不導体・絶縁体) があるというのは義務教育で習うものだけど、この性質は「電気抵抗

    常温常圧超伝導体と主張された「LK-99」結局どうなった? - Lab BRAINS
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/25
    "反磁性と電気抵抗の話が出たあたりで、科学者はある1つの結論にたどり着いたよ。それは、LK-99の組成式にはないけれども、合成の過程で生じる不純物である「硫化銅 (Cu2S)」の影響では?というものだよ。"
  • ジェミニ天文台がサイバー攻撃によってシステム停止に追い込まれる、天文学の研究に大きな遅れが生じる可能性

    ハワイとチリに望遠鏡を設置しているジェミニ天文台が2023年8月1日からサイバー攻撃の影響でシステムを停止していることが明らかになりました。アメリカ国立光赤外線天文学研究所(NOIRLab)は攻撃の詳細を明らかにしておらず、専門家からは「攻撃者は自身が天文台を攻撃したことに気付いていないのではないか」と指摘されています。 Cyber Incident at NSF’s NOIRLab | NOIRLab https://noirlab.edu/public/announcements/ann23022/ Cyberattack shutters major NSF-funded telescopes for more than 2 weeks | Science | AAAS https://www.science.org/content/article/cyberattack-shutt

    ジェミニ天文台がサイバー攻撃によってシステム停止に追い込まれる、天文学の研究に大きな遅れが生じる可能性
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/23
    "NOIRLabが攻撃の詳細を明らかにしていないことから、記事作成時点では攻撃者の目的も明らかになっていません" 攻撃成功に気付いていないのでは?という話も
  • 宇宙の過去と未来を書き換える|国立天文台(NAOJ)

    研究の概念図。超新星(右)、クエーサー(左)、ガンマ線バースト(中央)といった、地球で観測されるさまざまな標準光源を使って、宇宙論パラメータを推定することができる(背景下は天の川銀河を示す)。(クレジット:国立天文台) 画像(2.7MB) 新たな研究により、宇宙の膨張を支配する宇宙論パラメータの精度を向上させることに成功しました。より正確な宇宙論パラメータによって、宇宙がどのように現在の状態に成長し、将来どのように進化するか、という謎に迫ることができると期待されています。 宇宙が膨張していることは十分に立証されています。しかし、宇宙の膨張速度を正確に測定することは困難です。そのため、天文学者は正確な測定のための信頼できる目印となる天体を探しています。どのような天体が信頼できる目印となり得るのでしょうか。たとえば、明るさが一定のろうそくは、ろうそくまでの距離が遠くなるにしたがって暗く見えま

    宇宙の過去と未来を書き換える|国立天文台(NAOJ)
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/22
    "複数の標準光源を組み合わせることで、宇宙のより広い範囲に渡る天体のデータを使い、宇宙論パラメータを絞り込むことに成功" 不定性を最大で35パーセント減らせたという話
  • 観測史上最も明るい宇宙の爆発現象を検出、1万年に一度の幸運

    観測史上最も明るいガンマ線バーストによって輝いた銀河系の塵(ちり)の環。X線観測衛星XMMニュートンが捉えた。(IMAGE BY XMM-NEWTON/M. RIGOSELLI (INAF)/EUROPEAN SPACE AGENCY/SCIENCE PHOTO LIBRARY) 協定世界時2022年10月9日の午後1時17分(日時間午後10時17分)、フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡の検出器にガンマ線の波がどっと押し寄せた。 のちに「BOAT(the brightest of all time、史上最も明るい)」、正式には「GRB 221009A」と呼ばれることになるガンマ線バーストが検出された瞬間だったが、米航空宇宙局(NASA)の通信衛星の不具合により、研究者はすぐに気づかなかった。 その約1時間後、別のガンマ線バースト観測衛星ニール・ゲーレルス・スウィフトが、空の同じ場所で明るいX線

