グローバル市場での拡大を狙うメルカリだが、欧州市場からは撤退を決めた。写真は2018年6月19日の上場時。 REUTERS/Kim Kyung-Hoon フリマアプリのメルカリは12月18日、イギリス市場から撤退することを発表した。 イギリス市場は、日本、アメリカに続く第三の市場として拡大を模索してきたが、「詳細の判断基準については開示していないが、期待する水準の事業確立に至らなかった」と、メルカリは撤退の理由を説明した。 Business Insider Japanの取材に対し、「アメリカでの事業拡大および、(金融事業の)メルペイ事業に今後はリソースを注力していくという経営判断をした」と述べた。 ただし「今後もタイミングをみて、引き続き欧州市場への進出を検討していきたい」と、将来的な再進出の可能性については含みを残した。 2015年、2016年と続けてイギリス・ロンドンで設立したフリマア