老後にどのくらいのお金があれば楽しく過ごせるの? 日興アセットは投資信託の設計や運用を行う会社。販売会社ではないので、どの商品を買うべきかといったハウツーではなく、人生を楽しく過ごすために必要なお金との付き合い方や、そもそも投資信託というものがどういうものなのかという解説が中心となった。講師役と務めた同社の今福啓之さん(投信営業本部 副本部長)が自身の投資実績を踏まえつつ、資産運用の心構えや「いろは」を紹介した。 はじめに「『お金のチカラ』計算機」を使って、老後を迎えたときにどれくらいの蓄えがあればいいのかをシミュレーション。「お金のチカラ」計算機は、iPadアプリとしても提供している(参照リンク)。 セミナーのある参加者は、「60歳の時点で5000万円の蓄えがあって、月々15万円ずつ取り崩していきたい」という。この場合、27.8年でお金が尽きる計算だ。シニアライフが60歳からスタートする