    観測史上最も明るい宇宙の爆発現象を検出、1万年に一度の幸運
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/22
    ガンマ線バーストの件。"現在の理論によれば、これほど高エネルギーの光子は宇宙背景放射(EBL)と干渉してしまうため20億年も宇宙を旅してくることはない"
  • 土星最大の衛星タイタンでは微粒子が砂に“成長する”可能性 東工大が発表

    東京工業大学(東工大)は7月31日、太陽系の天体としては地球以外で唯一液体の海や湖などが確認されている土星において、最大の衛星であるタイタンの大気中で作られる極めて微小な有機物エアロゾルが、地表面の液体メタンの降雨蒸発によって、大きな砂サイズの粒子に急激に成長することを示したと発表した。 NASAの探査機カッシーニが撮影した土星衛星タイタン全域の赤外線画像。赤道域に広がる色の暗い領域が砂丘。(c)NASA JPL(出所:東工大 ELSI Webサイト) 同成果は、東工大 地球生命研究所(ELSI)の平井英人大学院生、同・関根康人教授らの研究チームによるもの。詳細は、地球科学に関する全般を扱う学術誌「Geophysical Research Letters」に掲載された。 土星最大の衛星であるタイタンは半径が2575kmあり、水星よりも大きい。同衛星はメタンを数%含んだ厚い窒素の大気を持ち、

    土星最大の衛星タイタンでは微粒子が砂に“成長する”可能性 東工大が発表
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/02
    微粒子が液体メタンの降雨と蒸発で砂粒子レベルに成長する可能性が存在
  • 約20分ごとに点滅する謎の天体を銀河系内で2つも発見、正体不明

    33年以上にわたり21分ごとに地球に届いている電波パルスの発生源は、超長周期マグネターと呼ばれる謎の天体かもしれない。(ILLUSTRATION BY ICRAR) 銀河系内で新たに発見された2つの不思議な天体に、科学者たちが頭を悩ませている。これらは中性子星のようだが、2つの天体にはそれでは説明できない特徴があり、未知のタイプの恒星状天体である可能性がある。 2つの天体は、どちらも約20分ごとに長い電波パルスを放っており、そのうちの1つについては、2023年7月19日付けで学術誌「ネイチャー」に論文が発表されている。これらの天体は、知られているどの中性子星よりも自転が遅いなど、奇妙な特徴を持っている。 「私たちはまだ、驚き、興味をそそられ、あっけにとられている段階です」と、2つの天体の発見に至る研究を率いたオーストラリア、カーティン大学の天文学者ナターシャ・ハーリー・ウォーカー氏は言う。

    約20分ごとに点滅する謎の天体を銀河系内で2つも発見、正体不明
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/02
    "白色矮星は、単独では、今回検出されたような強力な電波放射を発生させることはできないはずだが、話はもっと複雑なのかもしれない。" 白色矮星さんの話題かもしれないと
  • ロシア科学者が南極でのスイカ栽培に成功、マイナス89.2度の極寒環境でも夏の味

    では夏の風物詩として知られるスイカは、原産地が砂漠などの乾燥地帯であることから、多くの場合、高温・乾燥の環境で栽培されています。しかし、ロシアの、セ氏-89.2度にも達する南極観測基地のボストーク基地でスイカの栽培に成功したことが新たに発表されています。 Российские полярники вырастили арбузы в самом холодном месте планеты | Русское географическое общество https://www.rgo.ru/ru/article/rossiyskie-polyarniki-vyrastili-arbuzy-v-samom-holodnom-meste-planety На антарктической станции Восток вырастили арбузы https://www.aari.

