「ぼくの好きな〜」がヒットする前後、オレたちは初めて全国ツアーみたいなものを経験したよ。楽しかった。~忌野清志郎 1971年に「月光仮面」をヒットさせたモップスが、井上陽水とRCサクセションを前座に連れて全国をコンサートで回ったのは、その年の秋から翌年にかけてのことだった。 一緒にまわった忌野清志郎がその時の経験について、以下の発言を残しているのだが、自分たちのことを「ホリプロ三羽ガラス」と自称していたことには驚かされる。 テレビのオーディション番組『スター誕生!』出身の森昌子がデビューしたのは1972年の7月で、その翌年になって石川さゆり、山口百恵からなる「ホリプロ3人娘」が出揃うのは、”全国ツアーみたいなもの”が終わってから1年以上も後のことなのだ。 モップス…、そう、あの鈴木ヒロミツが在籍していたバンド。それと今、アレンジャーやってる星勝もいた。モップスは「月光仮面」がヒットしてさ、
音楽偉人伝 第9回 [バックナンバー] 忌野清志郎(RC時代前編) ヒットもつかの間、暗黒期へ 2019年5月2日 19:00 1175 55 × 1175 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 194 482 499 シェア 日本の音楽史に爪痕を残すアーティストの功績をたどる本連載。5人目に取り上げるのは忌野清志郎だ。ロック界のカリスマ、巨星、レジェンド、頂点……彼を形容する言葉はさまざまなものがあるが、いかにしてそう言われるまでになったのか。山あり谷ありの彼の生き様を、まずはRCサクセション(RC)時代からお届けしよう。書き手は、80年代にRCの衣装係やマネージャー、ファンクラブ会報誌の編集などを務め、彼らのごく身近で過ごしてきた片岡たまき。 RC時代の前編となる今回は、東京の西のほうに住んでいた1人の中学生が幼なじみたちとR
三宅伸治のデビュー30周年を記念して、2枚組・30曲入りのトリビュートアルバム『ソングライター』が12月20日にリリースされる。ザ・クロマニヨンズ、斉藤和義、グループ魂の暴動こと宮藤官九郎、Mr.Childrenの桜井和寿、竹原ピストル、ゆず、大竹しのぶ&ナタデココ、果ては仲井戸“CHABO”麗市や友部正人や木村充揮や有山じゅんじ、金子マリといったレジェンドまで、30曲すべて違うボーカリストで構成された、メンツといいボリュームといいクオリティといい、前代未聞なアルバムになっている。 MOJO CLUBでデビュー以降、THE TIMERSやLittle Screaming Revueや、NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNSで忌野清志郎の片腕であり続け、他もさまざまなアーティストのサポートや曲提供やプロデュース等を手がけてきた三宅伸治は、なぜそのように、長きに
木村拓哉のLINE CMが公開 カバーされた忌野清志郎の曲『君が僕を知ってる』には、こんなドラマがあった
♪Fushigi / The RC SUCCESSION Performed by... 忌野清志郎 / Kiyoshiro Imawano(Vocal,Guitar) 仲井戸麗市 / Reichi Nakaido(Guitar,Chorus) 小林和生 / Kazuo Kobayashi(Bass,Chorus) 新井田耕造 / Kozo Niida(Drums) Gee2wo / Gonta No.2(Keyboards,Chorus) 梅津和時 / Kazutoki Umezu(Saxophone) from "BLUE DAY HORNS" 片山広明 / Hiroaki Katayama(Saxophone) from "BLUE DAY HORNS" 菊池隆 / Takashi Kikuchi(Percussion) from "DANGER" Recorde
稀代のロッカー、忌野清志郎が亡くなったのは2009年5月2日だった。その清志郎が、芥川賞作家に激賞され、直木賞作家に嫉妬されるトンデモない名著を残していることを知っているだろうか。 タイトルを「瀕死の双六問屋」という。 1998年から2001年にかけて「TV Bros.」の小さなコーナーで連載していたものをまとめた一冊で、曰く、ゴーストライターも立てず「俺が唯一というくらいまじめに自分で書いたもの」。 その文章を一言であらわすのは難しい。各話ごとエッセイっぽい回もあるし、小説っぽく物語を展開する回もある。 角田光代さん「その特異な手腕には、ちょっと嫉妬を覚えるほどだ」「双六問屋に行ったことがあるか?そこはみごとな世界だった」。 ”名著”の第一話はこんな書き出しから始まる。 双六問屋がなにかはよくわからないけど、そこは履歴書も学歴も職歴も関係ない世界であることが明かされる。とりあえず、理想郷
<忌野清志郎は好きなんだけど> 忌野清志郎は好きなんだけど、 どうも、彼が考えている「ロック」 についての理屈はわからない。 今回は、ぼくとちがう意見の人も 多いかもしれないけれど、 ぼくは、ぼくの考えを書きたいと思う。 「君が代」をパンク風にアレンジした曲が、 レコード会社の都合で発売を見合わせたというニュースを 新聞で知ったときも、なんだか、 またつまらないことを言いそうだなぁと、 ちょっと心配だった。 あんのじょう、ステージで、キヨシローくんが 「ロックがわからないレコード会社」のことを 声高に批判しているという追加ニュースがあった。 「国歌」を崩したアレンジでがなりたてて歌う という表現は、 セックスピストルズが 『ゴッド セイブ ザ クイーン』でやったこともあるし、 もっと昔にジミ・ヘンドリクスが、ウッドストックで 『星条旗よ永遠なれ』をギターでがちゃがちゃにして 演奏したことも
2009年に他界した不世出のロックシンガー、忌野清志郎さん(享年58)が88年に結成した覆面バンド「ザ・タイマーズ」の結成企画書が、都内の自宅から見つかった。清志郎さん直筆ノートには「すべての歌は同じさ」と書かれてあり、同時期に起きたRCサクセション「COVERS」発売中止問題への怒りが背景にあったことを示す貴重な資料。23日にはタイマーズの秘蔵映像などを収録したアルバムが発売される。 没後7年。いまなお原発や安保などの問題が起こるたびに、その生きざまと叫び続けたメッセージがクローズアップされる清志郎さん。その活動の中でも最も反逆的だったタイマーズの結成企画書が初めて見つかった。 自宅から遺族が発見したもので、故人のノートには「(秘)企画書」と題し「ロックとブルースと演歌とジャリタレポップスを融合した新しい日本の音楽」と定義。「“すべての歌は同じさ”これがタイマーズ!!」と書かれてあり
毎日テレビから聴こえてくるあの声。 忌野清志郎によく似た人物、ZERRY率いる覆面バンド・THE TIMERSの蔵出し音源と秘蔵映像を含む作品がCD2枚組+DVD『THE TIMERS スペシャル・エディション』として発売される。 2011年からセブンイレブンのCMに使われている「デイ・ドリーム・ビリーバー」(モンキーズのカバー)でもおなじみのTHE TIMERS。 数々のゲリラ・ライヴ等、その自由奔放な活動で物議を醸しつつ、いまだに影響力を誇る彼ら。デビューアルバム『THE TIMERS』のリマスター盤はもとより、その魅力を余すところなく伝えてくれるであろう蔵出し音源と秘蔵映像によるCDとDVDは家宝にしたいレベル。聴いたことがない人は、ぜひこの機会に時代が生み出した本物のエクストリーム・バンド、THE TIMERSに触れてみてほしい。(岡本) ・詳細 http://www.kiyosh
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く