福岡県飯塚市は九州工業大学情報工学部、近畿大学産業理工学部という2つの理工学系大学キャンパスを擁す学園都市です。 今でこそ割合は減りましたが、2006年の市町村大合併前は人口20人に対して1人の割合で理工学系の学生や研究者いたという、まさに「エンジニアの卵の街」なのです。 しかし、多くの学生は4年以上の期間を、企業の現場で活躍するエンジニアや、専攻外の研究者とほとんど接点を持つことなく、飯塚を巣立っていきます。クラウドコンピューティングやスマートフォンが台頭し、わずかな資金で、いつでも技術者として世界を相手にできる時代となっているにも関わらずです。 そんな状況を打破するべく、学生、研究者・教育者、企業人がその垣根を超え、純粋に技術を楽しみながら勉強できる場として2011年12月に産声をあげたe-ZUKATechNight (イイヅカ・テック・ナイト)。まだまだ未熟なコミュニティではあります