    ロシア科学者が南極でのスイカ栽培に成功、マイナス89.2度の極寒環境でも夏の味
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/02
    南極でもトロピカってる〜!と思ったが、さすがに "ボストーク基地に温度や湿度など、スイカの生育にとって好ましい条件が維持できる温室を作成しました" トロピカル部南極温室の話だった
  • 吸血昆虫予防に牛をシマウマ化 | スラド サイエンス

    アブやサシバエの吸血行動は牛にとって大きなストレスとなり、忌避行動によって体力が消耗し、乳量の低下や繁殖に悪影響を及ぼすなど問題になっていました。 シマウマの縞は防虫効果があるという研究がありますが、それを応用して、飼育している牛にシマ模様塗装をしたところ、吸血昆虫「アブ」と「サシバエ」などの忌避行動が平均で約5割減少したことが確認されたそうです。 米沢牛の産地の一つである山形県小国町では、黒い牛の体をシマウマのような模様にペイントする取り組みが行われているそうだ。この施策は、牛の虫よけ対策を目的としており、吸血昆虫であるアブやサシバエが原因による牛のストレスを軽減することを狙っているという(TBS NEWS DIG)。 このアイデアは愛知県と京都大学の研究チームによるもので、シマウマが虫を寄せ付けないという海外の論文を元に牛に応用したもの。シマウシ化した牛は、虫を避ける行動が約5割から約

    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/25
    "飼育している牛にシマ模様塗装をしたところ、吸血昆虫「アブ」と「サシバエ」などの忌避行動が平均で約5割減少したことが確認されたそうです" ウシマウマvsシマウシマ、君はどっちを応援する?
  • アンケート調査の偏ったデータをバランス調整するPythonモデル「balance」 米Metaが開発

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 米Metaに所属する研究者らが発表した論文「balance - a Python package for balancing biased data samples」は、参加者グループの範囲指定により発生する、アンケート調査の偏ったデータをバランス調整するオープンソースのPyPythonパッケージを提案した研究報告である。 アンケートは重要な研究ツールであり、他の手段では測定できない感情や意見などの主観的な経験に関するユニークな測定値を提供する。しかし、調査データは自ら選択した参加者グループから収集されるため、そこから対象集団への洞察を直接

    アンケート調査の偏ったデータをバランス調整するPythonモデル「balance」 米Metaが開発
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/25
    母集団が先か標本が先かみたいな話になるけど、母集団が解ってれば機能するのかしらね
  • 閉経した母親が守るのは息子だけ、シャチで判明、娘や孫は守らず

    北部ノルウェーの冷たい海でニシンの大群を襲うシャチの群れ。子どももいる。シャチは閉経後も長く生き続けるわずか6種類の動物の1種だが、その有益さを科学者たちは解明し始めている。(PHOTOGPAPH BY TONY WU, NPL/MINDEN PICTURES) 墨を吐いたり、体の色を変化させたりする動物の能力は、人間から見れば不思議に思えるかもしれない。しかし動物界全体から見れば、「閉経」こそもっとも不可思議な現象であることはご存じだろうか。 「自然界において閉経は非常にまれな特性です」と指摘するのは、英国エクセター大学の動物行動学者チャーリー・グライムス氏だ。閉経し、生殖能力を失ったあとも長く生き続ける動物はたったの6種類。ヒトと5種のハクジラだけだ。 ハクジラ類のシャチもそうした動物の仲間だ。そこで、なぜシャチのメスが閉経を迎えたあとも20年以上生き続けるのか、大規模な調査が行われて

    閉経した母親が守るのは息子だけ、シャチで判明、娘や孫は守らず
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/25
    "今回の調査では傷の密度が調べられた。結果、閉経後の母親を持つオスは、繁殖可能な母親を持つオスに比べ、傷が少ないことが分かった"
  • 1988年からずっと宇宙で何かが約22分ごとに光り続けている

    2023年7月19日、国際電波天文学研究センターの研究者らが新たな天体についての論文を提出しました。この中で、奇妙な電波を定期的に発する謎の天体についての知見が共有されています。 A long-period radio transient active for three decades | Nature https://doi.org/10.1038/s41586-023-06202-5 Something in space has been lighting up every 20 minutes since 1988 | Ars Technica https://arstechnica.com/science/2023/07/new-slow-repeating-radio-source-we-have-no-idea-what-it-is/ 研究者らが観測した「GPM J1839-

