※前回の内容(第3回中編)はこちらです。 3)「取得する株式は、投資家のみでなく社内に対しても、それが創業メンバーであったとしても、心を鬼にして、明確に条件または比率を分けるべきである。」 これも非常に難しい。特に20代の若者の場合、「友情」を元に2、3人で起業する時などに、同条件で対等に出資し合って会社を設立するということが起こりやすい。後述するセコムのようにうまくいくこともあるが、失敗のケースが多いように思う。どのように失敗するかと言えば、容易に想像できることだが、1名か2名が仲たがいによって離脱してしまうのである。そのときに、株式の買戻しに莫大な資金が必要になることもある。 従って、誰が起業家でありオーナーであるのかを、最初から明確にすべきである。ベンチャーにとってチームは大切だが、1人で起業できないのなら、準備と覚悟がまだ足りないのだと思った方が良いかもしれない。当社の投資先でも、
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