習近平とネパール首相K.P.シャルマ・オリが握手 Prakash Mathema/Pool via REUTERS 日本では習近平が言った「粉身碎骨」を誤訳し、おまけに「香港デモを念頭に」と習近平の心を読み取る読心術まがいの歪曲報道までがあるが、原文の文脈を読んだのだろうか?習近平の「粉身碎骨」発言を検証する。(追記をご覧いただきたい) 習近平が「粉身碎骨」を使った文脈 習近平国家主席は10月13日、訪問先のネパールの首都カトマンズでオリ首相と会談した。その時のほぼ全文が中国共産党新聞に掲載されているので、それを詳細に見てみよう。 タイトルは「習近平、ネパールのオリ総理と会談」 習近平は以下のような文脈で「粉身碎骨」という常套句を使っている。 ──中国はネパールが「一つの中国」政策を堅持し、中国の核心的利益において中国を徹底して支持してくれていることを高く評価している。中国の如何なる地区に
数年前から機械翻訳を通した中国語を撮りためている。多くはショップやモールが英中韓の話者に対応しようとして、「無いよりはマシだろう」くらいの親切心から、英中韓表記を付記しているのだろう。 意味の取れない文章は邪魔でしかない。今のところ機械翻訳が元で外国人が定員と揉めたり、殴り合いになった話は聞かない。目にした外国人が大人の対応をしてくれているのだろう。 外国語をやらない人はエキサイトやグーグルなど、ネット上の翻訳に結構な信頼を寄せている人がいて驚く。英文のメールをそのまま放り込み、意味を取っていく人を目撃したことがある。完璧な翻訳をするわけではなく大意がつかめればいいのだろうが、個人で責任を取れる範囲ならともかく仕事で使用するのは危険だ。 2ヶ月ほど前、堺筋線恵美須町駅の構内でこんな表記を目にしたあたりから、大阪メトロが外国語翻訳に予算を全く割いていないことはわかっていた。 ホーム内の地図に
政府が2018年4月13日に決定したサイトブロッキングの容認を軸とする著作権侵害サイトへの緊急対策案について、一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が官邸に報告した海賊版サイトの利用者数や被害額の推計には、明らかにおかしい数字や根拠不明の数字がある。 政府の知的財産戦略本部会合・犯罪対策閣僚会議で示された「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」(案)は、サイトブロッキングを正当化する根拠として「月間で数千万人~1億人を超える訪問者が存在し、そのほとんどが日本からのアクセスとなっているような特に悪質な海賊版サイトであれば、被害額は、総額数百億円~数千億円に上ると推計され」ることを挙げた。その数字の出所が、以下のCODAによる推計である。 出所:知的財産戦略本部会合・犯罪対策閣僚会議「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」(案)(https://www.kant
「中東の火薬庫」と呼ばれるイスラエルのヨルダン川西岸地域周辺で、キナ臭い「事件」が起こっています。テロ事件などには関係のないパレスチナ人の工事関係者がブルドーザーが写り込んだ写真とともに「おはよう」と朝のあいさつをFacebookにつぶやいたところ、あろうことかFacebookの翻訳システムがそのコメントを「やっちまえ」とヘブライ語に翻訳してしまったことで、イスラエルの警察が男性を逮捕するという騒動が起こりました。 Israel arrests Palestinian because Facebook translated 'good morning' to 'attack them' - Israel News - Haaretz.com https://www.haaretz.com/israel-news/1.818437 騒動の発端となったのが、あるパレスチナ男性がFacebook
産経新聞は2月11日、ニュースサイトに「【反「アパホテル」デモ】「無料旅行」とネットで募集も参加者100人弱 予定その10倍だった 第2弾はあるのか?」との見出しで記事を掲載した。しかし、デモを呼びかけた中国語の掲示板に書かれていたのは「免費 和平游行」(日本語に訳すと「無料 平和的デモ」)で、「無料旅行」ではなかった(旅行は中国語で「旅游」)。産経は掲載から2日後に見出しから「旅行」の2文字を削除したほか、本文も書き換えたが、訂正を明記しなかった。 産経をはじめ多くの大手メディアは、サイトに公開した記事に訂正に値する誤りがあっても、明示しないまま上書きで書き換えるか削除してしまうケースが後をたたない(本件と同様の例として=オスプレイ事故率 「民間航空機より低い」 産経サイト、一部記述を削除 オスプレイ事故率 「民間航空機より低い」 産経サイト、一部記述を削除。この問題に関する提言として=
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く