川瀬 慈(かわせ・いつし) 1977年岐阜県生まれ。映像人類学者。国立民族学博物館/総合研究大学院大学准教授。 エチオピアの楽師、吟遊詩人の人類学研究、民族誌映画制作に取り組む。同時に人類学、シネマ、アートの交差点から創造的な叙述と語りを探求する。代表的な映像作品に『ラリベロッチ』『僕らの時代は』『精霊の馬』『Room 11, Ethiopia Hotel』(イタリア・サルデーニャ国際民族誌映画祭にて「最も革新的な映画賞」受賞)。共編著に『アフリカン・ポップス!——文化人類学からみる魅惑の音楽世界』(明石書店)、『フィールド映像術』(古今書院)、近著『ストリートの精霊たち』(世界思想社)が第6回鉄犬ヘテロトピア文学賞を受賞。 この連載が本になりました! 『エチオピア高原の吟遊詩人 うたに生きる者たち』 ※全24回の連載をもとに、加筆・変更・再構成して書籍化。 ※Web連載は、現在は第10回