ビジネスシーンでは意外にも、ちょっとした動作や一言が「一流」の印象を相手に与えることがある。あくまでもガツガツせず品よく、相手への気遣いがにじむふるまいができること。そんな素養も、格上のビジネスパーソンには重要だ。だがそれらには、「育ち」や「生まれもった品格」がすべてなのだろうか? 実は、「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題の書籍がある。マナー講師、諏内えみさんの最新刊『「育ちがいい人」だけが知っていること』だ。「ダイヤモンド・オンライン」からの転載で、同書の一部を抜粋して紹介する。 注文は誰から? 飲食店での注文は、食べたいものが決まった人からだと思っていませんか? 上司や、先輩など、目上の方がご一緒のときは、その方が注文されるのを待ってからご自身の注文をします。「どうぞお先に」とさりげなく促しましょう。 食べる速度は、相手に合わせる もちろん時間がない、急いでいるなどの場