重機によるがれきやゴミの撤去作業が進む中、片づけに追われる住民ら(13日午前9時42分、岡山県倉敷市真備町で)=若杉和希撮影 記録的な被害をもたらした西日本豪雨は13日、広島、岡山両県などへの大雨特別警報の発表から1週間を迎えた。読売新聞のまとめでは同日午後1時現在、宮崎県で初めて1人の死亡が確認され、死者は13府県で193人、行方不明者は4県で70人となった。15府県で6034人が避難生活を送る一方、交通機関の復旧や学校の再開など、日常生活を取り戻す動きも少しずつ見え始めている。 広島、岡山、愛媛の3県では、9日時点で1000校以上が休校していたが、12日までに約8割が再開。13日は、土砂崩れなどの被害があった広島県熊野町などでも一部で授業が再開した。浸水被害で休校が続いている愛媛県の宇和島市立吉田中では13日午前、生徒が自主的に集まり、泥に覆われた校内を掃除した。 鉄道は11事業者の2