2012年6月7-8日、インドネシアのジャカルタで開催されたStartup Asia Jakarta(TechInAsia主催)。最終回は、ECの2回目として、順調なローカライズを遂げている楽天インドネシアについて取り上げる。 楽天は、インドネシア版楽天市場「Rakuten Belanja Online」(ラクテン ブランジャ オンライン)を2011年の6月に本リリースした。リリースから1年、ジャカルタ進出から2年。その間の取り組みをPT. Rakuten-MNC(以下、サイト名と合わせて「楽天インドネシア」と表記)の稲葉陵太CEOと、金泰成氏に伺った。 1年でトラフィック8倍、トランザクション20倍の成長 楽天インドネシアは日本の楽天同様、BtoBtoCのECである。同形態の競合が多くて2万点に留まると言われている中、現在は20万点以上の商品数を誇る。この1年の統計上の数字を明らかにして