モノを買う代わりに、定額で商品やサービスを利用するサブスクリプション型のサービスが広がっている。前刀禎明氏は「モノを持たなくても事足りる時代に、モノを持つこと、持たないことの意味を考えてみよう。そこから売るヒントも見えてくる」と言う。 シェア型、サブスクリプション(サブスク)型のサービスの市場がずいぶん広がってきました。特にサブスク型は、ゲームや音楽、飲食など、対象分野を広げながら、サービスを増やしています。最近では、ネクタイや洋服、腕時計、バッグといったファッション分野まで隆盛のようです。月額料金を払ってハイブランドのネクタイや腕時計を借りたり、コーディネートサービス付きで洋服を上下セットで借りたりできます。 モノを持たずに、こうしたサービスを利用することの価値は、なんといっても経済効率性でしょう。今の若者の一番の悩みはずばり「お金」だとも聞きます(カルチュア・コンビニエンス・クラブが2