    1988年からずっと宇宙で何かが約22分ごとに光り続けている
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/24
    "電波を発生させる磁場は星の自転によって発生するため、もし自転が遅すぎると地球から見えるほどの大きな電波を発生させることはできません。そのため、パルスの間隔が1分以上かかるものは通常確認できない"
  • 宇宙の年齢は267億歳? 早すぎる初期銀河の発達を説明できる新たな理論モデルを提唱

    近年の初期宇宙の観測により、誕生から数億年後の宇宙にはすでに大規模な銀河や銀河団が存在していたことがわかってきたものの、銀河がそこまで進化するには時間が足りないという新たな問題が浮上しています。オタワ大学のRajendra Gupta氏は、これを解決するための「CCC+TLハイブリッドモデル(CCC + TL hybrid model)」を提唱しました。もしもこのモデルが正しければ、宇宙は今から約267億年前に誕生したということになります。 現在の宇宙は誕生から137億8700万年(±2000万年)が経過していると考えられています。この推定年齢は過去から現在に至る様々な観測を積み重ねた結果であり、その集大成は宇宙モデル「Λ(ラムダ)-CDMモデル」として確立されています。しかし、初期宇宙の観測が進むにつれて、当時の宇宙の様子と宇宙の推定年齢には大きない違いがあることも判明しています。 【

    宇宙の年齢は267億歳? 早すぎる初期銀河の発達を説明できる新たな理論モデルを提唱
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/23
    "大きな問題の1つは、疲れた光モデルや共変動結合定数仮説が正しいとしても、なぜそのような現象が起こるのかという理論的な説明がほとんどされていないことです"
  • 「トゲトゲの鳥よけ」で巣を作る賢い鳥カササギ、武装化か、研究

    トゲのついた植物で巣作りをするカササギだが、なかには鳥よけ用の剣山が使えることに気付いた鳥がいるようだ。(PHOTOGRAPH BY AUKE FLORIAN HIEMSTRA) 鳥が住宅などの建造物に巣を作らないように、針状のトゲが並んだ鳥よけ用の「剣山」(スパイク)を設置することがある。ところが、ヨーロッパの鳥はこれが気にわないらしく、剣山を引きちぎって巣作りの材料に使い、巣を武装化しているという。 そんな行動を研究したのは、オランダにあるナチュラリス生物多様性センターの生物学者アウケ・フロリアン・ヒームストラ氏だ。「人間が鳥よけとして使っているものを鳥たちが利用して巣を作り、子孫を増やしてしまっています」と、氏は話す。この研究の成果は、7月11日付けで、ロッテルダム自然史博物館のオンライン学術誌「Deinsea」に掲載された。 「とても賢いやり方です。人間の対策を逆手に取る鳥たちが

    「トゲトゲの鳥よけ」で巣を作る賢い鳥カササギ、武装化か、研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/20
    "カササギは通常、サンザシやスピノサスモモ、バラの茎などトゲのある植物を使って屋根を作るという点だ。(中略)剣山のトゲを、トゲとして活用しているのではないか"
  • 培養肉について知っておきたいこと、レストランで提供開始、米国

    2013年、英ロンドンで披露された世界初の培養肉。かつてSFの世界の存在だった培養肉は、数百万ドル規模の産業に発展し、未来の材ともいわれている。(PHOTOGRAPH BY DAVID PARRY, REUTERS) 未来の材と注目されている培養肉が、この7月にも米サンフランシスコとワシントンD.C.のレストランで提供される見通しだ。培養肉の提供は世界でもまだ例が少なく、米国内では初めてとなる。 米農務省は2023年6月に、アップサイド・フーズ社とグッド・ミート社に「鶏肉」の生産と販売を許可した。2社は、まずレストラン(アップサイド社はサンフランシスコの「バー・クレン」、グッド・ミート社はワシントンD.C.にあるホセ・アンドレス氏の「チャイナ・チルカーノ」)と提携する。将来的には他の培養肉も市場に流通させ、スーパーマーケットやレストランでの提供を目指す。 この農務省の決定で、米国はシン

