韓国のスタートアップが賑わいを見せており、同国はアジアにおける重要なスタートアップのハブになりつつある。ドットコム・バブル崩壊後、思い切って自社事業を始めた者はほとんどいなかった。しかしながら、いくつかのインターネットポータルとオンラインゲーム会社は低迷を乗り越えいわゆる「ユニコーン(評価額10億ドル以上のスタートアップ)」となり、企業は10億米ドルの価格で評価されてサクセスストーリーの流れを率いてきた。そして、新たな世代のスタートアップが2010年頃に出現し、Rocket Punchの業界マップによると、現在韓国には1000以上のスタートアップが存在している。 韓国政府からの莫大なサポートもスタートアップシーンを活気づけた。朴政権の経営主要戦略「クリエイティブ・エコノミー」は、SamsungやLG、Hyundaiといった確立された企業より主にスタートアップが原動力となる経済を形成する狙い