コロナ禍によりテレワークが急速に普及し始めた首都圏に対し、地方でのテレワークの普及はまだ遠いようだ。 引き続き対面営業をメインとしている地方の実情、そして、首都圏の特殊性について、事業開発アイディエーションファーム、フィラメントCEOの角勝氏に解説いただいた。 コロナ第3波に向けて、今こそテレワーク未導入の企業や地方の企業がとるべき備えとは? コロナ禍でのテレワーク事情について、首都圏と地方のギャップをどのように見ていますか?そもそも東京は2020年にオリンピックが開催される予定だったため、交通渋滞緩和などを見越して、数年前から国をあげてテレワークを推奨してきました。そのため、コロナ禍に際してもすでにテレワークの準備が進んでいた企業が多かったわけです。 その一方で、地方ではまったくと言っていい程、テレワーク導入の動きがこれまで進んでいなかったのが実情だと思います。 パーソル総合研究所が4月