    培養肉について知っておきたいこと、レストランで提供開始、米国
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    kamei_rio 2023/07/20
    "最終目標は、「不死化」細胞、つまり遺伝子操作や変異によって無限に増殖できる細胞で、こうした細胞ならば何度も組織片の採取を行う必要はない。" マリオならカメを踏むだけで…
  • 液体の餌をあごで「つかむ」アリ、飲まずに巣に運ぶ鍵を解明

    餌の粘度の違いに応じてアリが餌を運ぶ際に「飲む」と「つかむ」を使い分けていることを、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域の藤岡春菜助教(行動生態学)らが明らかにした。今後はつかむ行動の進化的起源や天敵の存在など野生に近い環境での採餌行動を調査する。外来種アリの駆除法につながる可能性もあるという。 アリの餌の中には、液体状の花の蜜や樹液、植物の樹液を吸ったアブラムシなどが出す甘露がある。これら液体の餌を巣に持ち帰る時、国内にいるトゲオオハリアリやオオズアリでは、液体状の餌を飲んで胃にためて運び、巣内で吐き戻す行動と、液体を大顎(あご)で挟み、表面張力でまとまっている液体をつかんだようにして運ぶ行動をみせることが確認されている。 藤岡助教らは、「飲む」行動と「つかむ」行動をアリが甘さか粘りによって使い分けているのではないかと考え、沖縄にいるトゲオオハリアリを飼育し、糖度や粘度を変えた餌を与え

    液体の餌をあごで「つかむ」アリ、飲まずに巣に運ぶ鍵を解明
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    kamei_rio 2023/07/19
    "一方、糖度60%の砂糖水の場合、飲むだけのアリは35%に減り、60%のアリが飲んだ後に砂糖水をつかんだ。" 粘度で運び方を変えると
  • 地球を救う未来エネルギー『アンモニア』、その合成法に逆転の発想で100年ぶりのイノベーションを起こす(リケラボ)

    アンモニアは、人口が急増し始めた100年前の地球を糧危機から救いました。工業的な人工合成法が発明された結果、アンモニアを原料とする肥料が大量生産されるようになり、料の増産につながったのです。そのアンモニアが今、地球温暖化を防ぐ未来エネルギーとして注目されています。 名古屋大学工学研究科の永岡勝俊教授が取り組むのは、再生可能エネルギーであるアンモニアを、より安価にしかも高速で合成するための新たな触媒開発です。学界の通説に対して「それは、当だろうか」と常に疑問を持ち、新たな仮説の検証を通じて画期的な成果を出してきた永岡教授に、教科書を書き換える可能性のある研究についてうかがいました。 他の研究者がやっていない、つまりチャンスがある ――大学(東京工業大学)時代に所属していた研究室の先生が、アンモニアの大家だったと伺いました。 永岡:その秋鹿研究室に配属されたのが1995年でした。アンモニ

    地球を救う未来エネルギー『アンモニア』、その合成法に逆転の発想で100年ぶりのイノベーションを起こす(リケラボ)
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/18
    "それなのにだれもコバルトでの高温加工を試さなかったのはなぜでしょう。 永岡:やはりコバルトでは性能が高まらないと、教科書に書かれていたからではないでしょうか。教科書の影響力って、それほど強いのです。"
  • 中性子星合体から1秒間の変化を高精度シミュレーション

    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/18
    "計算によれば、合体の約0.01秒後から、潮汐力と衝撃加熱によって物質の放出が始まり、0.04秒後にピークに達する。" 物質の放出は約0.3秒後と