最初にお断りしておく。私は今回のジョージ・ウェア氏の来日を、ある種の「騒動」であると認識している。 ウェア氏については、いまさら多くを語る必要はないだろう。 1995年には、アフリカ人として初のバロンドール(欧州最優秀選手賞/現・世界最優秀選手賞)、さらにFIFA(国際サッカー連盟)年間最優秀選手賞も受賞。アフリカ年間最優秀選手には3度(89年、94年、95年)輝いている。クラブでは、モナコ、パリ・サンジェルマン、ACミランなどで活躍。特にミラン時代に見せた、超人的な身体能力から繰り出される豪快なゴールシーンは、サッカーファンなら今でも鮮明に覚えていることだろう。 そんなウェア氏は、2003年に現役引退すると、2年後の05年には祖国・リベリアの大統領選に打って出て、われわれサッカーファンを驚かせたものの、惜しくも落選。以後、しばらくその名を聞くことがなかったのだが、それがいきなりの来
デーゲームで行われたクラブW杯準々決勝第1戦、エトワール・サヘル対パチューカの試合は1点を争う接戦となった 【 (C)AGENCIA FUTPRESS 】 アフリカ王者エトワール・サヘルと北中米カリブ王者パチューカによる、FIFAクラブワールドカップ(W杯)準々決勝第1戦は、東京・国立競技場にて、日曜日の14時45分にキックオフを迎えることになっていた。師走のサッカー観戦は、やっぱり陽があるうちの開催がありがたい。今大会では、レギュレーションに幾つかの変更が施されているが、週末の試合を昼間に持ってきたことは素直に評価すべきであろう。 ここで閑話。前身のトヨタカップで、最後にデーゲームが行われたのは、1993年のサンパウロ対ACミラン以来。かれこれ14年も昔の話だ。それでも、この試合に出場していたサンパウロのカフーとミランのパオロ・マルディーニが、今大会でもミランの一員として名を連ねてい
【FCWC特集】アフリカ代表 エトワール・サヘル 遥かなるチュニジアでのサポーターの様子を写真レポート [ J's GOAL ] FCWCのチケットの詳細な情報はこちらから! ---------- FIFAクラブワールドカップ出場を控えるアフリカ代表のエトワール・サヘルのホームスタジアムにて、サヘルサポーターたちの熱き魂をキャッチ。日本ではほとんど知られていないチュニジアリーグの応援の様子などを写真でレポート! サポータークラブの横断幕が、スタジアムプレス席の正面にどどーんと飾られた。チームカラーの赤と白で非常にシンプル。星を中心に書かれたアラビア文字は、右から「Kyaliyet ahibaa Dima maaka」。「サポータークラブは常にお前についている!」といった意味になる。 試合当日、サポーターたちはスタジアムの周りでチケットを買う。日本人の我々に気付くとすかさず両
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試合後、民族楽器でセッションを行うトーゴのファン。スイス人たちからも拍手が起こった【 photo by 宇都宮徹壱 】 眠い目をこすりながら、昼前にドルトムントに到着。15時キックオフの試合がつらいのは、何も選手ばかりではない。もっとも、今日の天気は曇り空。予報では小雨も降るそうだ。駅前に出てみると、赤地に白い十字の国旗を身にまとったスイスサポーターが大勢でたむろしている。良かった、今日は「予定通りに」試合は行われるようだ。 「明日のトーゴ対スイスの試合がボイコットされるかもしれない」 そんな信じ難い情報を耳にしたのは、前日の日本対クロアチアの試合が終わった、プレスルームでのことだ。何でもトーゴ代表が、試合の前日練習に姿を現すことなく、まだ合宿地に留まっているという。後の報道によれば、翌日のスイス戦のボイコットを画策していたそうで、その原因は、ずっとくすぶり続けている選手のボーナス問題と
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